古典へ戻って何を変えるか――人文主義とルネサンスの学び — Epoché
解説 古典の言葉を、学び直す この文脈の人文主義は、古典の言語や文章の研究を重視する学び。学者たちは雄弁、つまり言葉を効果的に使う力と、徳の育成に関心を向けた。 人間中心なら何でも含む思想や、宗教の否定全体と同じではない。全員に一つの立場を割り当てない。 出典1 訳し直すことは、拒否だけではない ブルーニは、アリストテレスの倫理・政治などをラテン語の表現を吟味して訳し直した。古典へ戻ることには、受け継いだ訳や読み方を問い直す働きがあった。 新しい訳だから内容が全て正しいとは限らない。文章の研究と、教説への同意は別。 出典1 学びは続き、読み方は変わる ルネサンスでもアリストテレスの読解は大学などで続き、新しい考えも取り込まれた。翻訳や多様な出版形式は読者層を広げた。 継続は不変や無条件の同意ではない。読む力・訓練・時間・資金などの条件があり、万人に平等なアクセスが実現したわけでもない。 出典1 古典へ戻る、異なる働き 営み 見直すこと 文章を読む 言葉の意味や伝え方 訳を吟味する 受け継いだ表現と原典の関係 学びの場を広げる 言語・読者・学ぶ条件 中世の学問を一挙に捨てた進歩図ではない。継承と変化を分けて見る。 参考文献 [1] Lines, David「Aristotelianism in the Renaissance」。 出典