0.5 合成母音 11 — 字は多いが、音は少ない — Epoché
この 課 か でできるようになること 合成母音 ごうせいぼいん を 部品 ぶひん に 分け わけ 、 組み合わせ くみあわせ て 読める よめる 。 同じ おなじ ように 聞こえる きこえる 母音 ぼいん を、 語 ご の 綴り つづり で 書き分け かきわけ られる。 ㅢ を 位置 いち と 働き はたらき に 応じ おうじ て 読める よめる 。 合成母音 ごうせいぼいん を 含む ふくむ 語 ご を 聞い きい て 書ける かける 。 前提 ぜんてい : 0.4 まで。 字 じ の 違い ちがい と 音 おと の 違い ちがい は 別 べつ 基本母音 きほんぼいん を 組み合わせ くみあわせ た 字母 じぼ を 合成母音 ごうせいぼいん と 呼び よび ます。これから 見る みる 字 じ は 複雑 ふくざつ そうですが、「エ」「イェ」「ワ」「ウォ」「ウェ」「ウィ」のような、なじみのある 音 おと が 手がかり てがかり になります。 字 じ の 部品 ぶひん を 一 ひと つずつ、 別 べつ の 音節 おんせつ として 読む よむ わけではありません。 今 いま のソウルの 発音 はつおん では、 ㅐ と ㅔ 、 ㅙ ・ ㅞ ・ ㅚ を 同じ おなじ ように 発音 はつおん する 話し手 はなして が 多く おおく います。 字 じ が 違う ちがう からといって、 必ず かならず 別 べつ の 音 おと を 聞き出す ききだす 必要 ひつよう はありません。 日本 にっぽん 語 ご で「じ」と「ぢ」を 音 おと だけでは 書き分け かきわけ られないのに 似 に ています。 読む よむ ときは 音 おと 、 書く かく ときは 語 ご の 綴り つづり を 頼り たより にしましょう。 部品 ぶひん から 読む よむ 規則 きそく 1: 右 みぎ に ㅣ を 足し たし た 形 かたち は「エ」の 仲間 なかま 。 ㅏ に 足す たす と ㅐ 、 ㅓ に 足す たす と ㅔ になります。 ㅑ ・ ㅕ に 足し たし た ㅒ ・ ㅖ は、 初め はじめ に 短い みじかい 「い」の 滑り出し すべりだし が 付く つく 「イェ」です。「ア・イ」と 二 ふた つに 切っ きっ て 読む よむ のではありません。 規則 きそく 2: ㅗ ・ ㅜ から、 右側 みぎがわ の 母音 ぼいん へ 短く みじかく 滑る すべる 。 ㅘ は 丸め まるめ た 唇 くちびる から ㅏ へ、 ㅝ は 丸め まるめ た 唇 くちびる から ㅓ へ 移り うつり ます。「ウ・ア」「ウ・オ」と 二 に 拍 はく に 分け わけ ず、 一 ひと つの 音節 おんせつ に 収め おさめ ます。 ㅟ は 丸め まるめ た 口 くち から「い」へ 移る うつる 「ウィ」です。 字母 じぼ 組み合わせ くみあわせ 読み よみ の 目安 めやす 語 ご 意味 いみ ㅐ ㅏ + ㅣ エ 개 犬 いぬ ㅔ ㅓ + ㅣ エ 네 はい ㅒ ㅑ + ㅣ イェ 얘기 話 はなし ㅖ ㅕ + ㅣ イェ 예 はい ㅘ ㅗ + ㅏ ワ 사과 りんご ㅙ ㅗ + ㅐ ウェ 왜 なぜ ㅚ ㅗ + ㅣ ウェ 회사 会社 かいしゃ ㅝ ㅜ + ㅓ ウォ 뭐 何 なん ㅞ ㅜ + ㅔ ウェ 웨딩 ウェディング ㅟ ㅜ + ㅣ ウィ 위 上 うえ ㅢ ㅡ + ㅣ ウイ。 位置 いち で 変わる かわる 。 의사 医者 いしゃ 表 ひょう の「 組み合わせ くみあわせ 」は、すぐ 隣 となり の 部品 ぶひん に 分け わけ た 形 かたち です。 ㅙ の 右側 みぎがわ の ㅐ 、 ㅞ の 右側 みぎがわ の ㅔ は、それ 自体 じたい も 合成母音 ごうせいぼいん です。すべてが 直接 ちょくせつ 二 ふた つの 基本母音 きほんぼいん に 分かれる わかれる わけではありません。 字 じ の 形 かたち をたどってから、 音 おと をひとまとまりにしてください。 組み合わせ くみあわせ は 自由 じゆう ではありません。 ㅗ には ㅏ ・ ㅐ が、 ㅜ には ㅓ ・ ㅔ が 組み合わさり くみあわさり ます。 ㅗ + ㅓ 、 ㅜ + ㅏ の 字 じ は 作り つくり ません。 ㅣ はどちらにも 付き つき ます。 丸め まるめ た 口 くち から 始める はじめる 合成母音 ごうせいぼいん は、 初声 しょせい の 右 みぎ と 下 した を 使っ つかっ て 一 ひと つの 四角 しかく に 収め おさめ ます。 同じ おなじ 音 おと でも 綴り つづり を 覚える おぼえる 「はい」の 네 は ㅔ 、「 犬 いぬ 」の 개 は ㅐ です。「なぜ」の 왜 は ㅙ 、「 会社 かいしゃ 」の 회사 は ㅚ です。 聞こえる きこえる 音 おと だけで 決めよう きめよう とせず、 意味 いみ と 綴り つづり を 一 いち 組 くみ で 思い出し おもいだし ます。これは 母音 ぼいん の 聞き分け ききわけ の 失敗 しっぱい ではありません。 ㅚ ・ ㅟ には、 口 くち を 滑ら すべら せない 発音 はつおん もあります。この 課 か では、よく 聞く きく 「ウェ」「ウィ」を 手がかり てがかり に 練習 れんしゅう します。また 시계 ( 時計 とけい )・ 세계 ( 世界 せかい )の 계 は、[ 계 ]のほか[ 게 ]と 読む よむ ことも 認め みとめ られています。 音 おと は「ケ」に 近く ちかく ても、 綴り つづり は 계 のままです。 ㅐ と ㅔ の 音 おと の 差 さ を 聞き出す ききだす ために、 何 なん 度 ど も 止まる とまる 必要 ひつよう はありません。 同じ おなじ 「エ」で 読ん よん でも、 綴り つづり を 同じ おなじ にしてよいわけではありません。 意味 いみ から 語 ご を 思い出し おもいだし 、その 語 ご の 字母 じぼ を 書き かき ましょう。 ㅢ は 位置 いち を 見る みる ㅢ は ㅡ から ㅣ へ 滑る すべる 母音 ぼいん です。 初め はじめ の「う」に 当たる あたる 部分 ぶぶん でも 唇 くちびる を 丸め まるめ ません。まず 単語 たんご の 頭 あたま か、 音 おと を 持つ もつ 子音 しいん が 付い つい ているか、 助詞 じょし として 使っ つかっ ているかを 確かめ たしかめ ます。 位置 いち ・ 働き はたらき 例 れい と 意味 いみ 読み よみ 方 かた 語頭 ごとう 、 初声 しょせい が 置き字 おきじ 의자 椅子 いす 。「ウイ」と 一 いち 音節 おんせつ で 読み よみ 始める はじめる 。 音 おと を 持つ もつ 子音 しいん の 後 あと 희망 希望 きぼう 。 희 は[ 히 ]と 読む よむ 。 語頭 ごとう 以外 いがい で、 初声 しょせい が 置き字 おきじ 주의 注意 ちゅうい 。 의 は「ウイ」のほか「イ」とも 読める よめる 。 「の」に 当たる あたる 助詞 じょし 나의 私 わたくし の。 의 は「ウイ」のほか「エ」とも 読める よめる 。 助詞 じょし の 의 を「エ」と 読む よむ 言い いい 方 かた はよく 使わ つかわ れます。 우리의 ( 私 わたくし たちの)も、 最後 さいご を「エ」と 読め よめ ます。ただし「ウイ」が 誤り あやまり ということではありません。 의사 ( 医者 いしゃ )のような 語頭 ごとう の 의 に、この 助詞 じょし の 読み よみ 方 かた を 当てはめ あてはめ ないことが 大切 たいせつ です。 「 子音 しいん の 後 あと 」とは、 희 の ㅎ のように、 同じ おなじ 音節 おんせつ の 初声 しょせい に 音 おと を 持つ もつ 子音 しいん が 付く つく ことです。 前 まえ の 音節 おんせつ に 子音 しいん があるという 意味 いみ ではありません。まず 一 ひと つの 四角 しかく の 中 なか を 見 み てから、 語 ご の 中 なか の 位置 いち や 助詞 じょし の 役 やく を 確かめ たしかめ ます。 語表 ごひょう 쉬워요 と 어려워요 は、それぞれ「やさしいです」「 難しい むずかしい です」という 形 かたち です。 今 いま は 活用 かつよう を 作る つくる 練習 れんしゅう ではなく、 쉬 の ㅟ 、 워 の ㅝ を 読む よむ 練習 れんしゅう をします。 辞書 じしょ の 形 かたち 쉽다 ・ 어렵다 も 一緒 いっしょ に 載せ のせ ます。 語 ご 意味 いみ 시계 時計 とけい 세계 世界 せかい 과일 果物 くだもの 병원 病院 びょういん 쉬워요 やさしいです 어려워요 難しい むずかしい です 외국 外国 がいこく 의자 椅子 いす 네 はい 예 はい( 改まっ あらたまっ た 返事 へんじ にも 使う つかう ) 얘기 話 はなし 사과 りんご 왜 なぜ 회사 会社 かいしゃ 뭐 何 なん 위 上 うえ 의사 医者 いしゃ 쉽다 やさしい・ 簡単 かんたん だ 어렵다 難しい むずかしい 이름 名前 なまえ 이름 ( 名前 なまえ )の 母音 ぼいん は ㅣ と ㅡ で、どちらも 前 まえ に 学ん まなん だ 基本母音 きほんぼいん です。 新しい あたらしい 字 じ と 比べる くらべる ときも、 丸め まるめ ない ㅡ の 口 くち を 思い出し おもいだし てください。 練習 れんしゅう 의자 ・ 희망 ・ 우리의 ・ 의사 の ㅢ を「ウイ」「イ」「エ」から 選ん えらん でください。 複数 ふくすう の 読み よみ が 認め みとめ られるものは、その 読み よみ も 書き かき ます。 部品 ぶひん を 組み くみ 、 空欄 くうらん に 合成母音 ごうせいぼいん を 書い かい てください。① ㅜ + ㅣ =( ) ② ㅓ + ㅣ =( ) ③ ㅗ + ㅏ =( )。 続け つづけ て、 ㅙ と ㅞ を、それ 以上 いじょう 分け わけ られない 基本母音 きほんぼいん まで 分け わけ て 書い かい てください( 表 ひょう の「 組み合わせ くみあわせ 」の 一段 いちだん 先 さき まで 分け わけ ます)。 次 つぎ の 意味 いみ になる 字 じ を 組み立て くみたて て 書い かい てください。①「はい」: 初声 しょせい ㄴ 、 母音 ぼいん は「エ」の 字母 じぼ ②「 犬 いぬ 」: 初声 しょせい ㄱ 、 母音 ぼいん は「エ」の 字母 じぼ ③「なぜ」: 初声 しょせい ㅇ 、 母音 ぼいん は「ウェ」の 字母 じぼ ④「ウェディング」の 頭 あたま の 字 じ : 初声 しょせい ㅇ 、 母音 ぼいん は ㅜ から 始まる はじまる 「ウェ」の 字母 じぼ 。 意味 いみ に 合う あう 綴り つづり を 思い出し おもいだし ます。 【 復習 ふくしゅう 0.1】 나 ・ 너 ・ 니 の 中声 ちゅうせい を 順 じゅん に ㅘ ・ ㅝ ・ ㅟ に 替え かえ 、 一 いち 字 じ ずつ 書い かい てください。 元 もと の 字 じ と 同じ おなじ 初声 しょせい を 残し のこし 、 読み よみ 方 かた の 目安 めやす も 片仮名 かたかな で 添え そえ ます。 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。 終声 しゅうせい の 補助 ほじょ : 病院 びょういん は 初め はじめ の 字 じ に ㅇ 、 次 つぎ の 字 じ に ㄴ 。 外国 がいこく の 後半 こうはん は 국 、 果物 くだもの の 後半 こうはん は 일 です。 회사 위 병원 의자 뭐 사과 외국 과일 「 私 わたくし たちの」に 続け つづけ て「 時計 とけい 」を 置い おい た 短い みじかい 句 く をハングルで 書き かき 、 助詞 じょし を「エ」、 계 を「ケ」と 読む よむ 場合 ばあい の 発音 はつおん を[]に 書い かい てください。 【 復習 ふくしゅう 0.4】 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご を 書い かい てください。 最初 さいしょ に 句 く の 頭 あたま の 高 たか さ、 次 つぎ に 息 いき と 出だし でだし を 聞き きき ます。 차 가짜 토끼 ㅐ と ㅔ を 同じ おなじ ように 読ん よん でも、 書く かく ときに 区別 くべつ するのはなぜですか。 日本 にっぽん 語 ご の 例 れい にたとえて 説明 せつめい してください。 ▶ の 手本 てほん を 聞き きき 、すぐ 同じ おなじ ように 声 こえ に 出し だし てください。 滑り出し すべりだし を 別 べつ の 一 いち 拍 はく にしないようにします。 確かめる たしかめる 点 てん :① 과 ・ 궈 ・ 귀 を「クア」「クオ」「クイ」と 二 に 拍 はく にせず、 一 ひと つの 音節 おんせつ で 言っ いっ た ② 의사 の 의 を 語頭 ごとう の 読み よみ 「ウイ」で 言い いい 、「エ」「イ」にしていない。 가 과 거 궈 기 귀 의사 희망 この 課 か のまとめ 合成母音 ごうせいぼいん は 部品 ぶひん から 字形 じけい を 覚え おぼえ 、 音 おと は 一 ひと つの 音節 おんせつ にまとめる。 同じ おなじ ように 聞こえる きこえる 字母 じぼ は、 語 ご の 意味 いみ と 綴り つづり を 組 くみ にして 覚える おぼえる 。 ㅢ は 位置 いち と 働き はたらき を 見る みる 。 助詞 じょし の「エ」などは、 認め みとめ られた 別 べつ の 読み よみ 方 かた 。 これで 子音 しいん 19・ 母音 ぼいん 21 の 字母 じぼ が 出そろい でそろい ました。 次 つぎ は、 一 ひと つの 音節 おんせつ の 終わり おわり 方 かた を 練習 れんしゅう します。 次 つぎ の 課 か へ 次