問題を解き直す――デューイの探究と教育 — Epoché
解説 困りごとを、調べる問題へ 何かがおかしいだけでは、何を調べるかはまだ曖昧。問題を具体化し、仮説という説明候補を考え、そこから予想されることを推論し、行為で確かめる。必要なら問題や仮説へ戻る。 デューイの探究の見取りで、全員が必ず同じ順に考える心理法則ではない。 出典1 学ぶ人も、教師も働く 得られた知識は次の探究の資源になり、さらに修正できる。教育も、子どもへ知識を入れるだけでも、興味のまま放っておくことでもない。教師は教科と学習者を理解し、実際の問題と内容を結びつける環境を整える。 教師や知識が不要なのではない。子どもだけ、社会だけを一方的に優先しない。 出典1 共同で調べ、学び直す 民主主義も政府の形式だけでなく、ともに問題を調べ、意見を伝え合い、学び直す共同生活のあり方として考える。教育は、その習慣を育てることへつながる。 話し合いや実験をすれば必ず正しくなる保証ではない。共同の探究と、教条に従うだけの教育を区別する。 出典1 問いと働きの見取り 探究の役割 見ること 問題を定める 何がおかしく、何を調べるか 仮説と推論 説明候補と、予想される帰結 試みと修正 実際の結果を照らし、必要なら戻る 一方向の固定手順ではない。探究の結論も、さらに検討できる。 参考文献 [1] Hildebrand, David「John Dewey」。 出典