8.211 並べるだけで進む — 四百年もった英語 — Epoché
この篇でできるようになること ★ 並列(接続詞で並べるだけ) の文が読める。 ★ 短い語だけで書かれた文 の強さが分かる。 ★ 古い語尾 - eth と古い二人称 が読める。 ★ いまの英語に残った言い回し に気づける。 前提 : 8.210 まで。 読む前に ★ この篇の文は、 ほとんど全部 And で始まります ——★ 57 文のうち 49 文(86%) 。 どういう書き方か どう見えるか どこで使うか ★ 並列 ★ A, and B, and C ★ 聖書・物語・子どもの話 ★ 従属 ★ Because A, B, which C ★ 論文・契約・報告 ★ 8.205 読編 までの散文は 従属 で書かれて いました——★ 3.34 型編 の長文の解剖が要るのは、 従属の文だから です。★ 並列の文には 解剖が要りません ——★ 前から順に、出てきた順に起きます 。 ★ だから並列は 耳で追える のです。★ 聖書は 読み上げるために訳された ——★ 会衆は文字を読めないことが多かった からです。 原文 原文は別の文書にあります(作品ページの「原文」)。本文は 1518 語、文は 57 本、★ 4 字以下の語が 72% です。 ★ これがこの篇の いちばん驚くところ です——★ 四百年読み継がれた文章が、 短い語だけでできている 。★ 難しい語を使わないことと、 長くもつこと は、たぶん関わりがあります ( 3.57 型編 の Strunk )。 ★ 節番号( 1:2 のような数)は この文書から外しました ——★ 紙面の装置であって、本文ではない からです。 全訳 原文の全訳です。この課程のために、原文に沿って訳しました。番号は原文の段落の番号で、原文と行き来できます。 はじめに、神は天と地を造りました。 そして地には形がなく、何もありませんでした。そして闇が深い淵の面の上にありました。そして神の霊が水の面の上を動いていました。 そして神は言いました、「光あれ」。すると光がありました。 そして神は光を見て、それがよいものであるのを見ました。そして神は光を闇から分けました。 そして神は光を「昼」と呼び、闇を「夜」と呼びました。そして夕べがあり、朝があって、第一の日となりました。 そして神は言いました、「水のただ中に大空があれ。そしてそれが水と水とを分けよ」。 そして神は大空を造り、大空の下にある水を、大空の上にある水から分けました。するとそのようになりました。 そして神は大空を「天」と呼びました。そして夕べがあり、朝があって、第二の日となりました。 そして神は言いました、「天の下の水は一つの所に集まれ。そして乾いた地が現れよ」。するとそのようになりました。 そして神は乾いた地を「地」と呼び、水の集まったところを「海」と呼びました。そして神はそれがよいものであるのを見ました。 そして神は言いました、「地は草を生え出させよ。種をつける草と、その種類にしたがって実を結び、その中に種のある果樹とを、地の上に生え出させよ」。するとそのようになりました。 そして地は草を生え出させました。その種類にしたがって種をつける草と、その種類にしたがって実を結び、その中に種のある木とを生え出させました。そして神はそれがよいものであるのを見ました。 そして夕べがあり、朝があって、第三の日となりました。 そして神は言いました、「天の大空に光るものがあって、昼を夜から分けよ。そしてそれらはしるしのため、季節のため、日のため、年のためにあれ。そしてそれらは天の大空にあって地の上を照らす光となれ」。するとそのようになりました。 そして神は二つの大きな光るものを造りました。大きいほうの光るものには昼を治めさせ、小さいほうの光るものには夜を治めさせました。神は星々も造りました。 そして神はそれらを天の大空に置いて、地の上を照らさせ、昼と夜とを治めさせ、光を闇から分けさせました。そして神はそれがよいものであるのを見ました。 そして夕べがあり、朝があって、第四の日となりました。 そして神は言いました、「水は命を持つ動くものをふんだんに生み出せ。そして鳥は地の上、天の開けた大空を飛べ」。 そして神は大きな鯨を造り、水がふんだんに生み出した、動くすべての生き物をその種類にしたがって造り、翼のあるすべての鳥をその種類にしたがって造りました。そして神はそれがよいものであるのを見ました。 そして神はそれらを祝福して言いました、「実りを結び、増えて、海の水を満たせ。そして鳥は地に増えよ」。 そして夕べがあり、朝があって、第五の日となりました。 そして神は言いました、「地は生き物をその種類にしたがって生み出せ。家畜と、這うものと、地のけものとを、その種類にしたがって生み出せ」。するとそのようになりました。 そして神は地のけものをその種類にしたがって造り、家畜をその種類にしたがって造り、地の上を這うすべてのものをその種類にしたがって造りました。そして神はそれがよいものであるのを見ました。 そして神は言いました、「私たちのかたちに、私たちに似せて、人を造ろう。そして彼らに、海の魚と、空の鳥と、家畜と、地のすべてと、地の上を這うすべての這うものとを支配させよう」。 こうして神は人を自分のかたちに造りました。神のかたちに彼を造り、男と女に彼らを造りました。 そして神は彼らを祝福し、そして神は彼らに言いました、「実りを結び、増えて、地を満たし、地を従わせよ。そして海の魚と、空の鳥と、地の上を動くすべての生き物とを支配せよ」。 そして神は言いました、「見よ、私はあなたがたに、全地の面の上にある、種をつけるすべての草と、種をつける木の実のなるすべての木とを与えた。それはあなたがたの食べ物となる。 そして地のすべてのけものと、空のすべての鳥と、地の上を這う、命のあるすべてのものには、すべての青草を食べ物として与えた」。するとそのようになりました。 そして神は自分の造ったすべてのものを見ました。すると見よ、それはとてもよいものでした。そして夕べがあり、朝があって、第六の日となりました。 こうして天と地と、そのすべての群れとが、でき上がりました。 そして第七の日に、神は自分のしてきたわざを終えました。そして第七の日に、自分のしてきたすべてのわざから離れて休みました。 そして神は第七の日を祝福し、それを聖なるものとしました。その日に、神は、神が造り成したすべてのわざから離れて休んだからです。 これが、天と地が造られたときの、その成り立ちです。主なる神が地と天を造った日に、野のすべての植物はまだ地になく、野のすべての草はまだ生えていませんでした。主なる神が地の上に雨を降らせていなかったからであり、土を耕す人もいなかったからです。 しかし地から霧が立ちのぼって、土の面の全体を潤していました。 そして主なる神は土のちりから人を形づくり、その鼻に命の息を吹き込みました。そして人は生きた者となりました。 そして主なる神は東の方のエデンに園を設け、そこに自分の形づくった人を置きました。 そして主なる神は土から、見て好ましく、食べるのによいすべての木を生えさせました。園のただ中には命の木も、そして善と悪を知る木も生えさせました。 そして一つの川がエデンから出て園を潤し、そこから分かれて、四つの源となりました。 一つ目の名はピションです。それはハビラの全地を取り巻いていて、そこには金があります。そしてその地の金はよいものです。そこにはブドラクとしまめのうもあります。 そして二つ目の川の名はギホンです。それはエチオピアの全地を取り巻いています。 そして三つ目の川の名はヒデケルです。それはアッシリアの東へ流れています。そして四つ目の川はユーフラテスです。 そして主なる神は人を連れて来て、エデンの園に置き、そこを耕させ、守らせました。 そして主なる神は人に命じて言いました、「園のどの木からも、あなたは思いのままに食べてよい。しかし善と悪を知る木からは、食べてはならない。それを食べる日に、あなたは必ず死ぬからである」。 そして主なる神は言いました、「人がひとりでいるのはよくない。私は彼のために、彼にふさわしい助け手を造ろう」。 そして主なる神は土から野のすべてのけものと空のすべての鳥とを形づくり、アダムがそれらを何と呼ぶかを見るために、彼のところへ連れて来ました。そしてアダムがそれぞれの生き物を何と呼んでも、それがその名となりました。 そしてアダムはすべての家畜と、空の鳥と、野のすべてのけものとに名をつけました。しかしアダムのためには、彼にふさわしい助け手は見つかりませんでした。 そして主なる神はアダムに深い眠りを下し、彼は眠りました。そして神は彼のあばら骨の一つを取り、そのかわりに肉でふさぎました。そして主なる神は、人から取ったあばら骨で女を造り、彼女を人のところへ連れて来ました。 そしてアダムは言いました、「これこそ、ついに私の骨の骨、私の肉の肉だ。彼女は『女( Woman )』と呼ばれよう。『男( Man )』から取られたのだから」。 それゆえ、人は父と母を離れ、その妻に張りつき、二人は一つの肉となるのです。 そして人とその妻は二人とも裸でしたが、恥ずかしいとは思いませんでした。 さて蛇は、主なる神が造った野のどのけものよりも狡猾でした。そして蛇は女に言いました、「まことに、神は『あなたがたは園のどの木からも食べてはならない』と言ったのですか」。そして女は蛇に言いました、「私たちは園の木の実を食べてよいのです。でも園のただ中にある木の実については、神は『あなたがたはそれを食べてはならない、それに触れてもならない、死ぬといけないから』と言いました」。 語釈 帯の外の語は 54 語です。★ 多くは 地名と人名 ( Eden ・ Euphrates )。★ 残りは 古い語尾の付いた語 —— creepeth ・ compasseth 。 語(品詞) 意味 注 Adam en 名 アダム(神が最初に造った人) Assyria en 名 アッシリア(古代の国) Behold en 動 見よ Tourists paused to behold the breathtaking view from the mountaintop. 旅行者たちは足を止めて、山頂からの息をのむような景色を眺めました。 Eden en 名 エデン(園の名) Ethiopia en 名 エチオピア Euphrates en 名 ユーフラテス(川の名) Gihon en 名 ギホン(川の名) Havilah en 名 ハビラ(地の名) Heaven en 名 天。ありがたいことに、の意味でも使う She believes her grandmother now watches over her from heaven. 彼女は、祖母が今も天国から自分を見守ってくれていると信じています。 Hiddekel en 名 ヒデケル(チグリス川の古い名) LORD en 名 主(神を指す。大文字で書く習い) Pison en 名 ピション(川の名) Ye en 代 あなたがた(古い二人称の複数) Ye who seek rest may enter this quiet garden freely. 休みを求める人々よ、この静かな庭に自由に入ってよいのです。 Yea en 副 まことに(古い肯定の語) Yea, I will support this plan with all my heart. まことに、私はこの計画を心から支持します。 abundantly en 副 ふんだんに The garden bloomed abundantly after weeks of gentle spring rain. 何週間もの穏やかな春の雨のあと、庭はふんだんに花を咲かせました。 bdellium en 名 ブドラク(香りのある樹脂) Ancient merchants once traded bdellium alongside frankincense along desert caravan routes. 古代の商人たちは、砂漠の隊商路でブドラクを乳香とともに取引していました。 beast en 名 けもの A wild beast prowled quietly along the edge of the forest. 一匹の野生のけものが、森の端をそっと歩き回っていました。 cleave en 動 離れずに結びつく The wet paper began to cleave to the cold window overnight. 濡れた紙は、一晩のうちに冷たい窓に張りついてしまいました。 compasseth en 動 取り巻く( compasses の古い形) A tall stone wall compasseth the ancient city on every side. 高い石の壁が、その古代の都市をあらゆる側から取り巻いていました。 creepeth en 動 這う( creeps の古い形) A thick fog creepeth over the marsh just before dawn breaks. 夜明け前、濃い霧が沼地をそっと這って広がっていました。 creeping en 形 這う A creeping vine slowly wound its way up the old fence. 這うようなつるが、古い柵にゆっくりと巻きついていきました。 dominion en 名 支配 The king claimed dominion over every village along the river. 王は、その川沿いのすべての村に対する支配を主張しました。 eastward en 副 東へ The travelers turned eastward as the sun began to rise. 旅人たちは、太陽が昇り始めると東へ向きを変えました。 eatest en 動 食べる( thou に付く古い形) Thou eatest very little bread, yet thy strength never seems to fail. あなたはパン