6.3 Notre quartier(私たちの界隈) — Epoché
この 篇 へん でできるようになること il y a + 名詞 めいし で、 場所 ばしょ にあるものを 列挙 れっきょ する 文章 ぶんしょう を 読める よめる 。 Le pain est très bon. ・ Les croissants sont magnifiques. のように、 主語 しゅご が 単数 たんすう か 複数 ふくすう かで est ・ sont と 形容 けいよう 詞 し の 形 かたち が 変わる かわる のを 追える おえる 。 Les gens marchent. ・ Les enfants jouent. ・ Les chats dorment. の 三 さん 人称 にんしょう 複数 ふくすう ( -ent は 読ま よま ない)を、 文章 ぶんしょう の 中 なか で 聞き取れる ききとれる 。 前提 ぜんてい : 6.2( Ma famille ) この 文章 ぶんしょう について 三 さん 篇 へん 目 め は 場所 ばしょ の 描写 びょうしゃ です。この 篇 へん で 初めて はじめて 、 課 か で 習っ ならっ ていない 語 ご を 三 みっ つ 使い つかい ました。 quartier ( 界隈 かいわい )、 boulangerie (パン 屋 や )、 boulanger (パン 職人 しょくにん )。「 界隈 かいわい 」を 描く えがく のに、この 三 みっ つは 避け さけ られません。 作品 さくひん 辞書 じしょ に 入れ いれ てあるので、 原文 げんぶん の 上 うえ で 押せ おせ ば 意味 いみ が 出 で ます。それ 以外 いがい は 既習 きしゅう 語 ご だけです。 内容 ないよう は、ユイの 住む すむ 界隈 かいわい の 案内 あんない です。 古く ふるく て 小さな ちいさな 界隈 かいわい に、 大通り おおどおり と 小さな ちいさな 通り とおり 、 花 はな のある 広場 ひろば と 朝市 あさいち 。 通り とおり にはパン 屋 や (マルタンさん、 夜 よる に 働い はたらい て 朝 あさ は 眠い ねむい )、 隣 となり にカフェ( 若い わかい 店主 てんしゅ 、 英語 えいご も 話す はなす 、コーヒーは 二 に ユーロ)、 小さな ちいさな 図書 としょ 館 かん ( 何 なん でも 知っ しっ ている 女性 じょせい )、 学校 がっこう ・ 映画 えいが 館 かん ・ 美術 びじゅつ 館 かん 。 駅 えき は 無い ない が 地下 ちか 鉄 てつ はある。 土曜 どよう には 界隈 かいわい が 眠り ねむり 、 人 ひと は 歩き あるき 、 子供 こども は 遊び あそび 、 老人 ろうじん は 話し はなし 、 猫 ねこ は 庭 にわ で 眠る ねむる 。 型 かた の 芯 しん は il y a (4.4)です。「〜がある」を 七 しち 回 かい 、「〜が 無い ない 」を 一 いち 回 かい 。 日本語 にほんご の「ある・いる」を 区別 くべつ しない il y a が、 場所 ばしょ の 描写 びょうしゃ ではどれだけ 便利 べんり かを 見 み てください。 文法 ぶんぽう メモ この 文章 ぶんしょう の 型 かた は 型 かた 編 へん 4.1〜4.6 と 活 かつ 編 へん の 範囲 はんい です。 場所 ばしょ の 描写 びょうしゃ に 使う つかう 型 かた が 集まっ あつまっ ています。 il y a 「〜がある」 ( 型 かた 編 へん 4 課 か )— 人 ひと でも 物 もの でも、 単数 たんすう でも 複数 ふくすう でも il y a 。 否定 ひてい は il n'y a pas de 。この 文章 ぶんしょう の 骨組み ほねぐみ です。 本文 ほんぶん では Il y a une grande rue et beaucoup de petites rues がその 形 かたち です。 il n'y a pas de ( 型 かた 編 へん 3 課 か )— 否定 ひてい で 不定冠詞 ふていかんし が de に。 une gare が de gare 。 本文 ほんぶん では Il n'y a pas de gare dans le quartier がその 形 かたち です。 形容 けいよう 詞 し の 一致 いっち ( 先取り さきどり ) ( 型 かた 編 へん 1 課 か )— Le pain est très bon. ( 男性 だんせい 単数 たんすう )と Les croissants sont magnifiques. ( 男性 だんせい 複数 ふくすう )、 une grande rue ( 女性 じょせい 単数 たんすう )と de petites rues ( 女性 じょせい 複数 ふくすう )。4.7 で 表 ひょう にします。 本文 ほんぶん では Les croissants sont magnifiques がその 形 かたち です。 三 さん 人称 にんしょう 複数 ふくすう ( 活 かつ 編 へん 2 課 か )— marchent ・ jouent ・ parlent ( -er 動詞 どうし )と dorment ( dormir 、3.4)。 -ent は 読み よみ ません。 本文 ほんぶん では Les gens marchent dans les rues がその 形 かたち です。 coûter 「 値段 ねだん が〜する」 ( 型 かた 編 へん 6 課 か )— Le café coûte deux euros. 。4.6 の Combien ça coûte ? の 答え こたえ の 形 かたち 。 本文 ほんぶん では Le café coûte deux euros がその 形 かたち です。 c'est の 否定 ひてい ( 型 かた 編 へん 3 課 か )— Ce n'est pas cher. ( 高く たかく ない)。 値段 ねだん の 判断 はんだん は c'est + 形容 けいよう 詞 し 。 本文 ほんぶん では Ce n'est pas cher がその 形 かたち です。 対訳 たいやく 私 わたくし はパリの 小さな ちいさな 界隈 かいわい に 住ん すん でいます。 界隈 かいわい は 古い ふるい けれど、とてもきれいです。 大通り おおどおり が 一 いち 本 ぽん と、 小さな ちいさな 通り とおり がたくさんあります。 花 はな のある 広場 ひろば もあります。 朝 あさ 、 広場 ひろば には 市場 しじょう が 出 で ます。 私 わたくし の 通り とおり にはパン 屋 や があります。パンはとてもおいしい。クロワッサンは 素晴らしい すばらしい 。パン 職人 しょくにん はマルタンさんといいます。 年配 ねんぱい で 親切 しんせつ です。 夜 よる に 働き はたらき ます。 朝 あさ は 疲れ つかれ ていますが、いつも「おはよう」と 言い いい ます。 パン 屋 や の 近く ちかく にカフェがあります。カフェの 名前 なまえ は「 小さな ちいさな パリ」。カフェの 店主 てんしゅ は 若い わかい 。 速く はやく 話し はなし ます。 英語 えいご も 話し はなし ます。 学生 がくせい がたくさんカフェに 行き いき ます。コーヒーは 二 に ユーロ。 高く たかく ありません。 小さな ちいさな 図書 としょ 館 かん があります。 私 わたくし は 図書 としょ 館 かん が 大好き だいすき です。 本 ほん 、 新聞 しんぶん 、 地図 ちず があります。 図書 としょ 館 かん の 女性 じょせい は 全部 ぜんぶ の 本 ほん を 知っ しっ ています。 一 いち 日 にち 中 ちゅう 読ん よん でいます。 何 なん でも 知っ しっ ています。 学校 がっこう 、 映画 えいが 館 かん 、 美術 びじゅつ 館 かん もあります。 美術 びじゅつ 館 かん は 小さい ちいさい けれど、とても 美しい うつくしい 。 界隈 かいわい に 駅 えき はありません。 地下 ちか 鉄 てつ はあります。 地下 ちか 鉄 てつ の 駅 えき は「 花 はな の 庭 にわ 」といいます。 土曜 どよう 日 ひ 、 界隈 かいわい は 眠り ねむり ます。 店 みせ は 閉まっ しまっ ています。 人々 ひとびと は 通り とおり を 歩き あるき ます。 子供 こども たちは 広場 ひろば で 遊び あそび ます。 老人 ろうじん たちは 広場 ひろば で 話し はなし ます。 猫 ねこ たちは 庭 にわ で 眠り ねむり ます。 私 わたくし は 自分 じぶん の 界隈 かいわい が 好き すき です。 読み よみ どころ この 文章 ぶんしょう の 読み よみ どころは、 il y a だけで 場所 ばしょ が 描ける えがける ことです。 日本語 にほんご なら「ある・いる・ 出る でる ・ 立つ たつ 」と 述語 じゅつご を 選ぶ えらぶ ところを、フランス 語 ご は il y a 一 ひと つで 済ま すま せます。 Il y a un marché sur la place. ( 広場 ひろば に 市場 しじょう が 出る でる )、 Il y a le métro. ( 地下 ちか 鉄 てつ はある)。 単数 たんすう でも 複数 ふくすう でも 形 かたち が 変わら かわら ないので、 名詞 めいし を 並べる ならべる だけで 文章 ぶんしょう になります。 形容 けいよう 詞 し の 変化 へんか を、この 文章 ぶんしょう で 初めて はじめて まとめて 見る みる ことになります。 un petit quartier ・ une petite librairie ・ de petites rues —— 同じ おなじ 「 小さい ちいさい 」が petit ・ petite ・ petites 。 Le pain est très bon. ・ Sa cuisine est très bonne. ( 前 まえ の 篇 へん )—— bon ・ bonne 。 名詞 めいし の 性 せい と 数 かず が、 形容 けいよう 詞 し にも 写る うつる 。4.7 で 規則 きそく にする 前 まえ に、ここで「 変わる かわる ものだ」という 感覚 かんかく を 持っ もっ てください。 三 さん 人称 にんしょう 複数 ふくすう の -ent を 耳 みみ で 確かめ たしかめ てください。 最後 さいご の 段落 だんらく 、 Les gens marchent. Les enfants jouent. Les vieux parlent. Les chats dorment. —— 四 よん つの 動詞 どうし が 全部 ぜんぶ -ent で 終わり おわり 、どれも 読み よみ ません。「マルシュ」「ジュ」「パルル」「ドルム」。 目 め で 見る みる と 長い ながい 語尾 ごび が、 耳 みみ では 消え きえ ている。3.2 で 言っ いっ た「 書く かく ときだけ 語尾 ごび を 選ぶ えらぶ 」が、この 段落 だんらく でいちばんよく 分かり わかり ます。 人 ひと を 描く えがく 一 いち 文 ぶん も 見 み てください。 Le matin, il est fatigué, mais il dit toujours bonjour. ( 朝 あさ は 疲れ つかれ ているが、いつもおはようと 言う ゆう )。 既習 きしゅう 語 ご だけで、パン 職人 しょくにん の 人柄 ひとがら が 伝わり つたわり ます。 統制 とうせい 作文 さくぶん は 語 ご を 制限 せいげん しますが、 言える いえる ことまで 制限 せいげん するわけではない——それをこの 一 いち 文 ぶん で 確かめ たしかめ てください。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 読み取る よみとる 原文 げんぶん を 読ん よん で、 次 つぎ に 答え こたえ てください。 パン 職人 しょくにん の 名前 なまえ は 何 なん ですか。いつ 働き はたらき ますか。 カフェの 店主 てんしゅ はどんな 人 ひと ですか。 二 ふた つ 答え こたえ てください。 この 界隈 かいわい に 無い ない ものは 何 なん ですか。 土曜 どよう 日 ひ 、 猫 ねこ たちはどこで 眠り ねむり ますか。 練習 れんしゅう 2 — 音読 おんどく 原文 げんぶん の 文書 ぶんしょ を 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。 il y a は「イリヤ」と 一息 ひといき で、 七 なな 回 かい 。 il n'y a pas de は「イルニヤパドゥ」。 最後 さいご の 段落 だんらく の 四 よん つの -ent ( marchent ・ jouent ・ parlent ・ dorment )は 読ま よま ないこと。 読み よみ 終え おえ たら、 原文 げんぶん の 読み上げ よみあげ と 比べ くらべ てください。 この 篇 へん のまとめ 場所 ばしょ の 描写 びょうしゃ は il y a 一 ひと つで 足りる たりる 。 単複 たんぷく で 形 かたち が 変わら かわら ない。 否定 ひてい は il n'y a pas de 。 形容 けいよう 詞 し は 名詞 めいし の 性 せい と 数 かず で 変わる かわる ( petit ・ petite ・ petites 、 bon ・ bonne )。4.7 で 表 ひょう にする。 三 さん 人称 にんしょう 複数 ふくすう の -ent は 読ま よま ない。 目 め で 長く ながく 、 耳 みみ で 消える きえる 。 値段 ねだん は coûter 、 判断 はんだん は c'est + 形容 けいよう 詞 し ( Ce n'est pas c