3.9 2 格=「の」と所有 — Epoché
この 課 か でできるようになること 2 格 にかく =「の」が、 所有 しょゆう ( das Auto meines Vaters )、 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ ( ein Teil des Films )、 2 格 にかく 支配 しはい の 前置 ぜんち 詞 し ( während des Unterrichts )の 三つ みっつ の 場所 ばしょ に 現れる あらわれる ことを 知り しり 、 文 ぶん の 中 なか の des ・ der ・ meines を「の」として 読める よめる 。 「の」を 後ろ うしろ から 掛ける かける 語順 ごじゅん ( 名詞 めいし ・ 誰 だれ の)を、 日本語 にほんご の 逆順 ぎゃくじゅん として 読み よみ 、 書ける かける 。 会話 かいわ の von + 3 格 さんかく と、 人名 じんめい の -s を、 2 格 にかく の 代わり かわり に 使える つかえる 。 前提 ぜんてい : 3.8(3・ 4 格 よんかく 両用 りょうよう の 前置 ぜんち 詞 し )と 2.7( n - 変化 へんか 名詞 めいし と 2 格 にかく の -s ) 3.6 で 4 格 よんかく 、3.7 で 3 格 さんかく 、3.8 で 両用 りょうよう の 前置 ぜんち 詞 し を 見 み て、 格 かく を 文 ぶん の 側 がわ から 見る みる 仕事 しごと は 残り のこり 一 ひと つ、 2 格 にかく =「の」です。2.7 で 名詞 めいし の 側 がわ の 形 かたち ( des Hauses ・ der Stadt )はそろえました。この 課 か は、その 2 格 にかく が 文 ぶん の 中 なか でどこに 現れ あらわれ 、 何 なん を 言う いう か です。 日本語 にほんご の「の」は 名詞 めいし と 名詞 めいし をつなぐ 助詞 じょし で、 用途 ようと がとても 広い ひろい 。ドイツ 語 ご の 2 格 にかく はそのうち「 所有 しょゆう 」と「 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ 」を 受け持ち うけもち 、 加え くわえ て 少数 しょうすう の 前置 ぜんち 詞 し の 後ろ うしろ に 出 で ます。 型 かた の 骨格 こっかく — 2 格 にかく が 現れる あらわれる 三つ みっつ の 場所 ばしょ ドイツ 語 ご 日本語訳 にほんごやく 2 格 にかく の 場所 ばしょ Das sind Bücher meines Großvaters. [1] それらは 私 わたくし の 祖父 そふ の 本 ほん だ。 所有 しょゆう ( meines Großvaters ) Das Dach des Hauses ist rot. [2] その 家 いえ の 屋根 やね は 赤い あかい 。 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ ( des Hauses ) Ich kenne den Namen des Autors. [3] 私 わたくし はその 著者 ちょしゃ の 名前 なまえ を 知っ しっ ています。 所有 しょゆう ( des Autors ) Ich bin während des Unterrichts eingeschlafen. [4] 私 わたくし は 授業 じゅぎょう 中 ちゅう に 寝 ね てしまった。 前置 ぜんち 詞 し während の 後ろ うしろ ( des Unterrichts ) ① 所有 しょゆう 。「 誰 だれ の 何 なん 」。 Bücher meines Großvaters ( 祖父 そふ の 本 ほん )、 der Name des Autors ( 著者 ちょしゃ の 名前 なまえ )。② 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ 。「 何 なん の 何 なん 」。 das Dach des Hauses ( 家 いえ の 屋根 やね )、 Ich hasse diesen Teil des Films. [5] ( 映画 えいが のこの 部分 ぶぶん )、 Er stand am Ende der Schlange. [6] ( 列 れつ の 最後 さいご )。③ 2 格 にかく を 取る とる 前置 ぜんち 詞 し の 後ろ うしろ 。 während (〜の 間 あいだ に)・ wegen (〜のせいで)・ trotz (〜にもかかわらず)・ außerhalb (〜の 外 そと で)。 三つ みっつ とも、 2 格 にかく の 形 かたち は 2.7 の 表 ひょう のとおりで、 男性 だんせい ・ 中性 ちゅうせい は des + 名詞 めいし に -(e)s 、 女性 じょせい ・ 複数 ふくすう は der だけです。 語順 ごじゅん — 「の」は 後ろ うしろ から いちばん 大事 だいじ な 点 てん は 語順 ごじゅん です。 日本語 にほんご の「 祖父 そふ の 本 ほん 」は「 祖父 そふ の」が 先 さき ですが、ドイツ 語 ご の 2 格 にかく は 後ろ うしろ に 付き つき ます。 Bücher meines Großvaters ——「 本 ほん ・ 祖父 そふ の」。 das Dach des Hauses ——「 屋根 やね ・ 家 いえ の」。 読む よむ ときは、 名詞 めいし の 後ろ うしろ に des ・ der ・ meines ・ seiner が 来 き たら、それを 前 まえ の 名詞 めいし に「の」で 掛け戻し かけもどし ます。 書く かく ときは、 日本語 にほんご の 順 じゅん を 逆 ぎゃく にします。 2 格 にかく が 連なる つらなる こともあります。 Januar ist der erste Monat des Jahres. [7] ( 一 いち 月 がつ は 一 いち 年 ねん の 最初 さいしょ の 月 つき だ)の der erste Monat des Jahres は「 最初 さいしょ の 月 がつ ・ 年 ねん の」。 Heute ist der letzte Dienstag des Monats. [8] ( 今日 きょう は 今月 こんげつ 最後 さいご の 火曜 かよう 日 ひ だ)の der letzte Dienstag des Monats は「 最後 さいご の 火曜 かよう ・ 月 つき の」。 日本語 にほんご なら「 年 ねん の 最初 さいしょ の 月 つき 」「 月 がつ の 最後 さいご の 火曜 かよう 」で、 順 じゅん が 逆 ぎゃく になります。 例外 れいがい は 人名 じんめい です。 人名 じんめい は 前 まえ に 置き おき 、 -s だけ 付け つけ て 冠詞 かんし は 付け つけ ません。 Beethovens Vater war Sänger. [9] (ベートーベンの 父 ちち は 歌手 かしゅ だった)の Beethovens Vater 。 Toms Auto 、 Annas Buch 。この 形 かたち だけは 日本語 にほんご と 同じ おなじ 順 じゅん です。 会話 かいわ の「の」 — von + 3 格 さんかく 話し言葉 はなしことば では、 2 格 にかく を 避け さけ て von (3.7、 3 格 さんかく 支配 しはい )で 言う いう のが 普通 ふつう です。 das Auto meines Vaters は 書き言葉 かきことば で、 会話 かいわ では das Auto von meinem Vater 。 Schönen Gruß von meinem Bruder. [10] ( 兄 あに からよろしく)の von meinem Bruder 、 Seine Frau ist eine Freundin von mir. [11] ( 彼 かれ の 奥 おく さんは 私 わたくし の 友達 ともだち だ)の eine Freundin von mir ( 私 わたくし の 友達 ともだち の 一人 ひとり )。 代 だい 名詞 めいし に 2 格 にかく は 無い ない ( 形 かたち 編 へん 4 課 か )ので、「 私 わたくし の 友達 ともだち の 一人 ひとり 」は 必ず かならず von mir です。 もう 一 ひと つ、 2 格 にかく が 要ら いら ない「の」があります。 「〜のものだ」は gehören + 3 格 さんかく 。 Das gehört meiner Mutter. [12] (これは 母 はは のものだ)は meiner Mutter ( 3 格 さんかく )で、 2 格 にかく ではありません。「 母 はは の」を 言う いう のに、 名詞 めいし に 掛ける かける なら 2 格 にかく 、「〜のものだ」と 述べる のべる なら gehören + 3 格 さんかく 、と 場合 ばあい が 分かれ わかれ ます。 2 格 にかく を 取る とる 前置 ぜんち 詞 し 前置 ぜんち 詞 し 例 れい 日本語訳 にほんごやく während (〜の 間 あいだ に) Er erkrankte während der Reise. [13] 彼 かれ は 旅行 りょこう 中 ちゅう に 病気 びょうき になった。 wegen (〜のせいで、〜のために) Er war wegen des Blutverlusts geschwächt. [14] 彼 かれ は 失血 しっけつ のため 衰弱 すいじゃく していた。 trotz (〜にもかかわらず) Er ging trotz des Sturmes nach draußen. [15] 嵐 あらし にもかかわらず 彼 かれ は 出 で ていった。 außerhalb (〜の 外 そと で) Warte bitte außerhalb des Hauses! [16] 家 いえ の 外 そと で 待っ まっ ていてください。 四つ よっつ とも 書き言葉 かきことば の 色 いろ が 濃い こい 前置 ぜんち 詞 し です。 während der Reise ( 女性 じょせい 、 der だけ)、 wegen des Blutverlusts ( 男性 だんせい 、 des + -s )、 trotz des Sturmes ( 男性 だんせい 、 -es )、 außerhalb des Hauses ( 中性 ちゅうせい )。 会話 かいわ では wegen ・ trotz を 3 格 さんかく で 使う つかう 人 ひと が 多く おおく 、 Der Zug stoppte wegen dem Wind. [17] ( 風 かぜ のため 列車 れっしゃ は 止まっ とまっ た)の wegen dem Wind がその 形 かたち です。 読めれ よめれ ば 足り たり 、 書く かく ときは 2 格 にかく にしてください。 日本語 にほんご ならどう 言う いう か 日本語 にほんご の「の」は、 所有 しょゆう ( 父 ちち の 車 くるま )・ 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ ( 家 いえ の 屋根 やね )・ 材料 ざいりょう ( 木 き の 机 つくえ )・ 場所 ばしょ ( 東京 とうきょう の 友達 ともだち )・ 同格 どうかく ( 友達 ともだち の 田中 たなか )と、 何 なん でもつなぎます。ドイツ 語 ご の 2 格 にかく が 受け持つ うけもつ のは、そのうち 所有 しょゆう と 全体 ぜんたい の 一部 いちぶ だけです。「 木 き の 机 つくえ 」は ein Tisch aus Holz ( aus + 3 格 さんかく )、「 東京 とうきょう の 友達 ともだち 」は ein Freund in Tokyo 、「 友達 ともだち の 田中 たなか 」は mein Freund Tanaka ( 並べる ならべる だけ)。「の」を 見 み たら 2 格 にかく 、と 置き換える おきかえる ことはできません。 語順 ごじゅん が 逆 ぎゃく になるのは、 日本語話者 にほんごわしゃ にとって 2 格 にかく のいちばんの 負担 ふたん です。「 祖父 そふ の 本 ほん 」を meines Großvaters Bücher と 書き かき たくなりますが、 現代 げんだい 語 ご では Bücher meines Großvaters 。 前 まえ に 置ける おける のは 人名 じんめい の -s だけです。 会話 かいわ では von + 3 格 さんかく で 言える いえる ようにし、 書き言葉 かきことば で 2 格 にかく に 直す なおす 順 じゅん で 身 み に 付け つけ てください。 よくある 誤り あやまり 誤り あやまり 正しい ただしい 形 かたち なぜ meines Vaters Auto das Auto meines Vaters 2 格 にかく は 後ろ うしろ に 置く おく 。 前 まえ に 置ける おける のは 人名 じんめい だけ das Dach des Haus das Dach des Hauses 中性 ちゅうせい の 2 格 にかく は 名詞 めいし に -es ( 形 かたち 編 へん 7 課 か ) Das gehört meines Vaters. Das gehört meinem Vater. 「〜のものだ」は gehören + 3 格 さんかく ein Freund meiner ein Freund von mir 代 だい 名詞 めいし に 2 格 にかく は 無い ない 。 von + 3 格 さんかく Tom's Auto Toms Auto 人名 じんめい の -s にアポストロフィは 書か かか ない この 課 か で 使う つかう 型 かた — 形 かたち 編 へん ・ 型 がた 編 へん の 復習 ふくしゅう 定冠詞 ていかんし の 16 セル ( 形 かたち 編 へん 1 課 か )— 2 格 にかく の 行 こう de