0.4 三系列の子音 — 平音・激音・濃音 — Epoché
この 課 か でできるようになること 句 く の 頭 あたま の 高 たか さを 第 だい 一 いち の 手がかり てがかり に、 息 いき と 喉 のど の 締め しめ も 使っ つかっ て 三系列 さんけいれつ を 区別 くべつ できる。 初声 しょせい だけが 違う ちがう 語 ご を、 混ぜ まぜ て 聞い きい て 書き分け かきわけ られる。 日本 にっぽん 語 ご の「っ」の 後半 こうはん を 手がかり てがかり に、 濃音 のうおん を 作れる つくれる 。 字形 じけい を 見 み て 平音 へいおん ・ 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん を 見分け みわけ 、 書き換え かきかえ られる。 前提 ぜんてい : 0.3 まで。 高 たか さから 聞き きき 、 息 いき で 確かめる たしかめる 달 ( 月 がつ )・ 탈 ( 仮面 かめん )・ 딸 ( 娘 むすめ )は、 同じ おなじ 母音 ぼいん と 終声 しゅうせい を 持つ もつ 語 ご です。 違う ちがう のは 頭 あたま の 子音 しいん だけです。 日本 にっぽん 語 ご の「た」か「だ」かに 分けよう わけよう とすると、 三 みっ つある 区別 くべつ を 二 ふた つに 押し込ん おしこん でしまいます。 規則 きそく 1: まず 句 く の 頭 あたま が 低い ひくい か 高い たかい か、 次 つぎ に 息 いき と 音 おと の 出だし でだし を 聞く きく 。 今 いま のソウルの 発音 はつおん を 目安 めやす に、 ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ ・ ㅈ の 平音 へいおん は 低く ひくく 、 対応 たいおう する 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん は 高く たかく 始め はじめ ます。 高い たかい 二 ふた つのうち、 息 いき を 強く つよく 伴う ともなう のが 激音 げきおん 、 息 いき がほとんど 漏れ もれ ず 詰まっ つまっ て 始まる はじまる のが 濃音 のうおん です。 系列 けいれつ 句 く の 頭 あたま 息 いき ・ 喉 のど の 手がかり てがかり 字母 じぼ 平音 へいおん 低い ひくい 喉 のど を 強く つよく 締め しめ ず、 柔らかく やわらかく 出す だす 。 ㄱ ㄷ ㅂ ㅈ 激音 げきおん 高い たかい 母音 ぼいん の 前 まえ に 強い つよい 息 いき が 出る でる 。 ㅋ ㅌ ㅍ ㅊ 濃音 のうおん 高い たかい 締まり しまり のある 出だし でだし で、 息 いき がほとんど 漏れ もれ ない。 ㄲ ㄸ ㅃ ㅉ 高 たか さは、 同じ おなじ 話し手 はなして の 中 なか で 比べ くらべ ます。 激音 げきおん と 濃音 のうおん はどちらも 高い たかい ので、 高 たか さだけで 二 ふた つを 決める きめる ことはできません。また 平音 へいおん にも 息 いき はあり、その 強 つよ さは 話し手 はなして によって 違い ちがい ます。 手のひら てのひら の 感触 かんしょく だけを 合否 ごうひ の 判定 はんてい にせず、▶ の 音 おと と 合わせ あわせ て 練習 れんしゅう しましょう。 激音 げきおん と 濃音 のうおん を 作る つくる 激音 げきおん は 息 いき を 伴う ともなう ㅋ ・ ㅌ ・ ㅍ ・ ㅊ は、 口 くち を 開放 かいほう したときに 息 いき がはっきり 出る でる 子音 しいん です。 手 て を 口 くち の 前 まえ に 置き おき 、 母音 ぼいん に 入る はいる 前 まえ の 息 いき を 感じ かんじ てください。 커피 (コーヒー)の ㅋ と ㅍ は 両方 りょうほう とも 激音 げきおん です。 母音 ぼいん に 挟ま はさま れた 피 も、 平音 へいおん のように「ビ」にはなりません。 커피 規則 きそく 2: 字形 じけい の 対応 たいおう も 一緒 いっしょ に 覚える おぼえる 。 ㄱ → ㅋ 、 ㄷ → ㅌ 、 ㅈ → ㅊ は 一画 いっかく 足し たし た 形 かたち です。 ㅂ と ㅍ も 対応 たいおう しますが、こちらは 形 かたち を 見比べ みくらべ て 覚え おぼえ ます。 濃音 のうおん は 平音 へいおん の 字母 じぼ を 二 ふた つ 並べ ならべ た ㄲ ・ ㄸ ・ ㅃ ・ ㅉ ・ ㅆ です。 濃音 のうおん は「っ」の 後半 こうはん を 手がかり てがかり に 日本 にっぽん 語 ご の「やった」の「た」は、 濃音 のうおん を 作る つくる よい 出発 しゅっぱつ 点 てん です。 日本 にっぽん 語 ご の 音 おと と 完全 かんぜん に 同じ おなじ ではありませんが、 勢い いきおい よく 息 いき を 吹か ふか ずに、はっきり 始める はじめる 感覚 かんかく を 借り かり られます。 字母 じぼ 手がかり てがかり の 日本 にっぽん 語 ご 取り出す とりだす 音 おと ㄲ がっかり 「っ」の 直後 ちょくご の「か」 ㄸ やった 「っ」の 直後 ちょくご の「た」 ㅃ きっぱり 「っ」の 直後 ちょくご の「ぱ」 ㅉ まっちゃ 「っ」の 直後 ちょくご の「ちゃ」 ㅆ あっさり 「っ」の 直後 ちょくご の「さ」 ① 日本 にっぽん 語 ご の 語 ご を 言う ゆう 。②「っ」で 口 くち を 構え かまえ た 状態 じょうたい から、 後ろ うしろ の 子音 しいん と 母音 ぼいん だけを 出す だす 。③ 前 まえ の 日本 にっぽん 語 ご を 言わ いわ ず、▶ の 高く たかく 締まっ しまっ た 始まり はじまり をまねる。この 順 じゅん で、 따 ・ 싸 のような 音 おと を 作り つくり ます。「っ」を 一 いち 音節 おんせつ として 前 まえ に 付ける つける のではありません。 喉 のど を 痛める いためる ほど 力 ちから を 入れ いれ ず、 短く みじかく 構え かまえ て 母音 ぼいん へ 移っ うつっ てください。 따 싸 딸 が 日本 にっぽん 語 ご の「だる」のように 聞こえ きこえ ても、 濃音 のうおん は 日本 にっぽん 語 ご の 濁音 だくおん ではありません。 달 と 比べ くらべ 、 高い たかい 始まり はじまり と 締まっ しまっ た 出だし でだし を 聞き きき ます。「ダ」と 意識 いしき して 濁ら にごら せるより、「やった」の 後半 こうはん を 手がかり てがかり にします。 濃音 のうおん を 強調 きょうちょう しようとして 息 いき を 吹く ふく と、 딸 が 탈 に 近づき ちかづき ます。 大声 おおごえ ではなく 出だし でだし の 締まり しまり を 作り つくり 、 母音 ぼいん へすぐ 移っ うつっ てください。 手のひら てのひら に 強い つよい 息 いき を 感じ かんじ たら、いったん 力 ちから を 抜い ぬい て やり直し やりなおし ます。 三系列 さんけいれつ の 最小対 さいしょうつい 表 ひょう の 語 ご では、まず 最初 さいしょ の 子音 しいん に 集中 しゅうちゅう します。 語末 ごまつ の ㄹ は 舌先 したさき を 上 うえ の 歯茎 はぐき に 付け つけ て 終え おえ 、「ル」と 母音 ぼいん を 足し たし ません。 終声 しゅうせい の 詳しい くわしい 練習 れんしゅう は 後 あと の 課 か で 行い おこない ます。 平音 へいおん 意味 いみ 激音 げきおん 意味 いみ 濃音 のうおん 意味 いみ 달 月 つき 탈 仮面 かめん 딸 娘 むすめ 불 火 ひ 풀 草 くさ 뿔 角 かく 자다 寝る ねる 차다 冷たい つめたい 짜다 塩辛い しおからい ㅅ と ㅆ は 二 ふた つの 対 たい です。 対応 たいおう する 激音 げきおん はありません。 사다 ( 買う かう )と 싸다 ( 安い やすい )は どちらも 高く たかく 始まる はじまる ので、 前 まえ の 表 ひょう の「 平音 へいおん なら 低い ひくい 」をそのまま 当てはめ あてはめ られません。 싸다 は 短く みじかく 締まっ しまっ た 出だし でだし を 作り つくり 、 사다 と 聞き比べ ききくらべ ます。 ㅅ ・ ㅆ は 息 いき を 擦っ すっ て 出す だす 音 おと で、 破裂音 はれつおん とは 出し だし 方 かた が 違い ちがい ます。 사다 싸다 漢字語 かんじご は、 漢字 かんじ に 由来 ゆらい する 語 ご です。 語頭 ごとう に 濃音 のうおん が 来る くる ものは 多く おおく ありません。 쌍 ( 双 そう )のような 例外 れいがい もあるので、 語 ご の 由来 ゆらい だけで 綴り つづり を 決め きめ ず、 一 いち 語 ご ずつ 字 じ と 音 おと を 結び付け むすびつけ ましょう。 語表 ごひょう 토끼 は 激音 げきおん から 濃音 のうおん へ、 딸기 は 濃音 のうおん から 平音 へいおん へ 移り うつり ます。 가짜 の 後半 こうはん は 濃音 のうおん です。 오른쪽 の 쪽 、 비싸다 の 싸 でも、 二 ふた つ 並ん ならん だ 初声 しょせい を 探し さがし てください。 語 ご 意味 いみ 달 月 つき 딸 娘 むすめ 탈 仮面 かめん 커피 コーヒー 차 お 茶 ちゃ ・ 車 くるま 토끼 うさぎ 딸기 いちご 빵 パン 불 火 ひ 풀 草 くさ 개 犬 いぬ 。 母音 ぼいん ㅐ は「エ」に 近く ちかく 、 次 つぎ の 課 か で 学ぶ まなぶ 。 짜다 塩辛い しおからい 싸다 安い やすい 비싸다 値段 ねだん が 高い たかい 오른쪽 右側 みぎがわ 가짜 偽物 にせもの 개 ( 犬 いぬ )の 初声 しょせい ㄱ は 平音 へいおん です。 母音 ぼいん の 詳しい くわしい 読み よみ は 次 つぎ に 学び まなび ますが、 字形 じけい から 子音 しいん の 系列 けいれつ を 見分ける みわける ことはできます。 練習 れんしゅう 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞き きき ます。まず 低い ひくい / 高い たかい を 選び えらび 、 次 つぎ に 平音 へいおん ・ 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん を 選ん えらん でください。 뿔 달 풀 딸 탈 불 오른쪽 ・ 비싸다 ・ 차 の 初声 しょせい のうち、 濃音 のうおん と 激音 げきおん を 選び えらび 、どの 音節 おんせつ にあるか 書い かい てください。 置き字 おきじ は 三系列 さんけいれつ に 入れ いれ ません。 初声 しょせい を 補っ おぎなっ て 一 いち 字 じ に 組ん くん でください。①( ㅂ に 対応 たいおう する 濃音 のうおん )+ ㅜ ②( ㄱ に 対応 たいおう する 激音 げきおん )+ ㅏ ③( ㅈ に 対応 たいおう する 濃音 のうおん )+ ㅗ 。ここでは 語 ご の 意味 いみ ではなく 字 じ の 組み立て くみたて を 練習 れんしゅう します。 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん から 逆 ぎゃく にたどり、 同じ おなじ 組 くみ の 字母 じぼ を 書い かい てください。① ㅌ の 平音 へいおん と 濃音 のうおん ② ㅉ の 平音 へいおん と 激音 げきおん ③ ㅍ の 平音 へいおん と 濃音 のうおん ④ ㄲ の 平音 へいおん と 激音 げきおん ⑤ ㅆ の 平音 へいおん 。⑤の 組 くみ に 激音 げきおん があるかも 答え こたえ ます。 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。「 月 がつ ・ 仮面 かめん ・ 娘 むすめ 」は 母音 ぼいん ㅏ と 終声 しゅうせい ㄹ 、「 火 ひ ・ 草 くさ ・ 角 かく 」は 母音 ぼいん ㅜ と 終声 しゅうせい ㄹ が 共通 きょうつう です。 딸 풀 자다 탈 싸다 불 짜다 달 사다 뿔 차다 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。パンの 字 じ には 終声 しゅうせい ㅇ 、いちごの 頭 あたま の 字 じ には 終声 しゅうせい ㄹ を 使い つかい ます。 가짜 빵 커피 딸기 토끼 【 復習 ふくしゅう 0.3】 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご を 書い かい てください。 語中 ごちゅう で 濁る にごる 平音 へいおん と、 濁ら にごら ない 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん を 混ぜ まぜ て 聞き きき ます。 두부 토끼 바다 커피 고기 「やった」「あっさり」の 後半 こうはん から 따 ・ 싸 を 作り つくり 、▶ を 聞い きい てすぐまねてください。その 後 ご 、 次 つぎ の 語 ご の 組 くみ を 音読 おんどく します。 確かめる たしかめる 点 てん :① 平音 へいおん は 低く ひくく 、 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん は 高く たかく 始め はじめ た ② 激音 げきおん では 息 いき を 出し だし 、 濃音 のうおん では 強く つよく 吹か ふか ずに 締め しめ て 始め はじめ た。 따 싸 달 탈 딸 불 풀 뿔 자다 차다 짜다 사다 싸다 この 課 か のまとめ 三系列 さんけいれつ の 子音 しいん は、 高 たか さを 先 さき に、 息 いき と 出だし でだし を 次 つぎ に 確かめる たしかめる 。 濃音 のうおん は 濁音 だくおん ではない。「っ」の 後半 こうはん を 手がかり てがかり にする。 ㅅ と ㅆ はともに 高い たかい 側 がわ で、 対応 たいおう する 激音 げきおん はない。 次 つぎ の 課 か へ 次 つぎ の 0.5 では 合成母音 ごうせいぼいん を 学び まなび ます。 同じ おなじ