7.10 Το Αιγαίο και τα νησιά(エーゲ海と島々) — Epoché
この 篇 へん でできるようになること 説明 せつめい 文 ぶん の 中 なか の 対句 ついく を 見つけ みつけ られる。 ギリシアの 島々 しまじま がどうつながっているかを、 日本 にっぽん 語 ご で 説明 せつめい できる。 同じ おなじ 語 ご が 段落 だんらく をまたいで 繰り返さ くりかえさ れる 効果 こうか に 気づく きづく 。 前提 ぜんてい : 7.9(コーヒー) この 文章 ぶんしょう について 二 に 篇 へん 目 め です。 題材 だいざい はエーゲ 海 かい と 島々 しまじま 。4.7 で 海 うみ と 船 ふね の 語 ご を 覚え おぼえ 、 話 はなし 編 へん 第 だい 2 期 き 3 課 か でフェリーに 乗り のり ました。 今度 こんど はその 海 うみ そのものを 読み よみ ます。 この 篇 へん の 芯 しん は、 最初 さいしょ の 三 さん 行 ぎょう にあります。 ギリシアは 海 うみ のある 国 くに ではなく、 海 うみ でできた 国 くに だ ——そして、その 海 うみ は 国 くに を 分ける わける のではなく、 つなぎ止め つなぎとめ ている。 日本 にっぽん 語 ご 話者 わしゃ にとっては 馴染み なじみ やすい 見 み 方 かた のはずです。 日本 にっぽん も 同じ おなじ 形 かたち の 国 くに だからです。 本文 ほんぶん は 百 ひゃく 八十 はちじゅう 六 ろく 語 ご 、 宣言 せんげん した 新語 しんご は 十 じゅう 二 に です。 前 まえ の 篇 へん より 少し すこし 軽く かるく なっています。 そして 話 はなし 編 へん 第 だい 2 期 き 3 課 か で 学ん まなん だことが、ここで 裏側 うらがわ から 見え みえ ます。 冬 ふゆ には 船 ふね が 週 しゅう に 一 いち 度 ど しか 来 こ ない。 あそこでは 旅人 たびびと として 欠航 けっこう に 困り こまり ましたが、この 篇 へん では 住む すむ 人 ひと の 側 がわ から 書か かか れています。 文法 ぶんぽう メモ この 文章 ぶんしょう には、 対 たい になる 言い いい 方 かた が 繰り返し くりかえし 出 で ます。あるものは〜、 別 べつ のものは〜。 同じ おなじ だが 違う ちがう 。 与え あたえ て、そして 奪う うばう 。 説明 せつめい 文 ぶん でありながら、 文 ぶん の 形 かたち そのものが 内容 ないよう を 運ん はこん でいます。 否定 ひてい と 対比 たいひ ( 型 かた 編 へん 4 課 か )— 分ける わける のではない、 つなぎ止め つなぎとめ ている。 否定 ひてい してから 言い直す いいなおす 型 かた 。 本文 ほんぶん では Το Αιγαίο δεν χωρίζει την Ελλάδα がその 形 かたち です。 あるものは、 別 べつ のものは ( 型 かた 編 へん 27 課 か )— 大きい おおきい 島 しま もあれば、 小さい ちいさい 島 しま もある。 同じ おなじ 語 ご を 繰り返し くりかえし て 並べる ならべる 。 本文 ほんぶん では Άλλα είναι μεγάλα がその 形 かたち です。 続い つづい ていた 過去 かこ ( 型 かた 編 へん 11 課 か )— 船 ふね は 行き来 いきき していた、 運ん はこん でいた。 習慣 しゅうかん なので 続く つづく 過去 かこ になる。 本文 ほんぶん では Τα καράβια πήγαιναν από νησί σε νησί がその 形 かたち です。 持ち主 もちぬし を 強め つよめ た 形 かたち ( 形 かたち 編 へん 9 課 か )— その 島 しま 自身 じしん の 皿 さら 、その 島 しま 自身 じしん のことば。 持ち主 もちぬし に 自身 じしん の を 足し たし て 強める つよめる 。 本文 ほんぶん では κάθε νησί έχει το δικό του πιάτο がその 形 かたち です。 関係 かんけい 節 せつ ( 型 かた 編 へん 19 課 か )— そこに 住ん すん でいる 人 ひと たちは。 人 ひと を 後ろ うしろ から 説明 せつめい する。3.19 で 正面 しょうめん から 扱う あつかう 。 本文 ほんぶん では Οι άνθρωποι που μένουν εκεί がその 形 かたち です。 名詞 めいし 節 せつ ( 型 かた 編 へん 18 課 か )— 海 うみ は 与え あたえ 、そして 奪う うばう 、ということを 知っ しっ ている。 知る しる の 中身 なかみ を 節 ふし にする。 本文 ほんぶん では ξέρουν κάτι που οι τουρίστες δεν ξέρουν がその 形 かたち です。 対訳 たいやく ギリシアは 海 うみ のある 国 くに ではありません。 海 うみ でできた 国 くに です。エーゲ 海 かい はギリシアを 分け わけ ているのではなく、 つなぎ止め つなぎとめ ています。 エーゲ 海 かい にはたくさんの 島 しま があります。 大きく おおきく て、 町 まち も 空港 くうこう もある 島 しま 。とても 小さく ちいさく て、 村 むら が 一 ひと つと 教会 きょうかい が 一 ひと つだけの 島 しま 。わずかな 人 ひと しか 住ん すん でいない 島 しま 。そして、 誰 だれ も 住ん すん でいない 島 しま 。 昔 むかし は、 道 みち が 海 うみ でした。 自動 じどう 車 しゃ も 列車 れっしゃ もありませんでした。 船 ふね が 島 しま から 島 しま へ 渡り わたり 、 油 あぶら と 葡萄 ぶどう 酒 しゅ と 魚 さかな と 知らせ しらせ を 運び はこび ました。どの 港 みなと も、ほかの 港 みなと で 何 なん が 起き おき ているかを 知っ しっ ていました。 だから 島々 しまじま は、 似 に ていて、 似 に ていません。 食べ物 たべもの はよく 似 に ていますが、どの 島 しま にもその 島 しま だけの 一 いち 皿 さら があります。ことばは 同じ おなじ ですが、どの 島 しま にもその 島 しま だけの 語 ご があります。 家 いえ は 白い しろい のに、 扉 とびら の 色 いろ はそれぞれ 違い ちがい ます。 今 いま では 船 ふね は 大きく おおきく て 速い はやい 。 夏 なつ にはたくさんの 旅行 りょこう 者 しゃ が 来 き ます。けれども 冬 ふゆ には 島 しま は 空っぽ からっぽ で、 風 かぜ が 強い つよい 。そのころ 船 ふね は 週 しゅう に 一 いち 度 ど 来る くる か、まったく 来 き ません。 一 いち 年 ねん じゅうそこに 住ん すん でいる 人 ひと たちは、 旅行 りょこう 者 しゃ の 知ら しら ないことを 知っ しっ ています。 海 うみ は 与え あたえ 、そして 奪う うばう ということを。 読み よみ どころ この 文章 ぶんしょう の 読み よみ どころは、 第 だい 四 よん 段落 だんらく の 四 よん つの 対句 ついく です。 食べ物 たべもの は 似 に ているが 皿 さら が 違う ちがう 。ことばは 同じ おなじ だが 語 ご が 違う ちがう 。 家 いえ は 白い しろい が 扉 とびら の 色 いろ が 違う ちがう 。 同じ おなじ 形 かたち の 文 ぶん を 三 さん 度 ど 繰り返し くりかえし て、 最後 さいご だけ 少し すこし 崩し くずし ている のに 気づき きづき ましたか。 三 みっ つ 目 め だけ「なのに」でつないでいます。 第 だい 一 いち 段落 だんらく の 三 さん 行 ぎょう も、 同じ おなじ 手 て です。 否定 ひてい してから 言い直す いいなおす 。 海 うみ のある 国 くに ではない、 海 うみ でできた 国 くに だ。 分ける わける のではない、 つなぎ止め つなぎとめ ている。 二 に 度 ど 繰り返す くりかえす ことで、この 文章 ぶんしょう が 何 なん を 言い いい たいのかが 冒頭 ぼうとう で 決まり きまり ます。 第 だい 二 に 段落 だんらく を 見 み てください。 四 よん つの 文 ぶん が、だんだん 短く みじかく なっていきます。 大きい おおきい 島 しま 、 小さい ちいさい 島 しま 、わずかな 人 ひと 、 誰 だれ もいない。 文 ぶん が 短く みじかく なるにつれて 島 しま も 小さく ちいさく なる。 文 ぶん の 長 なが さが 内容 ないよう を 運ん はこん でいる のです。 そして 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん 。 海 うみ は 与え あたえ 、そして 奪う うばう 。 与える あたえる と 奪う うばう は 語 ご 編 へん 5 課 か と 形 かたち 編 へん 7 課 か で 覚え おぼえ た 語 ご で、どちらも 短い みじかい 。 長い ながい 文章 ぶんしょう の 最後 さいご を、いちばん 短い みじかい 二 に 語 ご で 閉じ とじ ています。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 読み取る よみとる 原文 げんぶん を 読ん よん で、 次 つぎ に 答え こたえ てください。 第 だい 一 いち 段落 だんらく で、 筆者 ひっしゃ は 何 なん を 否定 ひてい して、 何 なん と 言い直し いいなおし ていますか。 昔 むかし の 船 ふね は 何 なん を 運ん はこん でいましたか。 四 よん つ 挙げ あげ られています。 第 だい 四 よん 段落 だんらく の 三 みっ つの 対句 ついく は、それぞれ 何 なん が 同じ おなじ で 何 なん が 違う ちがう と 言っ いっ ていますか。 冬 ふゆ の 島 しま について、 何 なん が 書か かか れていますか。 練習 れんしゅう 2 — 音読 おんどく 原文 げんぶん の 文書 ぶんしょ を、 第 だい 一 いち 段落 だんらく から 最後 さいご まで 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。 第 だい 二 に 段落 だんらく の 四 よん つの 文 ぶん を、だんだん 速く はやく 短く みじかく 読む よむ こと 。 文 ぶん が 短く みじかく なるにつれて 島 しま も 小さく ちいさく なります。 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん は、 間 ま を 置い おい てから、 二 ふた つの 動詞 どうし をはっきり 分け わけ て 読ん よん でください。 この 篇 へん のまとめ 芯 しん は 最初 さいしょ の 三 さん 行 ぎょう 。 海 うみ のある 国 くに ではなく、 海 うみ でできた 国 くに 。 海 うみ は 分ける わける のではなく つなぎ止める つなぎとめる 。 昔 むかし は 道 みち が 海 うみ そのもの だった。 船 ふね が 油 あぶら と 葡萄 ぶどう 酒 しゅ と 魚 さかな と 知らせ しらせ を 運ん はこん だ。 だから 島々 しまじま は 似 に ていて、 似 に ていない 。 第 だい 四 よん 段落 だんらく の 三 みっ つの 対句 ついく がそれを 言う ゆう 。 第 だい 二 に 段落 だんらく は 文 ぶん が 短く みじかく なるにつれて 島 しま も 小さく ちいさく なる 。 文 ぶん の 長 なが さが 内容 ないよう を 運ん はこん でいる。 冬 ふゆ には 船 ふね が 週 しゅう に 一 いち 度 ど 。5.12 の 欠航 けっこう を、 住む すむ 人 ひと の 側 がわ から 見 み た 姿 すがた 。 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん は いちばん 短い みじかい 二 に 語 ご で 閉じる とじる 。 海 うみ は 与え あたえ 、そして 奪う うばう 。 次 つぎ の 篇 へん へ 7.11 は Η Αθήνα (アテネ)です。 海 うみ の 話 はなし から 町 まち の 話 はなし へ 移り うつり ます。 三千 さんぜん 年 ねん の 層 そう が 一 ひと つの 町 まち に 重なっ かさなっ ているという、ほかの 都市 とし にはあまり 無い ない 性質 せいしつ を 読み よみ ます。 答え こたえ 練習 れんしゅう 1 の 答え こたえ 1. 「 海 うみ のある 国 くに 」を 否定 ひてい して「 海 うみ でできた 国 くに 」と 言い直し いいなおし 、「 海 うみ が 分け わけ ている」を 否定 ひてい して「 つなぎ止め つなぎとめ ている」と 言い直し いいなおし ています。 2. 油 あぶら 、 葡萄 ぶどう 酒 しゅ 、 魚 さかな 、そして 知らせ しらせ です(「 λάδι, κρασί, ψάρια και νέα 」)。 最後 さいご の 一 ひと つだけが 物 もの ではありません。 3. 食べ物 たべもの は 似 に ているが 島 しま ごとの 皿 さら がある。ことばは 同じ おなじ だが 島 しま ごとの 語 ご がある。 家 いえ は 白い しろい が 扉 とびら の 色 いろ が 違う ちがう 。 4. 島 しま は 空っぽ からっぽ で、 風 かぜ が 強く つよく 、 船 ふね は 週 しゅう に 一 いち 度 ど 来る くる か、まったく 来 き ません。 参考 さんこう 文献 ぶんけん Epoché ギリシア 語 ご 入門 にゅうもん 『 Το Αιγαίο και τα νησιά 』。 本 ほん 課程 かてい の 書き下ろし かきおろし 。CC BY-SA 4.0。 読 よみ 編 へん の 第 だい 2 段 だん の 二 に 篇 へん 目 め 。 第 だい 2 期 き までの 既習 きしゅう 語 ご で 書き かき