意味を関係から読む――ソシュールとレヴィ=ストロース — Epoché
解説 音の像と、概念を結ぶ ソシュールは、共有される言語の体系と、個々の発話を分けた。記号は、音の像と概念の結び付きとして考える。例えば「木」という語の音の像と、木の概念の組である。 木の概念と、目の前の木そのものは別。この例は教材上の説明。 出典1 他の記号との違いから考える その音でその概念を表す結び付きは、自然に一つへ決まるわけではない。語の意味や価値は、同じ体系の他の語との差や関係から考えられる。 恣意的とは、一人が好き勝手に語を変えて通じることではない。共有される慣行が必要となる。 出典1 神話も、要素の関係から読む レヴィ=ストロースは、神話の複数の版に現れる出来事を分類し、関係を分析した。血縁を重んじる出来事と、損なう出来事などの対立を整理する。単に筋を順番に追うだけとは違う。 どの分類を採るかは検討が必要。その表を唯一の正解や全文化の法則にしない。ここでは研究者の講義に基づく概説で、神話原典の精読ではない。 出典2 単独のものより、関係へ注目する 対象 関係から見ること 語 同じ体系の他の語との違い 神話の出来事 複数の版の要素・対立の関係 言語と神話は同一の対象ではない。二つの分析の焦点を比べる教材上の表。 参考文献 [1] Paul H. Fry「ENGL300 Lecture 8」。 出典 [2] Paul H. Fry「ENGL300 Lecture 9」。 出典