4.15 調べ、成し遂げ、組む語 — 順位 711〜765 の 55 語 — Epoché
この課でできるようになること 順位 711〜765 の 55 語を、意味の束ごとに読んで言える。 department がデパート(= department store の切り詰め)ではなく「部門・省庁」であることを、実文で確かめられる。 カタカナが意味を 1 つしか持ってこなかった語—— board ・ race ・ mark ・ direct ・ drug ——を、来ていないほうの意味で使える。 前提 : 4.14 まで。 55 語のうち 35 語にカタカナの相棒がいます。ホテル・クラブ・ムービー・シーズンのように、そのまま持ってきてよい語も多い帯です。 ただしこの帯には、日本語がカタカナを作るときに起きた二つのことがまとまって現れます。ひとつは 切り詰め です。デパートは department store を縮めた形で、 department だけでは店になりません。英語の department は組織の 部門 、国なら 省庁 で、実文に出てくるのは消防署( fire department )です。 2.4 橋編 で見た切り詰めの働きが、そのまま語彙の帯にも効いています。 もうひとつは 意味の絞り込み です。カタカナは英語の語が持つ意味のうち一つだけを連れてくることがあります。ドラッグは麻薬に寄っていますが、英語の drug は薬全般。ボードは板ですが、 board には委員会・乗り込む・下宿させるがあります。レースは競走ですが、 race には人種があり、動詞では心臓が速く打つことを言います。マークは印ですが、 Mark my words! は「よく覚えておけ」。ダイレクトは形容詞ですが、 as directed は「指示どおりに」。カタカナを知っていること自体は資産で、足りないのは 残りの意味 だけです。 この帯の見取り図 束は 14。前半は 頭の働きと仕事の運び ——起きたことに気づき、論じ、分析し、成し遂げるか失うか。後半は 場と暮らし ——組織、学校と教会、建物の中、季節と休み。 occur ・ recognize ・ prove ・ clearly は、起きたことをどう扱うかの一組です。起こり( occur )、それと見分け( recognize )、確かめ( prove )、はっきりと言う( clearly )。 achieve ・ gain ・ fail ・ lack は、手に入るか入らないかの 4 つです。 lack は「足りない」を 動詞 で言う語で、日本語からは出てきにくい形をとります( He lacks experience. )。 組織の語が 4 つ入りました。 board (委員会)・ director (役員)・ department (部門)・ club 。第 7 期の商編で会議や組織を扱うときの土台になります。 この課の帯 語の数 内訳 NGSL 順位 711〜765 55 語 カタカナで知っている語 35・意味のずれる語 0・新しい語 20 語表 起き、見分け、確かめる語 — 4 語 語(品詞・強勢の型) 意味 注 occur en 動詞 ○● カタカナとの差 — 連語 how did that occur How did that occur? [1] それはどのようにして起こったのか。 When did this occur? [2] いつ起こったの? recognize en 動詞 ●○○ カタカナとの差 — 連語 recognize his skill Everyone recognized his skill. [3] 誰もが彼の技術を認めた。 She recognized him immediately. [4] 彼女は彼が誰だかすぐに分かった。 prove en 動詞 ● カタカナとの差 — 連語 can you prove it Can you prove it? [5] それを証明できますか? It's a proven fact. [6] これは証明済みの事実だ。 clearly en 副詞 ●○ カタカナとの差 — 連語 he's clearly lying He's clearly lying. [7] 彼は明らかに嘘を吐いている。 Please write clearly. [8] はっきりと記入してください。 論じ、書き込む語 — 4 語 語(品詞・強勢の型) 意味 注 argue en 動詞 ●○ カタカナとの差 — 連語 argue politics We argued politics. [9] 我々は政治を論じた。 He argued as follows. [10] 彼は次のように論じた。 discussion en 名詞 ○●○ カタカナとの差 ディスカッション → ○●○ (6 拍を 3 音節に) 連語 end this discussion Let's end this discussion. [11] このディスカッションは終わりにしましょう。 We closed the discussion. [12] 私達は討議を終えた。 comment en 名詞・動詞 ●○ カタカナとの差 コメント → ●○ (4 拍を 2 音節に) 連語 leave a comment Leave a comment. [13] コメントする。 Read all the comments. [14] コメント全部読んでね。 review en 名詞・動詞 ○● カタカナとの差 — 連語 mixed reviews The movie received mixed reviews. [15] その映画には賛否両論が出た。 We need to review the case. [16] 私達はその事件を再調査する必要がある。 調べ方と狙い — 4 語 語(品詞・強勢の型) 意味 注 analysis en 名詞 ○●○○ カタカナとの差 アナリシス → ○●○○ (5 拍を 4 音節に) 連語 further analysis Further analysis is required. [17] さらなる分析が必要だ。 Every situation requires individual analysis. [18] あらゆる事態を個別に分析する必要がある。 method en 名詞 ●○ カタカナとの差 メソッド → ●○ (4 拍を 2 音節に) 連語 modern methods Modern methods improved industry. [19] 近代的方法で産業は向上した。 He tried many different methods. [20] 彼は種々の方法を試みた。 purpose en 名詞 ●○ カタカナとの差 パーパス → ●○ (4 拍を 2 音節に) 連語 achieve his purpose He achieved his purpose. [21] 彼は目的を達成した。 For what purpose? [22] 何のために? significant en 形容詞 ○●○○ カタカナとの差 — 連語 a significant decision He has made a significant decision. [23] 彼は重大な意義のある決定を下した。 I thought it might be significant. [24] 重要かもしれないと思ったんだ。 手に入れる語と、入らない語 — 4 語 lack は「足りない」を動詞で言う。日本語からは出にくい形。 語(品詞・強勢の型) 意味 注 achieve en 動詞 ○● カタカナとの差 — 連語 achieve his purpose He achieved his purpose. [21] 彼は目的を達成した。 She achieved her purpose. [25] 彼女は目的を達成した。 gain en 動詞・名詞 ● カタカナとの差 ゲイン → ● (3 拍を 1 音節に) 連語 gain weight He gained weight. [26] 彼、太ったね。 I'm gaining weight. [27] 体重が増えています。 fail en 動詞 ● カタカナとの差 フェイル → ● (3 拍を 1 音節に) 連語 I always fail I always fail. [28] いっつも失敗するんだ。 My plan failed. [29] 私の計画は失敗した。 lack en 動詞・名詞 ● カタカナとの差 — 連語 lack experience He lacks experience. [30] 彼は経験不足だね。 We lack nothing. [31] 私たちは何ひとつ不自由していない。 頼り、取り決める語 — 4 語 ダイレクト( direct )は形容詞だけでなく「指示する」という動詞。 語(品詞・強勢の型) 意味 注 depend en 動詞 ○● カタカナとの差 — 連語 depend on it Everything depends on it. [32] すべてはそれによるね。 Everything depends on money. [33] 全ては金次第だよ。 direct en 動詞・形容詞 ○● カタカナとの差 ダイレクト → ○● (5 拍を 2 音節に) 連語 as directed Use only as directed. [34] あくまで説明書に従ってお使いください。 That wasn't directed at you. [35] その発言は君に対するものではない。 contract en 名詞 ●○ カタカナとの差 コントラクト → ●○ (6 拍を 2 音節に) 連語 against the contract That's against the contract. [36] それでは契約と違う。 Did you sign the contract? [37] 契約はお済みですか? item en 名詞 ●○ カタカナとの差 アイテム → ●○ (4 拍を 2 音節に) 連語 the following items I need the following items. [38] 私には以下の品物が必要である。 Quickly buy all required items. [39] 必要な物品を急いで購入しなさい。 組織と、そこで立つ人 — 4 語 ボード( board )は板だけでなく委員会・乗り込む・下宿させる。デパート( department )は切り詰めで、英語では部門・省庁。 語(品詞・強勢の型) 意味 注 board en 名詞・動詞 ● カタカナとの差 ボード → ● (3 拍を 1 音節に) 連語 board students She boards students. [40] 彼女は学生を下宿させている。 I'm boarding this one. [41] これに乗ります。 director en 名詞 ○●○ カタカナとの差 ディレクター → ○●○ (5 拍を 3 音節に) 連語 I became a director I became a director. [42] 私は役員になった。 He is acting for the chief director. [43] 彼が理事長の代行をしている。 department en 名詞 ○●○ カタカナとの差 デパートメント → ○●○ (7 拍を 3 音節に) 連語 the fire department Please call the fire department. [44] 消防署に連絡してください。 What department are you in? [45] あなたはどの部門にいますか? club en 名詞 ● カタカナとの差 クラブ → ● (3 拍を 1 音節に) 連語 thirteen clubs We have thirteen clubs. [46] 私たちには13のクラブがある。 The club has thirty members. [47] このクラブには30人の会員がいます。 学びと祈りの場 — 4 語 語(品詞・強勢の型) 意味 注 college en 名詞 ●○ カタカナとの差 カレッジ → ●○ (4 拍を 2 音節に) 連語 college starts in April College starts in April. [48] 四月から大学が始まります。 I'm a college student. [49] 私は大学生です。 church en 名詞 ● カタカナとの差 — 連語 that's a church That's a church. [50] あれは教会です。 I went to church. [51] 教会に行きました。 doctor en 名詞 ●○ カタカナとの差 — 連語 are you doctors Are you doctors? [52] 皆さんはお医者さんなんですか? Call a doctor! [53] お医者さんを呼んで! player en 名詞 ●○ カタカナとの差 プレイヤー → ●○ (5 拍を 2 音節に) 連語 your favorite player Who's your favorite player? [54] 好きな選手は誰ですか。 Each player did his best. [55] それぞれの選手がベストをつくした。 作り、動かす語 — 4 語 マーク( mark )は印だけでなく「よく聞け」という動詞。 語(品詞・強勢の型) 意味 注 production en 名詞 ○●○ カタカナとの差 プロダクション → ○●○ (6 拍を 3 音節に) 連語 production is turning down Production is turning down. [56] 生産が落ち始めている。 We have cut back production by 20%. [57] わが社では生産を20%削減した。 mach