1.4 母音の対応と規則の限界 — 十は 십 か 시 か — Epoché
この 課 か でできるようになること 日本 にっぽん 語 ご の 音読み おんよみ から 母音 ぼいん の 候補 こうほ を 出せる だせる 。 初声 しょせい ・ 母音 ぼいん ・ 終声 しゅうせい を 合わせ あわせ て、 漢字語 かんじご の 音 おと を 予測 よそく できる。 月名 げつめい や 決まっ きまっ た 語 ご の 中 なか で 変わる かわる 漢字音 かんじおん を、 語 ご として 使える つかえる 。 予測 よそく と 違っ ちがっ た 部分 ぶぶん を 分け わけ 、 似 に た 対応 たいおう の 字 じ と 結び付け むすびつけ られる。 前提 ぜんてい : 1.3 まで。 母音 ぼいん を 予測 よそく する 出発 しゅっぱつ 点 てん 同じ おなじ 初声 しょせい と 終声 しゅうせい でも、 母音 ぼいん が 違え ちがえ ば 別 べつ の 音 おと になります。 日本 にっぽん 語 ご のエをいつも ㅔ にすると、 先生 せんせい の 선생 や 京 きょう の 경 を 取り違え とりちがえ ます。 母音 ぼいん にも 候補 こうほ を 残し のこし 、 実際 じっさい の 語 ご の 形 かたち で 確かめ たしかめ ましょう。 規則 きそく 1: 音読み おんよみ の 母音 ぼいん から 候補 こうほ を 出し だし 、 初声 しょせい ・ 終声 しゅうせい と 組み合わせる くみあわせる 。 次 つぎ の 表 ひょう は 出発 しゅっぱつ 点 てん です。 全部 ぜんぶ の 漢字 かんじ に 同じ おなじ 置き換え おきかえ をするものではありません。 音読み おんよみ の 母音 ぼいん 候補 こうほ の 例 れい 対応 たいおう を 見る みる 字 じ ア ㅏ 山 やま サン 산 、 家 いえ カ 가 イ ㅣ 地 じ チ 지 、 人 ひと ジン 인 ウ ㅜ を 出発 しゅっぱつ 点 てん にする 無 む ム 무 、 文 ぶん ブン 문 、 物 もの ブツ 물 エイ・エン ㅕ ・ ㅖ ・ ㅓ ・ ㅔ など 京 きょう ケイ 경 、 計 けい ケイ 계 、 先 さき セン 선 、 世 よ セイ 세 オウ・オ ㅗ ・ ㅛ など 高 こう コウ 고 、 都 と ト 도 、 交 こう コウ 교 京 きょう の 경 は ㅕ + 終声 しゅうせい ㅇ 、 計 けい の 계 は ㅖ で 終声 しゅうせい なしです。 漢 かん 編 へん 3 課 か の 終声 しゅうせい の 候補 こうほ と 一緒 いっしょ に 見る みる と、 同じ おなじ ケイでも 違う ちがう 形 かたち になることが 分かり わかり ます。 音 おと (オン)の 음 、 金 きん (キン)の 금 は 母音 ぼいん が ㅡ 。 日本 にっぽん 語 ご のオ・イをそのまま 移せ うつせ ない 例 れい です。 経済 けいざい を 게제 、 先生 せんせい を 센생 と 書く かく 前 まえ に、 エ段 えだん には ㅕ ・ ㅖ ・ ㅓ などの 候補 こうほ もあることを 思い出し おもいだし てください。 実際 じっさい の 綴り つづり は 경제 ・ 선생 です。 音 おと の 似 に 方 かた だけでなく、 語 ご の 形 かたち として 覚え おぼえ ましょう。 拗音 ようおん と、 音読み おんよみ が 複数 ふくすう ある 字 じ キョウ・キュウ・リャクのように 小さい ちいさい ヤ・ユ・ヨを 含む ふくむ 音読み おんよみ は、 교 ( 教 きょう )・ 휴 ( 休 きゅう )・ 략 ( 略 りゃく )のような 母音 ぼいん の 手がかり てがかり になります。しかし 主 ぬし (シュ)は 주 、 書 しょ (ショ)は 서 で、 半母音 はんぼいん をそのまま 残し のこし ません。 日本 にっぽん 語 ご に 複数 ふくすう の 音読み おんよみ がある 字 じ は、 両方 りょうほう を 試せ ためせ ます。 明 みん にはメイ・ミョウ、 行 ぎょう にはコウ・ギョウ、 日 ひ にはジツ・ニチがあります。 明 みん の 명 にはミョウの 響き ひびき が、 行 ぎょう の 행 にはコウの カ行 かぎょう から ㅎ を 考える かんがえる 手順 てじゅん が 役立ち やくだち ます。どちらか 一方 いっぽう を 選べ えらべ ば 毎回 まいかい 正解 せいかい するわけではありません。 メイ・コウ・ジツは 漢音 かんおん 、ミョウ・ギョウ・ニチは 呉音 ごおん と 呼ば よば れる 読み よみ です。ここでは 名称 めいしょう を 暗記 あんき するより、 知っ しっ ている 読み よみ を 候補 こうほ の 手がかり てがかり として 使い つかい 、 韓国 かんこく 語 ご の 実際 じっさい の 音 おと で 確かめる たしかめる ことを 優先 ゆうせん しましょう。 語 ご の 中 なか で 変わる かわる 漢字音 かんじおん 規則 きそく 2: 月名 げつめい などの 決まっ きまっ た 形 かたち は、 語 ご 全体 ぜんたい で 覚える おぼえる 。 十 じゅう を 知っ しっ ていても、 十 じゅう 月 がつ は 単純 たんじゅん な 십 と 월 の 足し算 たしざん にはなりません。 漢字 かんじ 一方 いっぽう の 形 かたち 別 べつ の 形 かたち 意味 いみ 十 じゅう 십일 시월 十 じゅう 一 いち / 十 じゅう 月 がつ 六 ろく 육십 유월 六十 ろくじゅう / 六 ろく 月 がつ 不 ふ 불편 부동산 不便 ふべん / 不 ふ 動産 どうさん 金 きん 금요일 김 金曜 きんよう 日 ひ / 姓 せい のキム 車 くるま 자동차 자전거 自動 じどう 車 しゃ / 自転 じてん 車 しゃ 不 ふ の 부 は、 부동산 のように 次 つぎ の 字 じ が ㄷ 、 부정 ( 不正 ふせい )のように ㅈ で 始まる はじまる 語 ご に 見 み られます。まずよく 使う つかう 語 ご で 覚え おぼえ ましょう。 김치 (キムチ)の 김 は、 姓 せい の 金 かね の 例 れい ではありません。 見 み た 目 め が 同じ おなじ 音節 おんせつ だからといって、 同じ おなじ 漢字 かんじ が 隠れ かくれ ているとは 限ら かぎら ないのです。 月 つき の 名 な は 시월 ・ 유월 です。 십월 ・ 육월 と 機械 きかい 的 てき に 組ま くま ず、このまとまりを 覚え おぼえ ます。 一方 いっぽう 、 十 じゅう 一 いち は 십일 、 六十 ろくじゅう は 육십 のままなので、 十 じゅう や 六 ろく をすべて 短い みじかい 形 かたち にしないでください。 語表 ごひょう — 予測 よそく と 確認 かくにん をつなぐ 語 ご 意味 いみ 일요일 日曜 にちよう 日 ひ 김치 キムチ 산책 散歩 さんぽ 기차 列車 れっしゃ 안전 安全 あんぜん 교실 教室 きょうしつ 문화 文化 ぶんか 필요 必要 ひつよう 금요일 と 일요일 は 曜日 ようび 、 시월 と 유월 は 月 つき の 名 な です。 일요일 산책 は「 日曜 にちよう 日 ひ の 散歩 さんぽ 」。 기차 は 漢字 かんじ で「 汽車 きしゃ 」ですが、ここでは「 列車 れっしゃ 」と 覚え おぼえ ましょう。 자동차 ・ 자전거 と 一緒 いっしょ に、 車 くるま の 차 ・ 거 を 聞き比べ ききくらべ ます。 안전 は 安 あん (アン)の 안 、 全 ぜん (ゼン)の 전 。 교실 は 教 きょう (キョウ)の 교 、 室 むろ (シツ)の 실 。 문화 は 文 ぶん (ブン)の 문 、 化 か (カ)の 화 です。 化 か の 母音 ぼいん は 単純 たんじゅん な ㅏ でなく ㅘ なので、 候補 こうほ を 聞い きい て 修正 しゅうせい する 例 れい にもなります。 필요 ( 必要 ひつよう )は 必 かならず (ヒツ)の 필 、 要 かなめ (ヨウ)の 요 。 初声 しょせい ㅍ 、 母音 ぼいん ㅣ 、 終声 しゅうせい ㄹ を 必 かならず の 字 じ に 組み くみ 、 要 よう の 요 と 合わせ あわせ ます。 一方 いっぽう 、 산책 ( 散策 さんさく )の 策 さく は 책 で、サクのアから ㅏ と 予測 よそく すると 母音 ぼいん が 外れ はずれ ます。 外れ はずれ た 場所 ばしょ を「 策 さく の 母音 ぼいん は ㅐ 」と 短く みじかく まとめれば、 覚え おぼえ 直す なおす 点 てん が 明確 めいかく になります。 話 はなし ・ 和 わ ・ 花 はな はいずれも 화 、 電 でん ・ 田 た ・ 伝 でん はいずれも 전 です。ただし、 日本 にっぽん 語 ご の 読み よみ は 話 はなし ワ・ 和 わ ワ・ 花 はな カ。 花 はな まで ワ行 わぎょう の 例 れい だと 思わ おもわ ないでください。 同じ おなじ 韓国 かんこく 語 ご の 音 おと に 集まる あつまる 字 じ と、 日本 にっぽん 語 ご の 同じ おなじ 行 ぎょう に 属する ぞくする 字 じ とは 別 べつ です。 練習 れんしゅう 「 音読み おんよみ がエなら 韓国 かんこく 語 ご も 必ず かならず ㅔ 」「 金 かね の 字 じ は 金曜 きんよう 日 ひ と 姓 せい で 読み よみ が 違う ちがう 」「 김치 は 金 かね の 字 じ を 使う つかう 語 ご 」のうち、 正しい ただしい 説明 せつめい を 選ん えらん でください。 母音 ぼいん を 補っ おぎなっ て 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。① 山林 さんりん (サンリン): 산ㄹ _ ㅁ ② 部分 ぶぶん (ブブン): ㅂ _ 분 。 「 都市 とし (トシ)」「 校門 こうもん (コウモン)」を 初声 しょせい ・ 母音 ぼいん ・ 終声 しゅうせい から 予測 よそく し、ハングルで 書い かい てください。どの 部分 ぶぶん に 確信 かくしん がなかったかも 添え そえ ます。 【 復習 ふくしゅう 1.3】「 六 ろく 月 がつ 十 とお 日 か 」「 十 じゅう 月 がつ 六 むい 日 か 」を、 数字 すうじ を 使わ つかわ ずハングルで 書い かい てください。 日付 ひづけ の「 日 にち 」は 일 で、 月名 げつめい と 日付 ひづけ の 間 あいだ を 空け あけ ます。 「 不当 ふとう 」「 不満 ふまん 」を 韓国 かんこく 語 ご にしてください。 当 とう は 당 、 満 まん は 만 です。 不 ふ の 形 かたち を 選び えらび 、 一 ひと つの 語 ご として 書き かき ます。 予測 よそく した「 書店 しょてん 」が 쇼텐 でした。 実際 じっさい の 字 じ の 音 おと は 書 しょ = 서 、 店 みせ = 점 です。 語 ご を 書き直し かきなおし 、 変わっ かわっ た 箇所 かしょ を 初声 しょせい ・ 母音 ぼいん ・ 終声 しゅうせい に 分け わけ て 示し しめし てください。 同じ おなじ 初声 しょせい ㅈ を 持つ もつ 既習 きしゅう の 字 じ も 一 ひと つ 書き かき ます。 【 復習 ふくしゅう 1.3】「 日本 にっぽん 人 にん の 先生 せんせい 」「 韓国 かんこく 人 にん の 先生 せんせい 」を 名詞 めいし のまとまりで 書い かい てください。 呼びかけ よびかけ ではなく、 人物 じんぶつ を 説明 せつめい する 語句 ごく です。 ▶ の 二 ふた つの 語 ご は、それぞれ 平音 へいおん ・ 激音 げきおん ・ 濃音 のうおん のどれで 始まり はじまり ますか。 句頭 くとう の 高 たか さと 息 いき で 答え こたえ 、 聞い きい た 語 ご をハングルで 書い かい てください。 택시 기차 ▶ を 聞い きい てすぐまねし、 同じ おなじ 字 じ の 音 おと を 語 ご ごとに 言い分け いいわけ てください。 십일, 시월, 육십, 유월. 불편, 부동산, 자동차, 자전거. 確かめる たしかめる 点 てん :① 月 がつ 名 めい では 十 じゅう ・ 六 ろく の 終声 しゅうせい を 足さ たさ なかった ② 불편 の ㄹ 、 부동산 の 終声 しゅうせい なし、 차 と 거 の 母音 ぼいん を 区別 くべつ した。 この 課 か のまとめ 母音 ぼいん は 初声 しょせい ・ 終声 しゅうせい と 合わせ あわせ て 予測 よそく します。 月名 げつめい などは 語 ご ごとの 形 かたち で 覚え おぼえ 、 外れ はずれ た 場所 ばしょ を 分ける わける と 確認 かくにん すべき 点 てん が 絞れ しぼれ ます。 同じ おなじ 音節 おんせつ を 見 み ても、 漢字 かんじ や 意味 いみ まで 同じ おなじ とは 決めつけ きめつけ ないようにしましょう。 次 つぎ の 課 か へ 次 つぎ の 1.5 では、 音 おと は 似 に ていても 日本 にっぽん 語 ご と 意味 いみ がずれる 漢字語 かんじご を 扱い あつかい ます。 答え こたえ 正しい ただしい のは 金曜 きんよう 日 ひ と 姓 せい の 読み よみ が 違う ちがう という 説明 せつめい です。 금요일 と 김 で 使い分け つかいわけ ます。 エ段 えだん にも 複数 ふくすう の 母音 ぼいん 候補 こうほ があり、 김치 は 金 かね の 字 じ の 例 れい ではありません。 산림, 부분. ① ㅣ ② ㅜ 。 林 はやし のリはイの 型 かた で ㅣ 、 部 ぶ のブはウの 型 かた で ㅜ から 考え かんがえ ます。 산림 は 続ける つづける と[ 살림 ]と 流音化 りゅうおんか しますが、 綴り つづり は 산림 です。 도시, 교문. 都 と = 도 、 市 し = 시 、 校 こう = 교 、 門 もん