6.45 청포도・광야(青葡萄・曠野) — Epoché
前提 ぜんてい : 6.44 まで。 この 篇 へん でできるようになること 二 に 行 ぎょう の 連 むらじ と 三 さん 行 ぎょう の 連 むらじ を 区別 くべつ し、つながりを 保っ たもっ て 読める よめる 。 反語 はんご ・ 推量 すいりょう ・ 意志 いし ・ 命令 めいれい を 分け わけ 、 短い みじかい 今 いま の 文 ぶん に 移せる うつせる 。 客 きゃく を 迎える むかえる 流れ ながれ を 引用 いんよう の 形 かたち で 伝え つたえ られる。 二 に 篇 へん で 何 なん を 待ち まち 、 何 なん を 用意 ようい するかを 本文 ほんぶん の 言葉 ことば で 説明 せつめい できる。 この 文章 ぶんしょう について 李 り 陸史 りくし の 二 に 篇 へん です。『 青 あお 葡萄 ぶどう 』は 二 に 行 ぎょう ずつ 六 ろく 連 れん 、『 曠野 こうや 』は 三 さん 行 ぎょう ずつ 五 ご 連 れん 。 前者 ぜんしゃ は 七 なな 月 がつ の 里 さと で 客 きゃく を 迎える むかえる 用意 ようい をし、 後者 こうしゃ は 遠い とおい 過去 かこ から 未来 みらい へ 時間 じかん を 広げ ひろげ ます。 来る くる 人 ひと を 待つ まつ ことと、 今 いま できる 用意 ようい をすることを 合わせ あわせ て 読み よみ ましょう。 『 青 あお 葡萄 ぶどう 』は、 実 じつ がなる、 舟 ふね が 来る くる なら、 客 きゃく が 来る くる と 言っ いっ たから、と 行 こう がつながります。 連 れん で 軽く かるく 息 いき を 取り とり ながら 先 さき へ 進み すすみ ます。『 曠野 こうや 』では 連 れん ごとに 時間 じかん と 内容 ないよう を 確かめ たしかめ 、 区切り くぎり をはっきりさせます。 語釈 ごしゃく — 客 きゃく と 歌 うた を 待つ まつ 語 ご 意味 いみ の 手がかり てがかり 청포도 ・ 청포 (靑袍) 青 あお 葡萄 ぶどう ・ 青い あおい 衣 ころも 。 似 に た 音 おと でも、 一方 いっぽう は 実 じつ 、 一方 いっぽう は 客 きゃく の 着る きる ものです。 모시 ・ 은쟁반 苧 からむし の 布 ぬの ・ 銀 ぎん の 盆 ぼん 。 手ぬぐい てぬぐい と 食卓 しょくたく の 支度 したく に 現れ あらわれ ます。 광음 ( 光陰 こういん )・ 천고 ( 千古 せんこ )・ 초인 ( 超人 ちょうじん ) 時 とき の 流れ ながれ ・はるかな 年月 としつき ・ 通常 つうじょう の 人 ひと を 越え こえ た 存在 そんざい 。 括弧 かっこ の 漢字 かんじ は 意味 いみ を 添え そえ ています。 하이얀 ・ 어데 底本 ていほん の 字 じ 。ふつうは 하얀 ・ 어디 などで 読み取り よみとり ます。 하이얀 は 白 しろ さを 長く ながく 響か ひびか せる 形 かたち 、 어데 は 場所 ばしょ を 問う とう 語 ご です。 주절이주절이 ・ 알알이 房 ぼう 々に・ 粒 つぶ ごとに。 伝説 でんせつ が 実り みのり 、 空 そら が 粒 つぶ へ 入る はいる 比喩 ひゆ を 作り つくり ます。 주절이주절이 は 今 いま の 綴り つづり では 주저리주저리 です。 좋으련 底本 ていほん の 字 じ 。 좋으련만 (〜ならよいのに)に 当たり あたり 、そうなってほしいという 願い ねがい を 表し あらわし ます。 범하던 못하였으리라 底本 ていほん の 字 じ 。 범하던 は 今 いま の 범하지는 に 当たり あたり 、「 侵す おかす ことはできなかったであろう」と 読み よみ ます。 文法 ぶんぽう メモ — 問う とう 声 こえ と 決める きめる 声 こえ 들렸으랴 は「 聞こえ きこえ ただろうか」と 問う とう 反語 はんご です。 天地 てんち が 開く ひらく ほど 遠い とおい 初め はじめ に、 鶏 にわとり の 声 こえ があったはずはない、という 大きな おおきな 時間 じかん を 示し しめし ます。 으랴 の 問い とい を、 単なる たんなる 肯定 こうてい の 推量 すいりょう に 移す うつす と、まだ 鶏 にわとり の 声 こえ もないほど 遠い とおい 時 とき という 内容 ないよう が 変わり かわり ます。この 箇所 かしょ では、 聞こえ きこえ なかっただろうという 方向 ほうこう で 言い換え いいかえ ます。 못하였으리라 は 山脈 さんみゃく について「 侵せ おかせ なかったであろう」という 推量 すいりょう 、 부르게 하리라 は「 歌わ うたわ せよう」という 意志 いし です。 自分 じぶん が 選ぶ えらぶ 行動 こうどう か、 他 た のものを 見通す みとおす 言葉 ことば かを 確かめ たしかめ ます。 부르게 には 使役 しえき の 게 하다 が 入り はいり ます。 歌う うたう のは 来る くる 超人 ちょうじん 、 歌わ うたわ せようとするのは 話し手 はなして です。 하리라 を 過去 かこ の 出来事 できごと の 推測 すいそく に 変え かえ ず、これからの 意志 いし として 読み よみ ます。 렴 は 親しい したしい 年下 としした へ 穏やか おだやか に 言いつける いいつける 形 かたち です。 뿌려라 は 命令 めいれい の 形 かたち を 自分 じぶん の 決意 けつい に 重ね かさね た「 撒こう まこう 」。 열리고 ・ 박혀 は 動き うごき のつながり、 오면 は 条件 じょうけん 、 했으니 は 理由 りゆう です。 型 かた 編 へん 18 課 か の 引用 いんよう で、 訪ねる たずねる 客 きゃく の 言葉 ことば と 支度 したく の 指示 しじ を 短く みじかく 伝え つたえ られます。 読み よみ どころ — 七 なな 月 がつ と 千古 せんこ 葡萄 ぶどう の 一 いち 粒 つぶ 一 ひと 粒 つぶ に 遠い とおい 空 そら が 入り はいり 、 待つ まつ 客 きゃく は 疲れ つかれ た 体 からだ で 訪れ おとずれ ます。 歓迎 かんげい の 用意 ようい が 具体 ぐたい 的 てき なので、まだいない 客 きゃく が 近く ちかく 感じ かんじ られます。 客 きゃく を 解放 かいほう の 象徴 しょうちょう と 読む よむ こともできますが、 詩 し の 中 なか の 一人 ひとり の 客 きゃく としても 追え おえ ます。 『 曠野 こうや 』は 天地 てんち の 初め はじめ 、 山脈 さんみゃく 、 季節 きせつ の 流れ ながれ 、 今 いま 、 千古 せんこ の 後 あと へ 進み すすみ ます。 今 いま は 第 だい 四 よん 連 れん です。 今 いま の 話し手 はなして は 歌 うた の 種 たね を 撒き まき 、 未来 みらい には 別 べつ の 存在 そんざい が 声 こえ を 上げる あげる 。 二 に 篇 へん の 時間 じかん は 違っ ちがっ ても、 待つ まつ ことを 支度 したく につなげる 点 てん が 重なり かさなり ます。 対訳 たいやく 私 わたくし の 里 さと の 七 なな 月 がつ は 青 あお 葡萄 ぶどう が 熟し じゅくし ていく 季節 きせつ この 村 むら の 伝説 でんせつ がふさふさと 実り みのり 遠く とおく の 空 そら が 夢み ゆめみ ながら、 粒 つぶ ごとに 入っ はいっ て 埋まり うまり 空 そら の 下 した の 青い あおい 海 うみ が 胸 むね を 開き ひらき 白い しろい 帆かけ ほかけ 舟 ふね が 静か しずか に 寄せ よせ て 来 き たら 私 わたくし が 待つ まつ 客 きゃく は 疲れ つかれ た 身 み で 青い あおい 袍 ほう を 着 き て 訪ね たずね て 来る くる と 言っ いっ たから 私 わたくし が 彼 かれ を 迎え むかえ てこの 葡萄 ぶどう を 摘ん つん で 食べれ たべれ ば 両手 りょうて をたっぷり 濡らし ぬらし てもよいのに 子 こ よ、わが 食卓 しょくたく には 銀 ぎん の 盆 ぼん に 真っ白 まっしろ な 苧 からむし の 手ぬぐい てぬぐい を 用意 ようい しておきなさい はるかにかすむ 日 ひ に 天 てん が 初めて はじめて 開か ひらか れ どこに 鶏 にわとり の 鳴く なく 声 こえ が 聞こえ きこえ たであろうか すべての 山脈 さんみゃく が 海 うみ を 慕っ したっ て 走りめぐっ はしりめぐっ たときも さすがにこの 地 ち を 侵す おかす ことはできなかったであろう 絶え間 たえま ない 光陰 こういん を 勤勉 きんべん な 季節 きせつ が 咲い さい ては 散り ちり 大きな おおきな 川 かわ がようやく 道 みち を 開い ひらい た いま 雪 ゆき が 降り ふり 梅 うめ の 香り かおり がひとり 遠い とおい ので 私 わたくし はここに 貧しい まずしい 歌 うた の 種 たね を 撒こう まこう 。 また 千古 せんこ の 後 あと に 白馬 はくば に 乗っ のっ て 来る くる 超人 ちょうじん があって この 曠野 こうや で 声 こえ を 限り かぎり に 歌わ うたわ せよう 練習 れんしゅう 들렸으랴 ・ 마련해두렴 ・ 못하였으리라 ・ 뿌려라 ・ 부르게 하리라 を、 反語 はんご ・ 推量 すいりょう ・ 意志 いし ・ 穏やか おだやか な 命令 めいれい ・ 命令 めいれい に 分け わけ ましょう。 最後 さいご の 二 ふた つは、 形 かたち と、この 詩 し での 意味 いみ の 両方 りょうほう を 述べ のべ ます。 ① 부르게 하리라 を、 今 いま の 意志 いし の 形 かたち へ。② 하이얀 모시 수건을 마련해두렴 を、 今 いま の 綴り つづり と 두어라 を 使っ つかっ て 一 いち 文 ぶん に。③ 들렸으랴 を、 聞こえ きこえ なかっただろうという 推量 すいりょう へ。 『 青 あお 葡萄 ぶどう 』を 短い みじかい 해요 体 からだ の 三 さん 文 ぶん で 伝え つたえ ましょう。① 葡萄 ぶどう が 熟す じゅくす 七 なな 月 がつ である。② 青い あおい 衣 ころも を 着 き て 来る くる と 言っ いっ た。③ 手ぬぐい てぬぐい を 用意 ようい しろと 言っ いっ た。②③は 引用 いんよう を 使い つかい 、 同じ おなじ 人物 じんぶつ 名 めい は 省い はぶい て 構い かまい ません。 戻り もどり 語 ご 。 本文 ほんぶん の 손님 ・ 노래 ・ 씨 から 一 ひと つと、 前 まえ の 語編 ごへん の 하루하루 ・ 미리미리 ・ 오래오래 ・ 반짝반짝 ・ 차근차근 から 一 ひと つを 使い つかい 、 二 に 篇 へん の「 待つ まつ 人 ひと 」が 何 なん をするかを 한다 体 からだ の 短文 たんぶん で 一 ひと つずつ 述べ のべ ましょう。 一 いち 文 ぶん 四 よん 語 ご までにします。 戻り もどり 語 ご 。 前 まえ の 語編 ごへん の 시대 ・ 세상 ・ 의미 ・ 순서 ・ 방향 から 二 ふた つを 使い つかい 、『 曠野 こうや 』の 時間 じかん か、 話し手 はなして が 撒く まく 歌 うた について 한다 体 からだ の 短文 たんぶん を 二 ふた つ 書き かき ましょう。 一 いち 文 ぶん 四 よん 語 ご までにします。 【 復習 ふくしゅう 2.23】 次 つぎ を 한다 体 からだ へ 移し うつし ます。① 손님이 청포를 입고 찾아와요 。② 청포도가 익어 가요 。③ 눈이 내려요 。④ 바다가 넓어요 。 動詞 どうし と 形容 けいよう 詞 し を 区別 くべつ しましょう。 ▶で 聞い きい て 一 いち 語 ご を 書き かき ましょう。 後ろ うしろ の 鼻音 びおん に 引か ひか れて 変わる かわる 音 おと を、 元 もと の 綴り つづり に 戻し もどし て 考え かんがえ ます。 백마 ▶で 聞き きき 、 客 きゃく が 着る きる ものと、 用意 ようい するものを 日本 にっぽん 語 ご で 答え こたえ ましょう。 청포를 입고 찾아온다고 했으니 하이얀 모시 수건을 마련해두렴 『 曠野 こうや 』の 五 いつ つの 連 むらじ を、 時間 じかん の 進み すすみ 方 かた が 分かる わかる ように 日本 にっぽん 語 ご で 並べ ならべ ましょう。 천고 ・ 초인 の 括弧 かっこ の 漢字 かんじ も 読み よみ 、 待つ まつ 未来 みらい と、 今 いま することを 区別 くべつ します。 音読 おんどく : 二 に 篇 へん を 連 むらじ で 区切っ くぎっ て 読み よみ ます。『 青 あお 葡萄 ぶどう 』は 接続 せつぞく を 保ち たもち 、『 曠野 こうや 』は 各 かく 連 れん を 言い切り いいきり ます。 次 つぎ の 結び むすび を▶で 聞い きい て、 意志 いし の 響き ひびき を 確かめ たしかめ ましょう。 이 광야에서 목놓아 부르게 하리라 確かめる たしかめる 点 てん :① 息 いき を 無理 むり に 止め とめ ず、 意味 いみ のつながりを 保っ たもっ た。② 목놓아 [ 몽노아 ]の 鼻音化 びおんか と、 最後 さいご の 意志 いし の 調子 ちょうし を 確かめ たしかめ た。 この 篇 へん のまとめ 反語 はんご 、 推量 すいりょう 、 意志 いし を 分ける わける と、 遠い とおい 初め はじめ から 未来 みらい へ 進む すすむ 声 こえ が 聞こえ きこえ ます。 七