5.11 地下鉄とバス — Epoché
この 課 か でできるようになること 切符 きっぷ を 買い かい 、 行き先 いきさき を 確かめ たしかめ られる。 どこで 降りる おりる かを 尋ね たずね 、 答え こたえ を 聞き取れる ききとれる 。 アテネの 地下 ちか 鉄 てつ とバスの、 切符 きっぷ の 仕組み しくみ を 知る しる 。 前提 ぜんてい : 5.10( 道 みち を 尋ねる たずねる ) 乗り物 のりもの に 乗る のる 課 か です。 語 ご 編 へん 7 課 か で 交通 こうつう の 語 ご をそろえました。ここではそれを 口 くち に 出し だし ます。 アテネの 地下 ちか 鉄 てつ は 三 みっ つの 線 せん があり、 標識 ひょうしき はギリシア 文字 もじ とラテン 文字 もじ の 両方 りょうほう で 書か かか れています。 読む よむ ほうは 心配 しんぱい が 要り いり ません。 困る こまる のは 切符 きっぷ の 仕組み しくみ と、 車内 しゃない の 案内 あんない を 聞き取る ききとる ことです。この 課 か はそこを 扱い あつかい ます。 切符 きっぷ は 打刻 だこく して 初めて はじめて 有効 ゆうこう になる ギリシアの 公共 こうきょう 交通 こうつう でいちばん 多い おおい 誤り あやまり は、 切符 きっぷ を 買っ かっ ただけで 乗っ のっ てしまう ことです。 買っ かっ た 切符 きっぷ は、そのままでは 紙切れ かみきれ です。 改札 かいさつ や 車内 しゃない の 機械 きかい に 通し とおし て、 時刻 じこく を 刻ん きざん でもらってはじめて 有効 ゆうこう になります。 この 仕組み しくみ は 日本 にっぽん には 無い ない ので、 知ら しら ないと 必ず かならず 引っかかり ひっかかり ます。 検札 けんさつ に 当たる あたる と 罰金 ばっきん です。 打刻 だこく する という 動詞 どうし を 一 ひと つ 覚え おぼえ ておく と、 標識 ひょうしき も 車内 しゃない の 案内 あんない も 読め よめ ます。 切符 きっぷ は 時間 じかん で 切っ きっ てあります。 一 いち 枚 まい で 九十 きゅうじゅう 分 ふん 、 乗り換え のりかえ は 何 なん 度 ど でも 自由 じゆう 。だから 一 いち 枚 まい ください と 言う いう だけで 足り たり 、 行き先 いきさき を 告げる つげる 必要 ひつよう がありません。 日本 にっぽん の 切符 きっぷ とは 考え かんがえ 方 かた が 違い ちがい ます —— 距離 きょり ではなく 時間 じかん で 買う かう のです。 降りる おりる 駅 えき を 尋ねる たずねる 形 かたち 乗っ のっ てからいちばん 要る いる のが、 どこで 降りれ おりれ ばいいですか という 尋ね たずね 方 かた です。4.7 の 降りる おりる という 動詞 どうし と、3.9 の 場所 ばしょ を 表す あらわす 前置 ぜんち 詞 し を 組み合わせ くみあわせ ます。 答え こたえ は 駅 えき の 名 な で 返っ かえっ てきます。ギリシア 語 ご の 駅名 えきめい は 長い ながい ものが 多い おおい ので、 数 すう で 確かめ たしかめ 直す なおす のが 確実 かくじつ です。いくつ 目 め ですか、と 尋ねれ たずねれ ば、 数字 すうじ が 返っ かえっ てきます。 数字 すうじ なら 0.8 で 音 おと を 通し とおし てあるので 聞き取れ ききとれ ます。 もう 一 ひと つ、 次 つぎ の という 形容 けいよう 詞 し を 覚え おぼえ てください。 次 つぎ の 駅 えき 、 次 つぎ のバス、 次 つぎ の 便 びん 。 掲示 けいじ にも 車内 しゃない 放送 ほうそう にも 出る でる 語 ご で、この 一 いち 語 ご が 分かる わかる だけで 安心 あんしん が 違い ちがい ます。 対話 たいわ その 一 いち — 地下 ちか 鉄 てつ の 窓口 まどぐち で 切符 きっぷ を 買う かう 話者 わしゃ : ユイと、 駅 えき の 係 かかり の 人 ひと 。 丁寧 ていねい な 形 かたち です。 台詞 せりふ 訳 わけ Δύο εισιτήρια, παρακαλώ. 切符 きっぷ を 二 に 枚 まい お 願い ねがい します。 Ορίστε. Τρία ευρώ. はい、どうぞ。 三 さん ユーロです。 Πάω στο Σύνταγμα. シンタグマへ 行き いき ます。 Εντάξει, με αυτό. それで 大丈夫 だいじょうぶ ですよ。 Πού το ακυρώνω; どこで 打刻 だこく しますか。 Εκεί, στο μηχάνημα. あちらの 機械 きかい でどうぞ。 Ευχαριστώ πολύ! [1] どうもありがとうございます。 最後 さいご の 台詞 せりふ だけが 池 いけ の 実 じつ 文 ぶん です。 三 みっ つ 目 め で 行き先 いきさき を 言っ いっ ていますが、 係 かかり の 人 ひと は「それで 大丈夫 だいじょうぶ 」と 答える こたえる だけです。 切符 きっぷ は 時間 じかん で 買う かう ので、 行き先 いきさき によって 値段 ねだん が 変わら かわら ないからです。 五 いつ つ 目 め の 打刻 だこく の 尋ね たずね 方 かた は、この 課 か でいちばん 覚える おぼえる 値打ち ねうち のある 一 いち 文 ぶん です。 対話 たいわ その 二 に — バスの 中 なか で、 降りる おりる 場所 ばしょ を 尋ねる たずねる 話者 わしゃ : ユイと、 隣 となり に 座っ すわっ た 人 ひと 。 見知ら みしら ぬ 相手 あいて なので 丁寧 ていねい な 形 かたち です。 台詞 せりふ 訳 わけ Συγγνώμη, πάτε στο λιμάνι; すみません、 港 みなと へ 行か いか れますか。 Ναι, και εγώ. ええ、 私 わたくし もです。 Πού κατεβαίνω; どこで 降りれ おりれ ばいいですか。 Κατέβηκε στην επόμενη στάση. [2] 次 つぎ の 停留 ていりゅう 所 しょ で 降りる おりる といいですよ。 Πόσες στάσεις ακόμα; あといくつですか。 Δύο. Μετά το φανάρι. 二 ふた つです。 信号 しんごう のあとで。 Εδώ κάνει στάση το λεωφορείο; [3] バスはここに 止まり とまり ますか。 Ναι, εδώ. はい、ここです。 四 よん つ 目 め と 七 なな つ 目 め が 池 いけ の 実 じつ 文 ぶん です。 四 よん つ 目 め に 次 つぎ の が 出 で ています。 五 いつ つ 目 め のように 数 かず で 確かめ たしかめ 直す なおす と、 駅名 えきめい が 聞き取れ ききとれ なくても 降りる おりる 場所 ばしょ が 分かり わかり ます。 旅先 たびさき ではこの 尋ね たずね 方 かた がいちばん 確実 かくじつ です。 この 課 か で 使う つかう 型 かた — 既習 きしゅう の 復習 ふくしゅう 表 ひょう は 五行 ごぎょう です。この 課 か の 台詞 せりふ に 出 で ている 型 かた を 並べ ならべ ました。 型 かた どこで 学ん まなん だか この 課 か での 出 で 方 かた 場所 ばしょ を 表す あらわす 前置 ぜんち 詞 し 型 かた 編 へん 9 課 か 港 みなと へ、 機械 きかい で。 行き先 いきさき も 場所 ばしょ も 同じ おなじ 形 かたち 命令 めいれい の 形 かたち 型 かた 編 へん 15 課 か あちらでどうぞ、と 場所 ばしょ を 示す しめす 言い いい 方 かた 形容 けいよう 詞 し の 一致 いっち 型 かた 編 へん 10 課 か 次 つぎ の 停留 ていりゅう 所 しょ で 次 つぎ の が 女性 じょせい の 形 かたち になる 数 すう と 時刻 じこく 型 かた 編 へん 17 課 か あといくつ、 二 ふた つ。 数える かぞえる 語 ご が 女性 じょせい の 形 かたち になる 現在 げんざい の 形 かたち で 近い ちかい 未来 みらい 型 かた 編 へん 3 課 か どこで 降り おり ますか。これから 降りる おりる ことを 現在 げんざい で 言う ゆう 語釈 ごしゃく この 課 か で 新しく あたらしく 出 で た 語 ご です。 左 ひだり が 語 ご 、 右 みぎ が 意味 いみ と 使い つかい どころです。 語 ご 意味 いみ 注 ちゅう ακυρώνω el 打刻 だこく する、 無効 むこう にする。 買っ かっ た 切符 きっぷ に 時刻 じこく を 刻ん きざん で 有効 ゆうこう にする 動作 どうさ を、 無効 むこう にする という 語 ご で 言う ゆう μηχάνημα (το) el 機械 きかい 、 装置 そうち 。4.7 の μηχανή から 作ら つくら れた 語 ご Εκεί, στο μηχάνημα. あちらの 機械 きかい でどうぞ。 επόμενος el 次 つぎ の。 掲示 けいじ にも 車内 しゃない 放送 ほうそう にも 出る でる 語 ご Κατέβηκε στην επόμενη στάση. 次 つぎ の 停留 ていりゅう 所 しょ で 降りる おりる といいですよ。 ακόμα el まだ、あと。あといくつ、の あと Ορίστε el はいどうぞ。 物 もの を 渡す わたす ときと、 呼ば よば れて 返事 へんじ するときの 両方 りょうほう に 使う つかう Ορίστε. Τρία ευρώ. はい、どうぞ。 三 さん ユーロです。 γραμμή (η) el 路線 ろせん 、 線 せん 。 語 ご 編 へん 7 課 か で 覚え おぼえ た 語 ご 。 地下 ちか 鉄 てつ の 何 なん 号 ごう 線 せん もこの 語 ご Σύνταγμα (το) el シンタグマ。アテネの 中心 ちゅうしん の 広場 ひろば と 駅 えき の 名 な 。 憲法 けんぽう という 意味 いみ Πάω στο Σύνταγμα. シンタグマへ 行き いき ます。 αλλάζω el 乗り換える のりかえる 。2.6 の 変える かえる がそのまま 乗り換え のりかえ の 意味 いみ になる 使える つかえる 言い回し いいまわし この 課 か で 覚える おぼえる と、そのまま 口 くち から 出せる だせる 形 かたち が 四 よん つあります。 一 ひと つ、 切符 きっぷ を 一 いち 枚 まい お 願い ねがい します 。 行き先 いきさき を 言う いう 必要 ひつよう がありません。 数 かず と 切符 きっぷ と お 願い ねがい します の 三 さん 語 ご です。 二 ふた つ、 どこで 打刻 だこく しますか 。 三 さん 語 ご です。この 一 いち 文 ぶん を 知ら しら ないと 罰金 ばっきん を 払う はらう ことになります。 三 みっ つ、 どこで 降り おり ますか 。 二 に 語 ご です。 乗っ のっ てから 座っ すわっ たら、 隣 となり の 人 ひと にこれを 言え いえ ば 教え おしえ てくれます。 四 よん つ、 あといくつですか 。 三 さん 語 ご です。 駅名 えきめい が 聞き取れ ききとれ なくても、 数 かず なら 分かり わかり ます。 日本 にっぽん 語 ご 話者 わしゃ がやりがちな 言い いい 方 かた やりがちな 言い いい 方 かた なぜ 通じ つうじ にくいか 正しい ただしい 形 かたち 切符 きっぷ を 打刻 だこく せずに 乗る のる 買っ かっ ただけでは 有効 ゆうこう にならない 乗る のる 前 まえ か 乗っ のっ てすぐ 機械 きかい に 通す とおす 行き先 いきさき によって 値段 ねだん が 変わる かわる と 思う おもう 時間 じかん で 買う かう 仕組み しくみ だから 変わら かわら ない 一 いち 枚 まい ください、だけでよい 駅名 えきめい を 聞き取ろう ききとろう とする 長い ながい 名前 なまえ が 多く おおく 、 聞き取り ききとり にくい 数 すう で 確かめ たしかめ 直す なおす 一 ひと つ 目 め は、 日本 にっぽん から 来 き た 人 ひと がほぼ 全員 ぜんいん 一 いち 度 ど は 引っかかる ひっかかる ところです。 切符 きっぷ は 買っ かっ た 時点 じてん ではまだ 有効 ゆうこう ではありません。 駅 えき の 入口 いりぐち か、バスの 中 なか の 黄色い きいろい 箱 ばこ に 通し とおし てください。 三 みっ つ 目 め について。ギリシアの 地名 ちめい は 2.12 で 扱う あつかう 古い ふるい 型 かた の 名詞 めいし が 多く おおく 、 語尾 ごび が 耳慣れ みみなれ ない 形 かたち になります。 聞き取れ ききとれ なくて 当たり前 あたりまえ なので、 数 すう で 確かめる たしかめる 癖 くせ をつけると 旅 たび が 楽 らく になります。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 切符 きっぷ の 仕組み しくみ 次 つぎ の 場面 ばめん で、どうしますか。 答え こたえ はこの 課 か の 最後 さいご にあります。 地下 ちか 鉄 てつ の 切符 きっぷ を 買っ かっ た 直後 ちょくご 途中 とちゅう でバスに 乗り換え のりかえ たい 九十 きゅうじゅう 分 ふん を 過ぎ すぎ てしまった 行き先 いきさき が 遠い とおい 練習 れんしゅう 2 — 尋ねる たずねる 形 かたち を 選ぶ えらぶ 次 つぎ のことを 尋ねる たずね