0.10 無母音で読む ② と、数字・句読点 — Epoché
この 課 か でできるようになること 初めて はじめて 見る みる 語 ご でも、 語 ご の 形 かたち から 母音 ぼいん の 並び ならび に 見当 けんとう をつけられる。 アラビア 語 ご 圏 けん の 数字 すうじ を 読み よみ 、 文 ぶん の 中 なか で 数字 すうじ だけが 左 ひだり から 右 みぎ へ 書か かか れることを 知っ しっ ている。 アラビア 語 ご の 句読点 くとうてん を 読み書き よみかき できる。 前提 ぜんてい : 0.9( 無母音 むぼいん で 読む よむ ①) 字 じ の 編 へん の 最後 さいご の 課 か です。0.9 課 か では 知っ しっ ている 語 ご を 無母音 むぼいん で 読み よみ ました。この 課 か では、 初めて はじめて 見る みる 語 ご に 同じ おなじ ことを 試し ためし ます。 読め よめ なくて 当然 とうぜん の 練習 れんしゅう ですが、 何 なん を 手がかり てがかり にすればよいかを 掴む つかむ と、 語根 ごこん 編 へん の 語根 ごこん と 型 かた がずっと 分かり わかり やすくなります。 語 ご の 形 かたち から 母音 ぼいん を 推す おす 0.9 課 か で、アラビア 語 ご の 語 ご は 3 つの 子音 しいん を 骨組み ほねぐみ にして 作ら つくら れると 言い いい ました。 骨組み ほねぐみ が 同じ おなじ でも、 母音 ぼいん の 入れ いれ 方 かた と、 足さ たさ れる 字 じ によって 別 べつ の 語 ご になります。この 母音 ぼいん の 入れ いれ 方 かた の 決まっ きまっ た 形 かたち を、アラビア 語 ご では 型 かた と 呼び よび ます。 型 かた は 自由 じゆう ではありません。よく 使わ つかわ れるものは 20 種類 しゅるい ほどで、それぞれ 意味 いみ の 傾向 けいこう を 持っ もっ ています。だから 無母音 むぼいん の 綴り つづり を 見 み たとき、 字 じ の 並び ならび から 型 かた の 候補 こうほ が 絞れ しぼれ 、 型 かた が 決まれ きまれ ば 母音 ぼいん も 決まり きまり ます。 ここでは、いちばん 役 やく に 立つ たつ 3 つの 手がかり てがかり だけを 挙げ あげ ます。 語頭 ごとう のミーム、 語中 ごちゅう のアリフ、 語末 ごまつ のヤーゥ 。この 3 つが 見え みえ たら、それぞれ 特定 とくてい の 型 かた を 疑っ うたがっ てください。 手がかり てがかり 疑う うたがう 型 かた 例 れい 語頭 ごとう にミームがあり、 全部 ぜんぶ で 4 字 じ マ+ 子音 しいん + 子音 しいん + 子音 しいん 。 場所 ばしょ مكتب マクタブ( 机 つくえ 、 事務 じむ 所 しょ ) 語頭 ごとう にミームがあり、 途中 とちゅう にアリフ ミ+ 子音 しいん + 子音 しいん +アー+ 子音 しいん 。 道具 どうぐ مفتاح ミフターフ( 鍵 かぎ ) 2 字 じ 目 め のあとにアリフ 子音 しいん +アー+ 子音 しいん +イ+ 子音 しいん 。その 動作 どうさ をする 人 ひと كاتب カーティブ( 書く かく 人 ひと 、 作家 さっか ) 3 字 じ 目 め の 前 まえ にヤーゥ 子音 しいん +ア+ 子音 しいん +イー+ 子音 しいん 。 性質 せいしつ 、 状態 じょうたい كبير カビール( 大きい おおきい ) この 表 ひょう を 暗記 あんき する 必要 ひつよう はありません。 語 ご の 形 かたち に 規則 きそく がある という 事実 じじつ を、 実物 じつぶつ で 一 いち 度 ど 見 み ておくのが 目的 もくてき です。 語根 ごこん 編 へん でこの 型 かた を 一 ひと つずつ 扱い あつかい 、 無母音 むぼいん の 語 ご を 読む よむ 力 ちから を 組み立て くみたて ていきます。 初めて はじめて 見る みる 語 ご で 試す ためす 次 つぎ の 語 ご は、この 課程 かてい でまだ 扱っ あつかっ ていません。 上 うえ の 手がかり てがかり を 使っ つかっ て、 母音 ぼいん の 並び ならび に 見当 けんとう をつけてみてください。 当たら あたら なくても 構い かまい ません。 どこを 見 み て 考え かんがえ たか を 意識 いしき するのがこの 練習 れんしゅう の 目的 もくてき です。 無母音 むぼいん の 綴り つづり 手がかり てがかり 母音 ぼいん を 補っ おぎなっ た 形 かたち مطبخ 語頭 ごとう のミームと 4 字 じ 。 場所 ばしょ の 型 かた مَطْبَخ マトバフ( 台所 だいどころ ) ملعب 語頭 ごとう のミームと 4 字 じ 。 場所 ばしょ の 型 かた مَلْعَب マルアブ( 運動 うんどう 場 じょう ) عامل 2 字 じ 目 め のあとにアリフ。 人 ひと の 型 かた عَامِل アーミル( 働く はたらく 人 ひと 、 労働 ろうどう 者 しゃ ) ساكن 2 字 じ 目 め のあとにアリフ。 人 ひと の 型 かた سَاكِن サーキン( 住む すむ 人 ひと 、 住民 じゅうみん ) قصير 3 字 じ 目 め の 前 まえ にヤーゥ。 性質 せいしつ の 型 かた قَصِير カスィール( 短い みじかい 、 背 せ が 低い ひくい ) بعيد 3 字 じ 目 め の 前 まえ にヤーゥ。 性質 せいしつ の 型 かた بَعِيد バイード( 遠い とおい ) 手がかり てがかり が 当たる あたる と、 母音 ぼいん まで 含め ふくめ て 読め よめ てしまいます。 これがアラビア 語 ご を 読む よむ ということ です。 語 ご をひとつずつ 丸 まる 暗記 あんき するのではなく、 骨組み ほねぐみ と 型 かた の 組み合わせ くみあわせ で 読む よむ 。 語根 ごこん 編 へん はこの 力 ちから を 作る つくる ための 編 へん です。 数字 すうじ — 文 ぶん の 中 なか で 唯一 ゆいいつ 、 左 ひだり から 右 みぎ へ アラビア 語 ご の 文 ぶん の 中 なか で、 数字 すうじ だけは 左 ひだり から 右 みぎ へ 書き かき ます。 文章 ぶんしょう は 右 みぎ から 左 ひだり へ 進み すすみ 、 数字 すうじ が 現れる あらわれる とそこだけ 向き むき が 逆 ぎゃく になり、 数字 すうじ が 終わる おわる とまた 右 みぎ から 左 ひだり に 戻り もどり ます。 数字 すうじ の 形 かたち は 2 通り とおり あります。 日本 にほん や 欧米 おうべい で 使う つかう 0 から 9 の 形 かたち と、アラビア 語 ご 圏 けん で 広く ひろく 使わ つかわ れる 別 べつ の 形 かたち です。どちらも 同じ おなじ 十 じゅう 進 しん 法 ほう で、 桁 けた の 並び ならび も 同じ おなじ です。エジプトから 東 ひがし ではアラビア 語 ご 圏 けん の 形 かたち 、モロッコなど 西 にし では 日本 にほん と 同じ おなじ 形 かたち が 主に おもに 使わ つかわ れます。 数 すう アラビア 語 ご 圏 けん の 形 かたち 読み よみ 方 かた と 意味 いみ 0 ٠ スィフル。ゼロ。 日本語 にほんご の「ゼロ」も 英語 えいご も、この 語 ご が 語源 ごげん 1 ١ ワーヒド。1 2 ٢ イスナーン。2 3 ٣ サラーサ。3 4 ٤ アルバア。4 5 ٥ ハムサ。5 6 ٦ スィッタ。6 7 ٧ サブア。7 8 ٨ サマーニヤ。8 9 ٩ ティスア。9 形 かたち で 注意 ちゅうい するのは 2 つです。 ゼロは 点 てん で、 丸 まる ではありません。そして 5 は 丸 まる です。 日本 にほん と 同じ おなじ 形 かたち の 0 のつもりで 丸 まる を 見る みる と、5 と 取り違え とりちがえ ます。 慣れる なれる までは、 数字 すうじ が 並ん ならん でいるときに 丸 まる を 0 だと 思わ おもわ ないよう 気 き をつけてください。 数 すう の 言い方 いいかた そのものは、 型 かた 編 へん の 4.8 課 か と 4.9 課 か で 扱い あつかい ます。アラビア 語 ご の 数詞 すうし には 性 せい が 逆転 ぎゃくてん する という 有名 ゆうめい な 難所 なんしょ があり、 字 じ の 編 へん で 扱う あつかう には 重 おも すぎるからです。ここでは 形 かたち と 読み よみ 方 かた だけ 覚え おぼえ ます。 句読点 くとうてん アラビア 語 ご の 句読点 くとうてん は、 日本語 にほんご や 英語 えいご のものを 鏡 かがみ に 映し うつし た 形 かたち をしています。 右 みぎ から 左 ひだり へ 書く かく 文字 もじ に 合わせ あわせ て、 向き むき が 反転 はんてん しているのです。 役目 やくめ 形 かたち 形 かたち の 特徴 とくちょう 読点 とうてん ، 上下 じょうげ が 逆さま さかさま 。 上 うえ のほうに 置く おく 疑問 ぎもん 符 ふ ؟ 開き ひらき が 左 ひだり を 向く むく セミコロン ؛ 読点 とうてん と 同じく おなじく 上下 じょうげ が 逆さま さかさま 。 日本語 にほんご では 用い もちい ない 句点 くてん . これだけは 同じ おなじ 形 かたち 。 文 ぶん の 左端 ひだりはし に 置く おく 句点 くてん だけが 日本語 にほんご や 英語 えいご と 同じ おなじ 形 かたち です。ただし 置く おく 場所 ばしょ は 文 ぶん の 左端 ひだりはし で、これは 右 みぎ から 左 ひだり へ 読ん よん だときの 終わり おわり に 当たり あたり ます。 感嘆 かんたん 符 ふ も 同じ おなじ 形 かたち のまま 使わ つかわ れます。 日本語話者 にほんごわしゃ がつまずくところ アラビア 語 ご 圏 けん の 5 を 0 と 読む よむ 。 丸い まるい 形 かたち が 5 です。ゼロは 小さな ちいさな 点 てん です。 値段 ねだん や 電話 でんわ 番号 ばんごう を 読み違える よみちがえる ので、 最初 さいしょ に 直し なおし ておきたい 癖 くせ です。 数字 すうじ の 桁 けた を 右 みぎ から 読む よむ 。 数字 すうじ は 左 ひだり から 右 みぎ へ 書か かか れているので、 桁 けた も 左 ひだり が 大きい おおきい 位 くらい です。 文章 ぶんしょう の 向き むき に 引きずら ひきずら れて 右 みぎ から 読む よむ と、まったく 違う ちがう 数 かず になります。 型 かた の 手がかり てがかり を 規則 きそく だと 思う おもう 。 この 課 か で 挙げ あげ た 4 つの 手がかり てがかり は 目安 めやす です。 当てはまら あてはまら ない 語 ご もたくさんあります。 語根 ごこん 編 へん で 型 かた を 体系 たいけい 的 てき に 扱う あつかう までは、 読め よめ たら 儲けもの もうけもの くらいの 気持ち きもち で 使っ つかっ てください。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 手がかり てがかり を 言う いう 次 つぎ の 無母音 むぼいん の 語 ご を 見 み て、どの 手がかり てがかり が 使える つかえる かを 答え こたえ てください。 読み よみ 方 かた も 分かれ わかれ ば 書い かい てください。 答え こたえ はこの 課 か の 最後 さいご にあります。 مدخل طالب جميل ميزان نظيف 練習 れんしゅう 2 — 書き取り かきとり アラビア 語 ご 圏 けん の 数字 すうじ で、 自分 じぶん の 生まれ うまれ た 年 とし を 書い かい てください。 左 ひだり から 右 みぎ へ、 桁 けた の 大きい おおきい ほうから 書き かき ます。 書け かけ たら、その 下 した に 日本 にほん と 同じ おなじ 形 かたち でも 書い かい て、 見比べ みくらべ てください。 練習 れんしゅう 3 — 音読 おんどく 次 つぎ の 5 語 ご を、 母音記号 ぼいんきごう の 無い ない 姿 すがた のまま 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。どれもこの 課 か で 初めて はじめて 出 で た 語 ご です。 手がかり てがかり を 使っ つかっ て 母音 ぼいん を 補っ おぎなっ てから 読み よみ ます。 مطبخ / عامل / قصير / بعيد / ساكن この 課 か のまとめ アラビア 語 ご の 語 ご は 3 つの 子音 しいん の 骨組み ほねぐみ と、 決まっ きまっ た 型 かた の 組み合わせ くみあわせ でできている。 語頭 ごとう のミーム、 語中 ごちゅう のアリフ、 語末 ごまつ 近く ちかく のヤーゥが、 型 かた を 見分ける みわける 手がかり てがかり になる。 手がかり てがかり が 当たれ あたれ ば、 初めて はじめて 見る みる 語 ご でも 母音 ぼいん まで 読める よめる 。 数字 すうじ は 文 ぶん の 中 なか で 唯一 ゆいいつ 、 左 ひだり から 右 みぎ へ 書く かく 。 桁 けた も 左 ひだり が 大きい おおきい 位 くらい 。 アラビア 語 ご 圏 けん の 数字 すうじ では、 点 てん がゼロ、 丸 まる が 5。 句読点 くとうてん は 日本語 にほんご や 英語 えいご を 鏡 かがみ に 映し うつし た 形 かたち 。 句点 くてん だけは 同じ おなじ 形 かたち で、 文 ぶん の 左