1.2 頭子音の対応 — 候補を二つか三つに絞る — Epoché
この 課 か でできるようになること 日本 にっぽん 語 ご の 音読み おんよみ から、 韓国 かんこく 語 ご の 初声 しょせい の 候補 こうほ を 絞れる しぼれる 。 マ行 まぎょう ・ 母音 ぼいん ・ ヤ行 やぎょう の 対応 たいおう を、 別 べつ の 字 じ にも 使える つかえる 。 日本 にっぽん 語 ご の 濁音 だくおん が 韓国 かんこく 語 ご の 鼻音 びおん や 母音 ぼいん 始まり はじまり に 対応 たいおう する 例 れい を 説明 せつめい できる。 漢字 かんじ の 音 おと を 語頭 ごとう に 置く おく とき、 頭音法則 とうおんほうそく に 従っ したがっ て 形 かたち を 変え かえ られる。 前提 ぜんてい : 1.1 まで。 一 ひと つに 決め きめ ず、 候補 こうほ を 絞る しぼる 日本 にっぽん 語 ご の「 カ行 かぎょう なら 韓国 かんこく 語 ご は ㄱ 」と 覚える おぼえる と、 회사 ( 会社 かいしゃ )の 회 が 説明 せつめい できません。 カ行 かぎょう には ㅎ の 候補 こうほ もあります。 頭 あたま の 子音 しいん を 予測 よそく するときは、 候補 こうほ を 残し のこし てから 聞く きく のが 近道 ちかみち です。 規則 きそく 1: 音読み おんよみ の 行 ぎょう から 候補 こうほ を 取り とり 、 語 ご の 音声 おんせい で 決める きめる 。 予測 よそく は 正解 せいかい を 一 いち 度 ど で 当てる あてる ためだけのものではありません。 関係 かんけい の 薄い うすい 候補 こうほ を 外し はずし 、 聞く きく ときに 注目 ちゅうもく する 範囲 はんい を 狭める せばめる ために 使い つかい ます。 音読み おんよみ の 頭 あたま 主な おもな 初声 しょせい の 候補 こうほ 例 れい マ行 まぎょう ㅁ 問 もん = 문 、 名 めい = 명 母音 ぼいん ・ ヤ行 やぎょう ㅇ 一 いち = 일 、 億 おく = 억 、 夜 よる = 야 、 友 とも = 우 カ行 かぎょう ㄱ ・ ㅎ 九 きゅう = 구 、 会 かい = 회 ハ行 はぎょう ㅂ ・ ㅍ 保 ほ = 보 、 品 ひん = 품 サ行 さぎょう ㅅ ・ ㅈ ・ ㅊ 三 さん = 삼 、 作 さく = 작 、 七 なな = 칠 タ 行 いき ㅈ ・ ㄷ ・ ㅊ ・ ㅌ 地 ち = 지 、 多 た = 다 、 天 てん = 천 、 他 た = 타 ガ行 がぎょう ㅇ ・ ㅎ ・ ㄱ 五 ご = 오 、 学 がく = 학 、 技 わざ = 기 ダ行 だぎょう ㄷ ・ ㄴ ・ ㅌ ・ ㅈ 同 どう = 동 、 男 おとこ = 남 、 打 だ = 타 、 電 でん = 전 バ行 ばぎょう ㅁ ・ ㅂ 尾 お = 미 、 分 ぶん = 분 ザ行 ざぎょう ㅅ ・ ㅈ ・ ㅇ 十 じゅう = 십 、 場 ば = 장 、 人 ひと = 인 ラ行 らぎょう ㄹ 、 語頭 ごとう では ㄴ ・ ㅇ など 路 みち = 로 / 노 、 料 りょう = 료 / 요 ナ行 なぎょう ㄴ ・ ㅇ 年 ねん = 년 / 연 、 日 ひ = 일 ワ行 わぎょう の「 話 はなし 」 ㅎ 話 はなし = 화 マ行 まぎょう の ㅁ 、 母音 ぼいん ・ ヤ行 やぎょう の ㅇ は 使い つかい やすい 出発 しゅっぱつ 点 てん です。 初声 しょせい の ㅇ は 鼻音 びおん ではなく、 母音 ぼいん で 始まる はじまる ことを 示す しめす 置き字 おきじ です。 終声 しゅうせい の ㅇ と 混同 こんどう しないでください。 カ行 かぎょう や サ行 さぎょう では 候補 こうほ を 一 ひと つに 決め きめ ないことが 大切 たいせつ です。 会社 かいしゃ を 괴사 と 予測 よそく しても、 間違い まちがい の 理由 りゆう は「 覚え おぼえ が 悪い わるい 」からではありません。 会 かい のカイには ㄱ と ㅎ の 候補 こうほ があり、 実際 じっさい は 회 です。 サ行 さぎょう も ㅅ だけではなく、 作 さく の 작 、 七 なな の 칠 を 一緒 いっしょ に 考え かんがえ ましょう。 清音 せいおん ・ 濁音 だくおん を、そのまま 移さ うつさ ない 日本 にっぽん 語 ご では 濁点 だくてん のあるガ・ダ・バも、 韓国 かんこく 語 ご では 鼻音 びおん や 母音 ぼいん 始まり はじまり に 対応 たいおう することがあります。 男 おとこ のダンは 남 、 尾 お のビは 미 。 一方 いっぽう 、 五 ご のゴは 오 で、 初声 しょせい の 鼻音 びおん はありません。 同 どう のドウは 동 なので、「 濁音 だくおん なら 必ず かならず 鼻音 びおん 」ともいえません。 日本 にっぽん 語 ご の 音読み おんよみ と 韓国 かんこく 語 ご の 漢字音 かんじおん は、 中国 ちゅうごく 語 ご の 漢字 かんじ の 音 おと をそれぞれの 言語 げんご に 取り入れ とりいれ たものです。 取り入れ とりいれ た 音 おと の 区別 くべつ と、 今 いま の 音 おと の 区別 くべつ は 一 いち 対 たい 一 いち ではありません。 日本 にっぽん 語 ご では 同じ おなじ 行 ぎょう に 見える みえる 字 じ が 韓国 かんこく 語 ご で 別 べつ の 初声 しょせい を 持つ もつ ことも、その 逆 ぎゃく もあります。 表 ひょう は 候補 こうほ の 見取り みとり 図 ず です。 日本 にっぽん 語 ご の 音読み おんよみ 一 ひと つだけから 韓国 かんこく 語 ご の 音 おん 全体 ぜんたい が 決まる きまる わけではありません。たとえば 題 だい (ダイ)は 제 です。 頭 あたま の 子音 しいん に 注目 ちゅうもく した 後 あと も、 母音 ぼいん と 終声 しゅうせい は 語 ご ごとに 確かめ たしかめ ます。 頭音法則 とうおんほうそく — 語 ご の 先頭 せんとう では 形 かたち が 変わる かわる 規則 きそく 2: 韓国 かんこく の 漢字語 かんじご では、 語頭 ごとう の ㄹ ・ ㄴ に 特別 とくべつ な 変化 へんか がある。 この 決まり きまり を 두음법칙 ( 頭音法則 とうおんほうそく )といいます。 外来語 がいらいご の 라디오 (ラジオ)まで 나디오 にする 決まり きまり ではありません。 ㄹ で 始まる はじまる 漢字音 かんじおん のうち、 리 ・ 랴 ・ 려 ・ 례 ・ 료 ・ 류 は 語頭 ごとう で 이 ・ 야 ・ 여 ・ 예 ・ 요 ・ 유 になります。 라 ・ 래 ・ 로 ・ 뢰 ・ 루 ・ 르 は 나 ・ 내 ・ 노 ・ 뇌 ・ 누 ・ 느 になります。また、 녀 ・ 뇨 ・ 뉴 ・ 니 の ㄴ も 語頭 ごとう で 落ち おち 、 여 ・ 요 ・ 유 ・ 이 になります。 漢字 かんじ の 音 おと 語頭 ごとう の 例 れい 語中 ごちゅう の 例 れい 違い ちがい 歷= 력 역사 이력 歴史 れきし / 履歴 りれき 。 歴 れき が 역 / 력 料 りょう = 료 요리 재료 料理 りょうり / 材料 ざいりょう 。 料 りょう が 요 / 료 路 みち = 로 노선 도로 路線 ろせん / 道路 どうろ 。 路 みち が 노 / 로 女 おんな = 녀 여자 소녀 女子 じょし / 少女 しょうじょ 。 女 おんな が 여 / 녀 노력 ( 努力 どりょく )の 력 は「 力 ちから 」です。 역사 の「 歴 れき 」とは 別 べつ の 漢字 かんじ ですが、どちらも 字 じ の 音 おと は 력 です。 字 じ が 同じ おなじ かどうかと、 音 おと が 同じ おなじ かどうかを 分け わけ て 見る みる と 整理 せいり できます。 韓国 かんこく の 辞書 じしょ で「 歴史 れきし 」を 探す さがす ときは 역사 の ㅇ の 所 ところ を 引き ひき ます。 字 じ ごとの 音 おと を 並べ ならべ た 력사 のままではありません。ただし、 語中 ごちゅう の 력 まで 全部 ぜんぶ 역 に 変える かえる わけではなく、 이력 ・ 노력 の 形 かたち は 保ち たもち ます。 語表 ごひょう と 短い みじかい まとまり 대만 ( 台湾 たいわん )の 대 は 台 だい のダイ、 근처 ( 近所 きんじょ ・ 近く ちかく )の 근 は 近 きん のキン、 처 は 処 ところ のショに 対応 たいおう します。 연락처 ( 連絡 れんらく 先 さき )は、 連 れん の 련 が 語頭 ごとう で 연 になった 形 かたち を 含み ふくみ ます。 語 ご 意味 いみ 노력 努力 どりょく 연락처 連絡 れんらく 先 さき 대만 台湾 たいわん 근처 近所 きんじょ 、 近く ちかく 두음법칙 頭音法則 とうおんほうそく 회사 근처 は「 会社 かいしゃ の 近く ちかく 」、 가족 연락처 は「 家族 かぞく の 連絡 れんらく 先 さき 」です。 名詞 めいし を 組み合わせ くみあわせ ながら、 会社 かいしゃ ・ 家族 かぞく という 既に すでに 知っ しっ ている 音 おと も 一緒 いっしょ に 使い つかい ましょう。 練習 れんしゅう 「 カ行 かぎょう はすべて ㄱ 」「 日本 にっぽん 語 ご の 濁音 だくおん はすべて 韓国 かんこく 語 ご の 鼻音 びおん 」「 母音 ぼいん 始まり はじまり の ㅇ は 置き字 おきじ 」のうち、 正しい ただしい 説明 せつめい を 選ん えらん でください。 初声 しょせい を 補っ おぎなっ て 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。① 文化 ぶんか (ブンカ):_ ㅜㄴ화 ② 未知 みち (ミチ):_ ㅣ지 ③ 遺産 いさん (イサン):_ ㅠ산 。 次 つぎ の 字 じ の 音 おと を 組み くみ 、 語頭 ごとう だけ 頭音法則 とうおんほうそく に 合わせ あわせ てください。① 리 + 해 ( 理解 りかい )② 로 + 인 ( 老人 ろうじん )③ 녀 + 성 ( 女性 じょせい )。 同じ おなじ 漢字 かんじ の 位置 いち を 変え かえ て 書き分け かきわけ てください。① 料金 りょうきん / 飲料 いんりょう ( 料 りょう = 료 、 金 きん = 금 、 飲 いん = 음 )② 路面 ろめん / 進路 しんろ ( 路 みち = 로 、 面 めん = 면 、 進 すすむ = 진 )。 「 海外 かいがい (カイガイ)」を 予測 よそく します。 海 うみ の 母音 ぼいん は ㅐ 、 外 そと の 母音 ぼいん は ㅚ で、どちらも 終声 しゅうせい はありません。 各 かく 字 じ の 初声 しょせい の 候補 こうほ を 出し だし 、 語 ご 全体 ぜんたい の 第 だい 一 いち 案 あん を 書い かい てください。 下 した の ▶ で 確かめ たしかめ 、 採用 さいよう された 初声 しょせい に 丸 まる を 付け つけ ます。 해외 【 復習 ふくしゅう 1.1】 名詞 めいし を 組み合わせ くみあわせ 、「 銀行 ぎんこう の 近く ちかく 」「 料理 りょうり の 材料 ざいりょう 」「 台湾 たいわん の 学生 がくせい 」を 韓国 かんこく 語 ご の 短い みじかい まとまりにしてください。 逆向き ぎゃくむき に 考え かんがえ ます。 次 つぎ の 語 ご の 最初 さいしょ の 字 じ は、 字 じ そのものの 音 おと ( 語中 ごちゅう で 使う つかう 形 かたち )では 何 なん ですか。ハングル 1 音節 おんせつ で 書き かき 、 語中 ごちゅう に 置い おい た 語 ご も 書い かい てください。① 양심 ( 良心 りょうしん )→ 不良 ふりょう ( 不 ふ = 불 )② 예의 ( 礼儀 れいぎ )→ 失礼 しつれい ( 失 しつ = 실 )③ 유행 ( 流行 りゅうこう )→ 交流 こうりゅう ( 交 こう = 교 )。 ▶ の 語 ご は 平音 へいおん ・ 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん のどれで 始まり はじまり ますか。 句頭 くとう の 高 たか さに 注目 ちゅうもく して 答え こたえ てください。 재료 【 復習 ふくしゅう 1.1】 전화 と 버스 のうち、 漢字音 かんじおん の 対応 たいおう 表 ひょう で 予測 よそく する 対象 たいしょう はどちらですか。 分類 ぶんるい 名 めい と 理由 りゆう を 書い かい てください。 ▶ を 聞い きい てすぐ 同じ おなじ 高 たか さで 読み よみ 、 語頭 ごとう と 語中 ごちゅう の 違い ちがい を 確かめ たしかめ てください。 역사, 이력, 노력. 요리, 재료, 노선, 도로, 여자, 소녀. 確かめる たしかめる 点 てん :① 語頭 ごとう で 落ちる おちる ㄹ ・ ㄴ を 足さ たさ なかった ② 語中 ごちゅう では ㄹ ・ ㄴ のある 音 おと を 保ち たもち 、 手本 てほん の 連なり つらなり に 合わせ あわせ た。 この 課 か のまとめ 音読み おんよみ は 初声 しょせい の 候補 こうほ を 絞る しぼる 道具 どうぐ です。 一 いち 対 たい 一 いち の 変換 へんかん ではないので、 聞い きい て 確定 かくてい します。 漢字語 かんじご の 語頭 ごとう では 頭音法則 とうおんほうそく も 確認 かくにん し、 語中 ごちゅう の 形 かたち と 書き分け かきわけ ます。 次 つぎ の 課 か へ 次 つぎ の 1.3 では、 音読み おんよみ の 終わり おわり を 手がかり てがかり に 韓国 かんこく 語 ご の 終声 しゅうせい を 予測 よそく