4.5 基本動詞 ① — 心と頭の動詞 四十語 — Epoché
この 課 か でできるようになること 心 こころ と 頭 あたま の 動詞 どうし を 四十 よんじゅう おぼえる。 日本 にっぽん 語 ご の 思う おもう が、ギリシア 語 ご では 六 むい つに 割れる われる ことを 知る しる 。 あとに 節 ふし を 従える したがえる 動詞 どうし を、 組み立て くみたて ごと 覚える おぼえる 。 前提 ぜんてい : 4.4( 食べ物 たべもの と 飲み物 のみもの )。 第 だい 2 期 き の 語 ご 編 へん の 最初 さいしょ の 課 か です。 型 がた 編 へん の 3.13 と 3.14 を 先 さき に 済ま すま せてください。 なぜ、ここで 動詞 どうし なのか 語 ご 編 へん 1 課 か で、 語 ご 表 ひょう が 辞書 じしょ と 違う ちがう ところを 四 よん つ 書き かき ました。その 一 ひと つ 目 め は「 辞書 じしょ は 何 なん を 先 さき に 覚える おぼえる かを 決め きめ てくれない」でした。 この 課 か は、その 決め きめ 方 かた を 変え かえ た 課 か です。 第 だい 1 期 き を 終え おえ た 学習 がくしゅう 者 しゃ が、 次 つぎ にどの 語 ご で 詰まる つまる のか。 本 ほん 課程 かてい はそれを 実測 じっそく しました。 会話 かいわ の 池 いけ と 新聞 しんぶん の 散文 さんぶん の 両方 りょうほう で 語形 ごけい の 順位 じゅんい を 取り とり 、その 和 わ で 並べ ならべ たのです。 結果 けっか は 予想 よそう と 違い ちがい ました。 上位 じょうい に 並ん ならん だのは、 分野 ぶんや の 名詞 めいし ではなく 動詞 どうし と 副詞 ふくし だったのです。しなければならない、できる、する、ある、 言っ いっ た、 要る いる 、 思わ おもわ れる—— 一 いち 位 い から 順 じゅん にこの 顔ぶれ かおぶれ で、 衣服 いふく や 町 まち の 名詞 めいし はずっと 下 した でした。 そこで 本 ほん 課程 かてい は、 語 ご 編 へん の 順路 じゅんろ を 分野 ぶんや 順 じゅん から 頻度 ひんど 順 じゅん へ 組み替え くみかえ ました 。 旧い ふるい 案 あん では 基本 きほん 動詞 どうし が 語 ご 編 へん の 十 じゅう 四 よん 番 ばん 目 め 、 副詞 ふくし と 機能 きのう 語 ご が 十 じゅう 六 ろく 番 ばん 目 め ——つまり 最後 さいご に 置か おか れていました。 読める よめる ようになるのがいちばん 遅い おそい 並べ ならべ 方 かた です。 いま、それを 先頭 せんとう に 持っ もっ てきました。 この 課 か の 四十 よんじゅう 語 ご は、そのうち 心 こころ と 頭 あたま を 表す あらわす 動詞 どうし です。 思う おもう 、 信じる しんじる 、 考える かんがえる 、 望む のぞむ 、 感じる かんじる 。 会話 かいわ でも 文章 ぶんしょう でも、 書き手 かきて や 話し手 はなして の 態度 たいど を 示す しめす のはこの 一群 いちぐん です。 見取り みとり 図 ず — 四十 よんじゅう 語 ご を、 覚え おぼえ 方 かた で 四 よん つに 分ける わける 表 ひょう は 四 よん 行 ぎょう です。 左 ひだり が 群 ぐん 、 真ん中 まんなか が 語 ご の 数 かず 、 右 みぎ がその 群 ぐん にどう 向き合う むきあう かです。 群 ぐん 語 ご の 数 かず どう 向き合う むきあう か 思う おもう が 六 むい つに 割れる われる 語 ご 四十 よんじゅう のうち 六 ろく 語 ご 意味 いみ ではなく、 確か たしか さの 度合い どあい で 覚える おぼえる 形 かたち が 中動態 ちゅうどうたい になる 語 ご 四十 よんじゅう のうち 六 ろく 語 ご なぜ 中動態 ちゅうどうたい なのかを 理解 りかい すれば 形 かたち は 付い つい てくる あとに 節 ふし が 来る くる 語 ご 四十 よんじゅう のうち 八 はち 語 ご 語 ご だけでなく、そのあとの 組み立て くみたて ごと 覚える おぼえる 一 いち 対 たい 一 いち で 覚える おぼえる 語 ご 四十 よんじゅう のうち 二十 にじゅう 語 ご ここだけが 本当 ほんとう の 暗記 あんき 暗記 あんき の 量 りょう は 四十 よんじゅう から 二十 にじゅう に 減り へり ます。 六 ろく 語 ご は 確か たしか さの 目盛り めもり 、 六 ろく 語 ご は 形 かたち の 理屈 りくつ 、 八 はち 語 ご は 組み立て くみたて 。 残る のこる 二十 にじゅう 語 ご だけが、ふつうの 意味 いみ での 暗記 あんき です。 語 ご 表 ひょう — 日本 にっぽん 語 ご の 思う おもう と 考える かんがえる が、 六 むい つに 割れる われる 表 ひょう は 六 ろく 行 ぎょう です。ここが 辞書 じしょ を 引い ひい ても 身 み に 付か つか ない ところです。 六 むい つとも 辞書 じしょ には「 思う おもう 」「 考える かんがえる 」と 出 で ますが、ギリシア 語 ご の 側 がわ では 確か たしか さの 度合い どあい と、 頭 あたま を 働か はたらか せているかどうか で 使い分け つかいわけ ます。 右 みぎ の 欄 らん に、その 線 せん を 引き ひき ました。 語 ご ( 冠詞 かんし ・ 品詞 ひんし ) 意味 いみ 注 ちゅう νομίζω el 動詞 どうし ・ 第 だい 一 いち 活用 かつよう 思う おもう 、〜だと 思う おもう 。アオリスト νόμισα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ たぶんそうだ、という 当て あて 。いちばんよく 使う つかう が、 確信 かくしん は 薄い うすい Νομίζω πως πεινάς. おなかがすいているのでしょう。 Αυτή νόμιζε ότι εγώ είμαι γιατρός. [1] 彼女 かのじょ は 私 わたくし を 医者 いしゃ だと 思っ おもっ ていた。 πιστεύω el 動詞 どうし ・ 第 だい 一 いち 活用 かつよう 信じる しんじる 、〜だと 思う おもう 。アオリスト πίστεψα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 確信 かくしん がある。 信じる しんじる の 意味 いみ もあるので、 宗教 しゅうきょう の 話 はなし にも 使う つかう Πιστεύω ότι κάνεις λάθος. あなたは 間違っ まちがっ ていると 思い おもい ます。 Πιστεύω πως ήταν άδικο. あれは 不 ふ 公平 こうへい だったと 思い おもい ます。 σκέφτομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 考える かんがえる 。アオリスト σκέφτηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 頭 あたま を 働か はたらか せている 最中 さいちゅう 。 結論 けつろん を 言う いう のではない Σκέφτομαι να πουλήσω το αυτοκίνητό μου. [2] 車 くるま を 売ろう うろう かと 考え かんがえ ています。 Από καιρό σε καιρό τη σκέφτομαι ακόμα. [3] ときどき、いまでも 彼女 かのじょ のことを 思い出す おもいだす 。 θεωρώ el 動詞 どうし ・ 第 だい 二 に 活用 かつよう みなす、〜だと 考える かんがえる 。アオリスト θεώρησα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 改まっ あらたまっ た 語 ご 。セオリー と 同じ おなじ 語根 ごこん で、 書き言葉 かきことば に 多い おおい Θεωρώ ότι είναι πάρα πολύ μεγάλος. [4] 彼 かれ は 大き おおき すぎると 思い おもい ます。 Θεωρώ το βιβλίο πολύ ενδιαφέρον. [5] その 本 ほん はとても 面白い おもしろい と 思い おもい ます。 υποθέτω el 動詞 どうし ・ 第 だい 一 いち 活用 かつよう 推測 すいそく する、〜だろう。アオリスト υπέθεσα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 1.3 の υπο - + 置く おく 。 下 した に 置く おく 、が 字義 じぎ 。ハイポテーゼ の 元 もと Υποθέτω πως δε θέλετε να φύγω. [6] 私 わたくし に 帰っ かえっ てほしくないのでしょう。 Υποθέτω ότι δε θέλεις να φύγω. [7] 私 わたくし に 帰っ かえっ てほしくないのでしょう。 φαντάζομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 想像 そうぞう する、〜だと 思う おもう 。アオリスト φαντάστηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ ファンタジー の 元 もと 。 目 め に 浮かべる うかべる 、という 含み ふくみ がある Το έπιασες το υπονοούμενο φαντάζομαι. [8] 言い いい たいことは 伝わっ つたわっ たと 思い おもい ます。 Το πιάσατε το υπονοούμενο φαντάζομαι. [9] 言い いい たいことは 伝わっ つたわっ たと 思い おもい ます。 語 ご 表 ひょう — 心 こころ の 動詞 どうし は、 形 かたち が 中動態 ちゅうどうたい になる 表 ひょう は 六 ろく 行 ぎょう です。2.10 で「 心 こころ の 中 なか で 起きる おきる ことは 中動態 ちゅうどうたい が 多い おおい 」と 言い いい ました。 この 六 ろく 語 ご がその 実例 じつれい です。 辞書 じしょ は 語尾 ごび のマイを 見せ みせ ますが、なぜマイなのかは 書き かき ません。 自分 じぶん がするというより、 心 こころ の 中 なか で 起きる おきる ——その 感覚 かんかく を 持つ もつ と、 形 かたち が 理屈 りくつ で 覚え おぼえ られます。 語 ご ( 冠詞 かんし ・ 品詞 ひんし ) 意味 いみ 注 ちゅう αναρωτιέμαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 〜かなと 思う おもう 、 自問 じもん する。アオリスト αναρωτήθηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 自分 じぶん に 問う とう 、が 字義 じぎ 。だから 中動態 ちゅうどうたい になる Αναρωτιέμαι αν ο Τομ παίζει τένις. [10] トムはテニスをするのだろうか。 Αναρωτιέμαι εάν κάτι ενδιαφέρον θα συμβεί. [11] 何 なん か 面白い おもしろい ことが 起きる おきる だろうか。 εύχομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 願う ねがう 、 祈る いのる 。アオリスト ευχήθηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ あいさつにも 使う つかう 。よい 一日 ついたち を、と 言う いう ときの 動詞 どうし Εύχομαι μόνο να τον είχα σταματήσει. [12] 彼 かれ を 止め とめ ておけばよかったと 思う おもう ばかりです。 Σας εύχομαι για το θέρος καλή ξεκούραση. [13] よい 夏 なつ の 休み やすみ をお 過ごし すごし ください。 εμπιστεύομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 信頼 しんらい する。アオリスト εμπιστεύτηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 中 なか へ + 信じる しんじる 。 信じる しんじる を 人 ひと に 向け むけ た 形 かたち Ο Τομ είναι κάποιος που εμπιστεύομαι. [14] トムは 私 わたくし が 信頼 しんらい している 人 ひと です。 Δεν εμπιστεύομαι αυτές τις έρευνες. [15] 私 わたくし はこうした 調査 ちょうさ を 信用 しんよう していません。 ενδιαφέρομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 興味 きょうみ がある。アオリスト ενδιαφέρθηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 日本 にっぽん 語 ご は 形容 けいよう 詞 し で 言う ゆう が、ギリシア 語 ご は 動詞 どうし 。 興味 きょうみ の 対象 たいしょう は 前置 ぜんち 詞 し で 置く おく Δεν ενδιαφέρομαι για τα πολιτικά. [16] 私 わたくし は 政治 せいじ には 関心 かんしん がありません。 Είμαι απασχολημένος και εκτός αυτού δεν ενδιαφέρομαι. [17] 忙しい いそがしい し、それに 興味 きょうみ もありません。 υπόσχομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 約束 やくそく する。アオリスト υποσχέθηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 1.3 の υπο - + 持つ もつ 。 下 した に 引き受ける ひきうける 、が 字義 じぎ Υπόσχομαι πως δε θα το ξανακάνω. [18] もう 二 に 度 ど としないと 約束 やくそく します。 ετοιμάζομαι el 動詞 どうし ・ 中動態 ちゅうどうたい 支度 したく する。アオリスト ετοιμάστηκα 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 自分 じぶん に 返る かえる 動き うごき 。 能動 の