0.7 終声 ② 中和と二重終声 — 書かれた字母と鳴る音のずれ — Epoché
この 課 か でできるようになること 単独 たんどく で 読む よむ 語 ご の 終声 しゅうせい を、 七 なな つの 代表 だいひょう 音 おん に 整理 せいり できる。 綴り つづり に 引きずら ひきずら れず、 語末 ごまつ を 代表 だいひょう 音 おん で 止め とめ られる。 頻出 ひんしゅつ 語 ご の 二重終声 にじゅうしゅうせい で、どちらを 残す のこす か 決め きめ られる。 音 おと が 変わっ かわっ ても 元 もと の 字母 じぼ を 書き かき 続ける つづける 理由 りゆう を 説明 せつめい できる。 前提 ぜんてい : 0.6 まで。 違う ちがう 字母 じぼ が 同じ おなじ 終わり おわり 方 かた になる 初声 しょせい では ㄱ ・ ㅋ ・ ㄲ を 区別 くべつ しました。ところが 語末 ごまつ で 口 くち を 閉じ とじ て 終える おえる ときは、 息 いき を 強く つよく 吹く ふく か、 締め しめ て 出す だす かという 違い ちがい が 現れ あらわれ ません。 밖 ( 外 そと )も、 前 まえ に 学ん まなん だ 박 ( 朴 ぼく )も、 最後 さいご は 舌 した の 奥 おく で 止まる とまる 音 おと になります。 このように、ある 位置 いち で 音 おと の 区別 くべつ がなくなることを 中和 なかわ と 呼び よび ます。 綴り つづり の 区別 くべつ が 消える きえる わけではありません。 옷 ( 服 ふく )の ㅅ は 語末 ごまつ で「ス」と 読ま よま ず、 舌先 したさき で 止める とめる ㄷ の 代表 だいひょう 音 おん になりますが、 書く かく ときは 옷 のままです。 規則 きそく 1: 語 ご を 単独 たんどく で 言う いう ときは、 終声 しゅうせい の 字母 じぼ を 代表 だいひょう 音 おん に 対応 たいおう させる。 次 つぎ の 表 ひょう の[]は、 音 おと を 説明 せつめい するためにハングルで 書い かい た 形 かたち です。 実際 じっさい の 綴り つづり とは 分け わけ て 見 み てください。 終声 しゅうせい に 書く かく 字母 じぼ 代表 だいひょう 音 おん 例 れい 意味 いみ 単独 たんどく での 音 おと ㄱ ㄲ ㅋ ㄱ 밖 ・ 부엌 外 そと ・ 台所 だいどころ [ 박 ]・[ 부억 ] ㅂ ㅍ ㅂ 앞 ・ 잎 前 まえ ・ 葉 は [ 압 ]・[ 입 ] ㄷ ㅌ ㅅ ㅆ ㅈ ㅊ ㄷ 옷 ・ 꽃 ・ 낮 ・ 끝 服 ふく ・ 花 はな ・ 昼 ひる ・ 終わり おわり [ 옫 ]・[ 꼳 ]・[ 낟 ]・[ 끋 ] ㄴ ㄹ ㅁ ㅇ それぞれ 同じ おなじ 代表 だいひょう 音 おん 산 ・ 물 ・ 밤 ・ 방 山 やま ・ 水 みず ・ 夜 よる ・ 部屋 へや 前 まえ の 課 か の 終え おえ 方 かた こうして 単独 たんどく で 終える おえる ときの 音 おと は、 ㄱ ・ ㄴ ・ ㄷ ・ ㄹ ・ ㅁ ・ ㅂ ・ ㅇ の 七 なな つの 代表 だいひょう 音 おん にまとまります。 終声 しゅうせい の ㅎ は 後ろ うしろ に 続く つづく 音 おと によって 変わり かわり 方 かた が 違う ちがう ので、 表 ひょう に 入れ いれ ていません。0.10 で 学び まなび ます。 変わる かわる 組 くみ は、 舌 した の 奥 おく で 止まる とまる ㄱ 、 唇 くちびる で 止まる とまる ㅂ 、 舌先 したさき で 止まる とまる ㄷ に 整理 せいり できます。ただし「ほかは 全部 ぜんぶ ㄷ 」ではありません。 鼻音 びおん や ㄹ は 別 べつ に 残り のこり ます。また、 後ろ うしろ に 母音 ぼいん や 別 べつ の 子音 しいん が 続く つづく と 読み よみ 方 かた が 変わる かわる ことがあるので、 今 いま は 単独 たんどく で 終える おえる 場合 ばあい を 確かめ たしかめ ましょう。 옷 を「オス」、 꽃 を「コッチ」と 読む よむ と、 終声 しゅうせい に 余分 よぶん な 母音 ぼいん が 付き つき ます。 単独 たんどく で 言う いう ときは、どちらも 最後 さいご は 舌先 したさき で 止まり とまり ます。 初声 しょせい の ㅅ ・ ㅊ の 読み よみ 方 かた を、そのまま 終声 しゅうせい へ 持ち込ま もちこま ないことが 大切 たいせつ です。 二 ふた つ 書い かい て 一 ひと つを 残す のこす 값 ( 値段 ねだん )の 最 さい 下段 げだん には ㅂ と ㅅ 、 닭 ( 鶏 にわとり )には ㄹ と ㄱ が 並び ならび ます。このような 形 かたち が 二重終声 にじゅうしゅうせい です。 語末 ごまつ で 単独 たんどく に 読め よめ ば、 二 ふた つとも 別々 べつべつ に 発音 はつおん するのではなく、 一 ひと つの 代表 だいひょう 音 おん で 終わり おわり ます。 規則 きそく 2: まず 左 ひだり を 残す のこす 組 くみ を 覚え おぼえ 、 ㄺ ・ ㄻ は 右 みぎ を 残す のこす と 覚える おぼえる 。 頻出 ひんしゅつ の 組 くみ で 右 みぎ を 残す のこす のは ㄺ ・ ㄻ で、ほかに ㄿ ( 읊다 ( 詠む よむ )の 읊 [ 읍 ])も 右 みぎ です。 頻出 ひんしゅつ する 없다 (ない)・ 앉다 ( 座る すわる )・ 많다 ( 多い おおい )・ 읽다 ( 読む よむ )・ 닭 ( 鶏 にわとり )で 確かめ たしかめ ます。 動詞 どうし などから 末尾 まつび の 다 を 除い のぞい た 中心 ちゅうしん 部分 ぶぶん を、 語幹 ごかん と 呼び よび ます。 次 つぎ の 表 ひょう は、その 終声 しゅうせい だけを 取り出し とりだし て 見る みる 表 おもて です。 二重終声 にじゅうしゅうせい 見る みる 部分 ぶぶん 残る のこる 字母 じぼ 取り出し とりだし て 止める とめる 音 おと ㅄ 값 ・ 없 左 ひだり の ㅂ [ 갑 ]・[ 업 ] ㄵ 앉 左 ひだり の ㄴ [ 안 ] ㄶ 많 左 ひだり の ㄴ [ 만 ] ㄺ 읽 ・ 닭 右 みぎ の ㄱ [ 익 ]・[ 닥 ] ㄻ 삶 右 みぎ の ㅁ [ 삼 ] 없 ・ 앉 ・ 많 ・ 읽 は、 語 ご の 中心 ちゅうしん 部分 ぶぶん を 取り出し とりだし た 形 かたち で、それだけで 会話 かいわ に 使う つかう 語 ご ではありません。 다 までつなぐと、 後ろ うしろ の 子音 しいん にも 変化 へんか が 起き おき ます。その 変化 へんか は 後 あと で 学び まなび ます。ここでは「 二重終声 にじゅうしゅうせい のどちらの 字母 じぼ を 残す のこす か」に 集中 しゅうちゅう してください。 ほかに、 몫 ( 分け前 わけまえ )の ㄳ は 左 ひだり の ㄱ 、 여덟 ( 八 よう つ)の ㄼ は 左 ひだり の ㄹ 、 싫다 ( 嫌 いや だ)の 싫 にある ㅀ は 左 ひだり の ㄹ を 残す のこす 組 くみ です。ただし 밟다 ( 踏む ふむ )の 밟 は、 ㄼ でも 右 みぎ の ㅂ を 残し のこし て[ 밥 ]になる 例外 れいがい です。 後ろ うしろ に 続く つづく 音 おと によって 変わる かわる 場合 ばあい もあります。「どの 語 ご でも 必ず かならず 左 ひだり 」とはせず、 出会っ であっ た 語 ご の 綴り つづり と 読み よみ を 組 くみ にして 覚え おぼえ ましょう。 닭 で 左 ひだり の ㄹ を 読ん よん でしまうと、 鶏 にわとり の 語 ご の 終わり おわり 方 かた になりません。 ㄺ の 組 くみ は、ここでは 右 みぎ の ㄱ を 残し のこし ます。「タク」の「ク」に 母音 ぼいん を 付ける つける のではなく、 舌 した の 奥 おく を 付け つけ て 止め とめ ます。 元 もと の 字母 じぼ を 書き かき 続ける つづける 理由 りゆう 単独 たんどく で 読む よむ 옷 と、 助詞 じょし が 付く つく 옷이 では、 聞こえる きこえる 音 おと が 違い ちがい ます。 後者 こうしゃ は[ 오시 ]です。 母音 ぼいん が 後ろ うしろ に 来る くる と、 元 もと の ㅅ の 音 おと が 現れ あらわれ ます。 綴り つづり を 옫 に 替え かえ てしまうと、 同じ おなじ 語 ご のつながりが 見え みえ なくなります。 この 仕組み しくみ は 次 つぎ の 連音 れんおん の 課 か で 練習 れんしゅう します。 今 いま は「 単独 たんどく で 聞こえる きこえる 音 おと だけで、 元 もと の 字母 じぼ が 一 ひと つに 決まる きまる とは 限ら かぎら ない」と 押さえ おさえ ましょう。 聞き取り ききとり でも、 意味 いみ や 語 ご としての 綴り つづり を 思い出す おもいだす 必要 ひつよう があります。 語表 ごひょう 語 ご 意味 いみ 밖 外 そと 부엌 台所 だいどころ 옷 服 ふく 꽃 花 はな 낮 昼 ひる 끝 終わり おわり ・ 端 はし 앞 前 まえ 잎 葉 は 값 値段 ねだん 닭 鶏 にわとり 삶 暮らし くらし ・ 人生 じんせい 여덟 八 よう つ 몫 分け前 わけまえ 있다 ある・いる 없다 ない・いない 앉다 座る すわる 많다 多い おおい 싫다 嫌 いや だ 몇 いくつ・いくつの 곧 すぐ 몇 (いくつ)の 終声 しゅうせい ㅊ も、 単独 たんどく では ㄷ の 代表 だいひょう 音 おん です。 곧 (すぐ)は、 書い かい た 字母 じぼ ㄷ がそのまま 代表 だいひょう 音 おん です。 있다 (ある・いる)の 있 では ㅆ が 書か かか れています。この 部分 ぶぶん だけを 取り出し とりだし て 止める とめる 場合 ばあい には、 ㄷ の 代表 だいひょう 音 おん の 組 くみ として 考え かんがえ ます。 練習 れんしゅう 表 ひょう に 無い ない 語 ご で 確かめ たしかめ ます。 괜찮다 ( 大丈夫 だいじょうぶ だ)・ 맑다 ( 晴れ はれ ている)・ 넓다 ( 広い ひろい )・ 닮다 ( 似る にる )・ 끊다 ( 切る きる )・ 잃다 (なくす)の 語幹 ごかん の 二重終声 にじゅうしゅうせい では、 取り出し とりだし て 止める とめる ときに 左 ひだり と 右 みぎ のどちらを 残し のこし ますか。 残る のこる 字母 じぼ も 添え そえ てください。 綴り つづり を 見 み て、 単独 たんどく で 止め とめ たときの 音 おと を( )に 書い かい てください。① 흙 ( 土 ど )→[( )] ② 젊다 ( 若い わかい )の 젊 →[( )] ③ 얹다 ( 載せる のせる )の 얹 →[( )]。 낫 ( 鎌 かま )・ 빛 ( 光 ひかり )・ 솥 ( 釜 かま )・ 잎 ( 葉 は )・ 부엌 ( 台所 だいどころ )を、 単独 たんどく で 読む よむ 音 おと の 形 かたち に 書き換え かきかえ 、[]で 囲ん かこん でください。 綴り つづり の 書き直し かきなおし ではなく、 発音 はつおん の 説明 せつめい です。 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 元 もと の 綴り つづり で 書い かい てください。 意味 いみ の 手がかり てがかり は 順 じゅん に「 花 はな ・ 値段 ねだん ・ 外 そと ・ 鶏 にわとり ・ 前 ぜん ・ 服 ふく 」です。 꽃 값 밖 닭 앞 옷 代表 だいひょう 音 おん ㄷ になる 終声 しゅうせい 字母 じぼ を 六 むい つ 書き出し かきだし 、 一 ひと つずつ 例 れい を 添え そえ てください。 語 ご 全体 ぜんたい でなく、 있다 の 있 のように 語 ご の 一部 いちぶ を 例 れい にしてもかまいません。 【 復習 ふくしゅう 0.6】 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご を 書い かい てください。 鼻 はな に 通す とおす 音 おと と、 舌先 したさき を 付け つけ たまま 終える おえる 音 おと を 区別 くべつ します。 살 상 삼 산 옷 を、 聞こえ きこえ た 音 おと の 形 かたち 옫 に 替え かえ て 書か かか ないのはなぜですか。 母音 ぼいん が 後ろ うしろ に 続く つづく 場合 ばあい を 手がかり てがかり に 説明 せつめい してください。 ▶ の 手本 てほん を 聞き きき 、すぐまねてください。 最後 さいご に「ス」「チ」「ク」を 一 いち 拍 はく 足さ たさ ず、 代表 だいひょう 音 おん で 止め とめ ます。 確かめる たしかめる 点 てん :① 옷 ・ 꽃 ・ 낮 ・ 끝 の 最後 さいご に 母音 ぼいん が 付か つか ず、どれも 舌先 したさき で 止まっ とまっ ている ② 닭 が「タル」でなく 舌 した の 奥 おく で 止まり とまり 、 삶 が 唇 くちびる を 閉じ とじ て 終わっ おわっ ている。 옷 꽃 낮 끝 값 닭 삶 この 課 か のまとめ 語末 ごまつ では 字母 じぼ の 区別 くべつ が 消え きえ 、 同じ おなじ 代表 だいひょう 音 おん になることがある。 二重終声 にじゅうしゅうせい は、 単独 たんどく では 一 ひと つの 代表 だいひょう 音 おん で 終える おえる 。 頻出 ひんしゅつ 語 ご の 残す のこす 側 がわ を 覚える おぼえる 。 発音 はつおん を[]で 示し しめし た 形 かたち と、 語 ご の 綴り つづり は 別 べつ 。 書く かく ときは 元 もと