0.10 激音化・濃音化・ㅎ の弱化 — 三系列が音節をまたぐ — Epoché
この 課 か でできるようになること ㅎ と 平音 へいおん が 合わさる あわさる 激音化 げきおんか を 読め よめ 、 元 もと の 字母 じぼ で 書き かき 戻せる もどせる 。 止める とめる 終声 しゅうせい の 後ろ うしろ で 起きる おきる 濃音化 のうおんか を 読める よめる 。 母音 ぼいん の 前 まえ で 消える きえる 終声 しゅうせい ㅎ と、 弱く よわく なる 初声 しょせい ㅎ を 区別 くべつ できる。 前提 ぜんてい : 0.9 まで。 三系列 さんけいれつ を、 字 じ の 境目 さかいめ でも 見る みる 字音 じおん 編 へん 4 課 か で、 平音 へいおん ・ 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん を 比べ くらべ ました。この 違い ちがい は、 一 ひと つの 字 じ の 頭 あたま だけでなく、 前後 ぜんご の 字 じ がつながるときにも 現れ あらわれ ます。 축하 ( 祝賀 しゅくが )は[ 추카 ]、 학교 ( 学校 がっこう )は[ 학꾜 ]と 聞こえ きこえ ます。 綴り つづり にない ㅋ や ㄲ の 音 おと が、 隣 となり の 音 おと との 組み合わせ くみあわせ で 現れる あらわれる のです。 この 課 か では、まず ㅎ があるか、 次 つぎ に 前 まえ の 終声 しゅうせい が 息 いき を 止める とめる 音 おと かを 見 み ます。 読み よみ を 示す しめす []は 説明 せつめい 用 よう です。 普段 ふだん 書く かく ときは、 音 おと に 合わせ あわせ て 字母 じぼ を 替え かえ ず、 元 もと の 語 ご の 形 かたち を 保ち たもち ます。 激音化 げきおんか — 平音 へいおん に 息 いき が 加わる くわわる 規則 きそく 1: ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ ・ ㅈ と ㅎ が 接する せっする と、 対応 たいおう する 激音 げきおん ㅋ ・ ㅌ ・ ㅍ ・ ㅊ になる。 これが 激音化 げきおんか です。 ㅎ の 息 いき が 隣 となり の 子音 しいん と 一 ひと つになる、と 考える かんがえる と 覚え おぼえ やすくなります。 ㅎ が 前 まえ か 後ろ うしろ かも 確かめ たしかめ ましょう。 書く かく 形 かたち 意味 いみ 接する せっする 字母 じぼ 聞こえる きこえる 形 かたち 축하 祝賀 しゅくが ・お 祝い いわい ㄱ + ㅎ [ 추카 ] 국화 菊 きく ㄱ + ㅎ [ 구콰 ] 입학 入学 にゅうがく ㅂ + ㅎ [ 이팍 ] 좋다 よい ㅎ + ㄷ [ 조타 ] 좋고 よくて ㅎ + ㄱ [ 조코 ] 좋지 いいよね( 確認 かくにん する 言い いい 方 かた ) ㅎ + ㅈ [ 조치 ] 좋고 ・ 좋지 は、よいという 語 ご の 終わり おわり を 変え かえ た 形 かたち です。ここでは 形 かたち を 与え あたえ られたまま 読み よみ 、 作り つくり 方 かた は 後 あと で 学び まなび ます。 二重終声 にじゅうしゅうせい の ㄶ ・ ㅀ にある ㅎ も 同じ おなじ 働き はたらき をします。 많다 ( 多い おおい )は[ 만타 ]、 싫다 ( 嫌 いや だ)は[ 실타 ]です。 左 ひだり の ㄴ ・ ㄹ は 残り のこり ます。 ただし、 ㅎ の 後ろ うしろ が ㅅ なら、 激音 げきおん ではなく 濃音 のうおん ㅆ になります。 좋습니다 (よいです)は[ 조씀니다 ]。 否定 ひてい の 言い いい 方 かた に 使う つかう 않습니다 も[ 안씀니다 ]です。どちらも、 後半 こうはん の ㅂ + ㄴ には 前 まえ の 課 か の 鼻音化 びおんか が 働き はたらき ます。 今 いま は 否定 ひてい 文 ぶん を 作ら つくら ず、この 音 おと の 組 くみ を 確かめ たしかめ ましょう。 축하 を「チュク・ハ」と 区切る くぎる と、 一 ひと つになった 激音 げきおん が 出 で ません。 ㄱ と ㅎ を 合わせ あわせ 、 息 いき を 出す だす ㅋ で 読み よみ ます。 逆 ぎゃく に[ 추카 ]と 聞こえ きこえ ても、お 祝い いわい の 語 ご は 축하 と 書き かき ます。 聞こえ きこえ た 激音 げきおん を、いつも 激音 げきおん の 字母 じぼ で 書く かく わけではありません。 濃音化 のうおんか — 止め とめ た 後 あと の 平音 へいおん が 詰まる つまる 規則 きそく 2: 代表 だいひょう 音 おん ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ で 止まる とまる 終声 しゅうせい の 後ろ うしろ の ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ ・ ㅅ ・ ㅈ は、 濃音 のうおん になる。 これが 濃音化 のうおんか です。 前 まえ で 止め とめ た 後 あと 、 次 つぎ を 息 いき 少なめ すくなめ の 締まっ しまっ た 音 おと で 始め はじめ ます。 書く かく 形 かたち 意味 いみ 聞こえる きこえる 形 かたち 학교 学校 がっこう [ 학꾜 ] 잡지 雑誌 ざっし [ 잡찌 ] 식당 食堂 しょくどう [ 식땅 ] 독서 読書 どくしょ [ 독써 ] 꽃병 花瓶 かびん [ 꼳뼝 ] 먹다 ・ 있다 食べる たべる ・ある/いる [ 먹따 ]・[ 읻따 ] 日本 にっぽん 語 ご の「がっこう」のように、「っ」で 止め とめ てから 次 つぎ を 出す だす 感覚 かんかく が 足場 あしば になります。ただし、 韓国 かんこく 語 ご の 母音 ぼいん の 長 なが さや 息 いき まで 日本 にっぽん 語 ご と 同じ おなじ とは 限り かぎり ません。▶ の 手本 てほん で 締まり しまり 方 かた を 確かめ たしかめ てください。 濃音 のうおん を 出そう だそう として、 激音 げきおん のように 息 いき を 強く つよく 吹か ふか ないことが 大切 たいせつ です。 먹다 ・ 있다 の 다 も、この 規則 きそく で 濃音 のうおん になります。 辞書 じしょ に 出る でる 形 かたち でも 発音 はつおん は 変わり かわり ますが、 綴り つづり は 먹다 ・ 있다 のままです。 꽃병 は、 ㅊ を 代表 だいひょう 音 おん ㄷ で 捉え とらえ てから、 後ろ うしろ の ㅂ を ㅃ にします。 終声 しゅうせい の ㅎ が 消える きえる とき 規則 きそく 3: ここに 示す しめす 語幹 ごかん 末 まつ の ㅎ は、 母音 ぼいん 始まり はじまり の 語尾 ごび の 前 まえ で 消える きえる 。 좋아요 (いいです)は[ 조아요 ]です。 ㅎ を 初声 しょせい へ 移し うつし て「ハ」と 読む よむ のではありません。 語尾 ごび とは、 語 ご の 終わり おわり に 付い つい て 働き はたらき を 示す しめす 部分 ぶぶん です。 二重終声 にじゅうしゅうせい ㄶ ・ ㅀ では、 ㅎ が 消え きえ 、 残っ のこっ た ㄴ ・ ㄹ が 母音 ぼいん へ 連音 れんおん します。 많아요 ( 多い おおい です)は[ 마나요 ]、 싫어요 ( 嫌 いや です)は[ 시러요 ]、 괜찮아요 ( 大丈夫 だいじょうぶ です)は[ 괜차나요 ]です。 母音 ぼいん や 残っ のこっ た 子音 しいん まで 消さ けさ ずにつなぎましょう。 좋아요 を「チョハヨ」と 読む よむ のは、 ㅎ を 普通 ふつう の 連音 れんおん と 同じ おなじ ように 移し うつし てしまった 形 かたち です。ここは ㅎ が 消え きえ て、 좋 の 母音 ぼいん と 後ろ うしろ の 아 が 続き つづき ます。「チョ」と「ア」の 間 あいだ に、 余分 よぶん な ハ行 はぎょう を 足さ たさ ないでください。 初声 しょせい の ㅎ は 弱く よわく 聞こえる きこえる ことがある 전화 ( 電話 でんわ )・ 결혼 ( 結婚 けっこん )の ㅎ は、 最初 さいしょ から 後ろ うしろ の 四角 しかく の 初声 しょせい です。 母音 ぼいん ・ 鼻音 びおん ・ ㄹ など 声 こえ の 通る とおる 音 おと の 後 あと では、 息 いき が 弱く よわく なり、はっきり 聞こえ きこえ ないことがあります。 終声 しゅうせい ㅎ の 脱落 だつらく とは 分け わけ て 考え かんがえ ましょう。 標準 ひょうじゅん の 発音 はつおん では、この ㅎ を 出し だし ます([ 전화 ]・[ 결혼 ])。 速い はやい 会話 かいわ では 弱まる よわまる ことが 多い おおい ので、 聞く きく ときには、 息 いき が 弱く よわく ても 同じ おなじ 語 ご だと 気付く きづく ことが 大切 たいせつ です。▶ で 전화 ・ 결혼 の 語 ご 全体 ぜんたい を 聞き きき 、 ㅎ を 軽く かるく 出し だし てまねてみましょう。 전화 결혼 語表 ごひょう 語 ご 意味 いみ 축하 お 祝い いわい ・ 祝賀 しゅくが 국화 菊 きく 입학 入学 にゅうがく 좋다 よい 잡지 雑誌 ざっし 식당 食堂 しょくどう 독서 読書 どくしょ 꽃병 花瓶 かびん 전화 電話 でんわ 결혼 結婚 けっこん 괜찮다 大丈夫 だいじょうぶ だ 걱정 心配 しんぱい 백화점 デパート 옷장 たんす 걱정 は[ 걱쩡 ]と 濃音化 のうおんか し、 괜찮다 は[ 괜찬타 ]と 激音化 げきおんか します。 練習 れんしゅう 놓다 ( 置く おく )・ 국밥 ( 汁 しる ごはん)・ 싫어요 ・ 백화점 (デパート)・ 옷장 (たんす)を、 激音化 げきおんか ・ 濃音化 のうおんか ・ 終声 しゅうせい ㅎ の 脱落 だつらく に 分け わけ てください。 読み よみ と 意味 いみ に 合う あう ように 空欄 くうらん を 補い おぎない 、 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。①[ 차카다 ]「 優しい やさしい 」: 차 ( 終声 しゅうせい ) 하다 ②[ 너타 ]「 入れる いれる 」: 너 ( 終声 しゅうせい ) 다 ③[ 노아요 ]「 置き おき ます」: 놓 ( ) 요 。 놓고 ( 置い おい て)・ 입구 ( 入り口 いりぐち )・ 쌓아요 ( 積み つみ ます)・ 놓습니다 ( 置き おき ます)・ 잡화 ( 雑貨 ざっか )を、 読ん よん だ 音 おと の 形 かたち [ ]に 書き換え かきかえ てください。 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 元 もと の 綴り つづり で 書い かい てください。 順 じゅん に「 雑誌 ざっし ・お 祝い いわい ・ 読書 どくしょ ・ 大丈夫 だいじょうぶ です・ 学校 がっこう 」です。 잡지 축하 독서 괜찮아요 학교 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 書い かい てください。 意味 いみ は 順 じゅん に「 電話 でんわ ・ 結婚 けっこん ・いいです」です。 ㅎ が 弱い よわい 場合 ばあい も、 語 ご の 綴り つづり を 保ち たもち ます。 전화 결혼 좋아요 【 復習 ふくしゅう 0.9】 먹다 ( 食べる たべる )の 다 を 는 に 替え かえ た 먹는 ( 食べる たべる 、という 修飾 しゅうしょく の 形 かたち )を 読み よみ ます。 먹다 と 먹는 の 音 おと を[]で 書き かき 、 変化 へんか の 違い ちがい を 短く みじかく 添え そえ てください。 形 かたち は 与え あたえ られたものを 使い つかい ます。 【 復習 ふくしゅう 0.6】 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 書い かい てください。 唇 くちびる を 閉じ とじ て 止める とめる 終わり おわり 方 かた と、 鼻 はな へ 通す とおす 終わり おわり 方 かた を 分け わけ ます。 밥 밤 축하합니다 (おめでとうございます)が[ 추카함니다 ]になる 理由 りゆう を、 激音化 げきおんか と 鼻音化 びおんか の 二 ふた つに 分け わけ て 説明 せつめい してください。 ▶ の 手本 てほん を 聞き きき 、すぐ 同じ おなじ ように 言っ いっ てください。 激音 げきおん では 息 いき 、 濃音 のうおん では 締まり しまり 、 母音 ぼいん 前 まえ の 終声 しゅうせい ㅎ では 脱落 だつらく を 意識 いしき します。 確かめる たしかめる 点 てん :① 축하 ・ 입학 を「チュク・ハ」のように 区切ら くぎら ず、 強い つよい 息 いき の[ 추카 ]・[ 이팍 ]で 言え いえ た ② 학교 ・ 잡지 の 二 ふた つ 目 め が 息 いき を 抑え おさえ た 締まっ しまっ た 音 おと で、 좋아요 に「ハ」が 入っ はいっ ていない。 축하 좋다 입학 학교 잡지 식당 좋아요 많아요 싫어요 この 課 か のまとめ ㅎ と 隣 となり の 子音 しいん が 合わさる あわさる と 激音 げきおん になる 組 くみ がある。 ㅎ + ㅅ は ㅆ 。 止める とめる 終声 しゅうせい の 後ろ うしろ の 平音 へいおん は 濃音化 のうおんか する。 綴り つづり を 濃音 のうおん に 替え かえ ない。 母音 ぼいん 前 まえ の 語幹 ごかん 末 まつ ㅎ の 脱落 だつらく と、 初声 しょせい ㅎ の 弱まり よわまり は 区別 くべつ する。 次 つぎ の 課 か へ 次 つぎ の 0.11 では 口蓋音化 こうがいおんか と ㄴ の 添加 てんか を 学び まなび ます。どちらも、 隣 となり の 字母 じぼ だけでなく、 語 ご の 中 なか の 区切り くぎり を 確かめる たしかめる 変化 へんか です。 答え こたえ 놓다 [ 노타 ]・ 백화점 [ 배콰점 ]は 激音化 げきおんか 、 국밥