2.5 الفصول في القاهرة(カイロの季節) — Epoché
この 篇 へん でできるようになること 季節 きせつ を 描い えがい た 文章 ぶんしょう を、 辞書 じしょ を 引か ひか ずに 読める よめる 。 季節 きせつ の 名前 なまえ 4 つと、 天気 てんき に 関わる かかわる 単語 たんご を 覚え おぼえ られる。 同じ おなじ 枠組み わくぐみ でも 中身 なかみ が 違う ちがう という 書き かき 方 かた を 読み取れる よみとれる 。 前提 ぜんてい : 2.4( 手紙 てがみ )。5.5 課 か の 色 いろ と、7.5 課 か の 時 とき の 言い方 いいかた を 使い つかい ます。 この 文章 ぶんしょう について カイロの 一 いち 年 ねん です。 日本 にほん の 四季 しき と 比べ くらべ ながら 書い かい てあります。 この 篇 へん の 見どころ みどころ は、 四季 しき という 枠 わく は 同じ おなじ でも、 中身 なかみ が 違う ちがう ということです。カイロにも 四つ よっつ の 季節 きせつ がありますが、 夏 なつ が 長く ながく 、 冬 ふゆ が 短く みじかく 、 雨 あめ がほとんど 降り ふり ません。 日本 にほん の 四季 しき を 思い浮かべ おもいうかべ たまま 読む よむ と、ずれが 見え みえ てきます。 とくに 春 はる です。 日本語 にほんご で 春 はる といえば 花 はな の 季節 きせつ ですが、エジプトの 春 はる は 風 かぜ と 砂 すな の 季節 きせつ です。 空 そら が 黄色く きいろく なり、 人 ひと は 窓 まど を 閉め しめ ます。この 風 かぜ には 名前 なまえ があり、 五十 ごじゅう を 意味 いみ する 単語 たんご から 作ら つくら れています。 五十 ごじゅう 日 にち ほど 吹く ふく と 言わ いわ れてきたからです。 この 篇 へん だけの 単語 たんご を 16 宣言 せんげん しました。これまでの 篇 へん よりずっと 多い おおい のですが、 全部 ぜんぶ この 一 ひと つの 話題 わだい に 属する ぞくする 単語 たんご です。 季節 きせつ を 単語 たんご るのに 季節 きせつ の 名前 なまえ を 借り かり ずに 済ま すま せることはできません。5.4 課 か で 食べ物 たべもの の 単語 たんご をまとめて 覚え おぼえ たのと 同じ おなじ で、 分野 ぶんや の 単語 たんご は 分野 ぶんや ごとにまとめて 入れる いれる のが 早道 はやみち です。 読み よみ 方 かた の 指示 しじ をひとつ。 読み よみ ながら、 日本 にほん の 同じ おなじ 季節 きせつ を 思い浮かべ おもいうかべ てください 。 夏 なつ 、 秋 あき 、 冬 ふゆ 、 春 はる 。 四つ よっつ とも 日本語 にほんご に 対応 たいおう する 単語 たんご があります。しかし 中身 なかみ は 同じ おなじ ではありません。エジプトの 夏 なつ は 日本 にほん より 長く ながく 、 冬 ふゆ は 雨 あめ がほとんど 降ら ふら ず、 春 はる は 花 はな ではなく 風 ふう の 季節 きせつ です。 単語 たんご が 対応 たいおう することと、 指し さし ているものが 同じ おなじ であることは 別 べつ です。これは 5.1 課 か で 手 て と 足 あし の 指す さす 範囲 はんい が 日本語 にほんご と 違う ちがう と 見 み たときと 同じ おなじ 問題 もんだい で、 語彙 ごい が 増える ふえる ほど 何 なん 度 ど もぶつかります。 訳 やく 語を 覚える おぼえる だけでは 足り たり ない、というのはこういうことです。 文法 ぶんぽう メモ この 文章 ぶんしょう の 型 かた は 全部 ぜんぶ 、4.1 課 か から 4.9 課 か までの 範囲 はんい です。 名詞文 めいしぶん で 状態 じょうたい を 言う いう ( 型 かた 編 へん 1 課 か )— 主語 しゅご と 形容詞 けいようし を 並べる ならべる だけで 文 ぶん になります。 天気 てんき の 描写 びょうしゃ はほとんどこの 形 かたち です。 本文 ほんぶん では الصَّيْفُ طَوِيلٌ がその 形 かたち です。 形容詞 けいようし の 一致 いっち ( 型 かた 編 へん 6 課 か )— 女性 じょせい 名詞 めいし のうしろでは 形容詞 けいようし も 女性形 じょせいけい になります。 空 そら も 太陽 たいよう も 女性 じょせい 名詞 めいし です。 本文 ほんぶん では الشَّمْسُ قَوِيَّةٌ がその 形 かたち です。 イダーファ ( 型 かた 編 へん 5 課 か )— 名詞 めいし を 二 ふた つ 並べ ならべ て「AのB」を 作り つくり ます。 本文 ほんぶん では فَصْلُ الرِّيحِ がその 形 かたち です。 数詞 すうし のうしろの 名詞 めいし ( 型 かた 編 へん 8 課 か )— 四 よん のうしろに 来る くる 名詞 めいし は 複数 ふくすう で、 属格 ぞっかく の 語尾 ごび が 付き つき ます。 本文 ほんぶん では أَرْبَعَةُ فُصُولٍ がその 形 かたち です。 対訳 たいやく カイロには 四つ よっつ の 季節 きせつ があります。 二 ふた つは 長く ながく 、 二 ふた つは 短い みじかい 。 夏 なつ は 長く ながく 、とても 暑い あつい 。 太陽 たいよう は 強く つよく 、 空 そら は 青い あおい 。 人々 ひとびと は 冷たい つめたい 水 みず とジュースを 飲み のみ ます。 昼 ひる 、 通り とおり は 空っぽ からっぽ で、 子ども こども たちは 家 いえ の 中 なか にいます。 庭 にわ は 朝 あさ が 美しい うつくしい 。 秋 あき は 短く みじかく て 美しい うつくしい 。 天気 てんき は 暑く あつく もなく 寒く さむく もない。これが 私 わたくし の 季節 きせつ です。 冬 ふゆ は 短い みじかい 。カイロでは 雨 あめ が 少ない すくない 。 日本 にほん では 冬 ふゆ はとても 寒い さむい 。ここでは 天気 てんき は 少し すこし 寒い さむい だけです。コートと 帽子 ぼうし は 冬 ふゆ のためのものです。 熱い あつい 紅茶 こうちゃ は 冬 ふゆ に 美しい うつくしい 。 春 はる は 風 かぜ の 季節 きせつ です。 空 そら は 黄色く きいろく 、 窓 まど は 閉まっ しまっ ています。この 風 かぜ の 名前 なまえ はハマースィーンです。 日本 にほん ではどの 季節 きせつ にも 食べ物 たべもの と 色 いろ があります。エジプトでも 同じ おなじ です。 季節 きせつ は 違い ちがい ますが、 空 そら は 一 ひと つです。 読み よみ どころ この 文章 ぶんしょう の 読み よみ どころは、 比べ くらべ 方 かた です。 日本 にほん にも 四季 しき があり、カイロにも 四季 しき があります。 枠 わく は 同じ おなじ です。だからこそ、 中身 なかみ の 違い ちがい がはっきり 見え みえ ます。 第 だい 四 よん 段落 だんらく を 見 み てください。 日本 にほん では 冬 ふゆ はとても 寒い さむい 、ここでは 少し すこし 寒い さむい だけ。 同じ おなじ 単語 たんご で、 程度 ていど だけを 変え かえ て 並べ ならべ ています 。 語彙 ごい が 限ら かぎら れていても、 比較 ひかく はこうして 書け かけ ます。 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん は、この 篇 へん の 締めくくり しめくくり です。 季節 きせつ は 違う ちがう が、 空 そら は 一 ひと つ。 違い ちがい を 並べ ならべ たあとに、 共通 きょうつう するものを 一 ひと つ 置く おく 。 短い みじかい 文 ぶん でも、 文章 ぶんしょう に 終わり おわり の 形 かたち を 与える あたえる ことができます 。 最後 さいご に、この 篇 へん の 単語 たんご の 多 おお さについて。この 篇 へん だけの 単語 たんご を 16 も 宣言 せんげん しました。これまでの 篇 へん の 3 倍 ばい です。しかし 読み よみ にくくはなっていないはずです。 全部 ぜんぶ が 一 ひと つの 話題 わだい に 属し ぞくし ているから です。ばらばらの 分野 ぶんや から 16 語 ご 出 で てくれば 読め よめ なくなりますが、 季節 きせつ の 話 はなし に 季節 きせつ の 単語 たんご が 16 出 で てくるのは、むしろ 助け たすけ になります。 語彙 ごい を 増やす ふやす ときは、 分野 ぶんや ごとにまとめる。5.4 課 か で 見 み たとおりです。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 読み取る よみとる 原文 げんぶん を 読ん よん で、 次 つぎ に 答え こたえ てください。 カイロで 長い ながい 季節 きせつ と 短い みじかい 季節 きせつ は、それぞれどれですか。 書き手 かきて の 好き すき な 季節 きせつ はどれで、その 理由 りゆう は 何 なん ですか。 春 はる はどんな 季節 きせつ だと 書か かか れていますか。 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん は 何 なん と 言っ いっ ていますか。 練習 れんしゅう 2 — 音読 おんどく 原文 げんぶん を、 第 だい 一 いち 段落 だんらく から 最後 さいご まで 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。 季節 きせつ の 名前 なまえ は、この 篇 へん で 初めて はじめて 出 で てきます。 四つ よっつ の 名前 なまえ だけを 取り出し とりだし て、 三 さん 度 ど くり返し くりかえし てください。 この 篇 へん のまとめ カイロにも 四季 しき があるが、 夏 なつ が 長く ながく 冬 ふゆ が 短い みじかい 。 エジプトの 春 はる は 風 かぜ と 砂 すな の 季節 きせつ で、 空 そら が 黄色く きいろく なる。 同じ おなじ 単語 たんご で 程度 ていど だけを 変えれ かえれ ば、 比較 ひかく が 書ける かける 。 分野 ぶんや の 単語 たんご は、 分野 ぶんや ごとにまとめて 入れる いれる のが 早い はやい 。 次 つぎ の 篇 へん へ 2.5 では 季節 きせつ を 読み よみ ました。 次 つぎ の 2.6 篇 へん は فِي السُّوق ( 市場 しじょう で)です。7.4 課 か の 値段 ねだん のやりとりが、 文章 ぶんしょう の 中 なか に 会話 かいわ として 入り はいり ます。 答え こたえ 練習 れんしゅう 1 の 答え こたえ 1. 夏 なつ が 長く ながく 、 秋 あき と 冬 ふゆ が 短い みじかい と 書か かか れています。 原文 げんぶん の 一 いち 文 ぶん 目 め は أَرْبَعَةُ فُصُولٍ です。 2. 秋 あき です。 暑く あつく も 寒く さむく もないからです。 3. 風 かぜ の 季節 きせつ です。 空 そら が 黄色く きいろく なり、 窓 まど を 閉め しめ ます。この 風 かぜ はハマースィーンと 呼ば よば れます。 4. 季節 きせつ は 違う ちがう が、 空 そら は 一 ひと つだ、と 言っ いっ ています。 参考 さんこう 文献 ぶんけん Epoché アラビア 語 ご 入門 にゅうもん ( 統制 とうせい 作文 さくぶん )『 الْفُصُولُ فِي الْقَاهِرَة 』。 本 ほん 課程 かてい の 自作 じさく 。CC BY-SA 4.0。 字 じ 編 へん から 話 はなし 編 へん 7.8 までの 既習 きしゅう 語 ご と、そこに 出 で た 語形 ごけい だけで 書い かい た 統制 とうせい 作文 さくぶん 。 範囲 はんい 外 がい 0%(courses/ar/tools/check_reading_scope.py で 検査 けんさ )。 本文 ほんぶん は 母音記号 ぼいんきごう つき。この 篇 へん だけの 単語 たんご 16( 季節 きせつ の 名前 なまえ ・ 空 そら ・ 風 かぜ ・ 雨 あめ など)を 宣言 せんげん 。 分野 ぶんや が 要求 ようきゅう する 単語 たんご なので、 数 すう は 多い おおい が 全部 ぜんぶ この 一 ひと つの 話題 わだい に 属する ぞくする 。 出所 しゅっしょ : 当館 とうかん 所蔵 しょぞう の 文書 ぶんしょ