7.5 Στο τραπέζι(食卓で) — Epoché
この 篇 へん でできるようになること 4.4 で 覚え おぼえ た 食べ物 たべもの の 語 ご を、まとまった 文章 ぶんしょう の 中 なか で 全部 ぜんぶ 読める よめる 。 ギリシアの 食卓 しょくたく と 日本 にっぽん の 食卓 しょくたく の 違い ちがい を、ギリシア 語 ご の 文章 ぶんしょう から 読み取れる よみとれる 。 ある や 持つ もつ で「 置い おい てある」を 言う ゆう 言い いい 方 かた に 慣れる なれる 。 前提 ぜんてい : 7.4( 母 はは への 手紙 てがみ ) この 文章 ぶんしょう について 五 ご 篇 へん 目 め の 統制 とうせい 作文 さくぶん です。 七 なな 段落 だんらく 、 百 ひゃく 六十 ろくじゅう 八 はち 語 ご 。 範囲 はんい 外 がい として 宣言 せんげん したのは、 地名 ちめい の Ελλάδα と 民族 みんぞく 名 めい の Έλληνας だけです。 これまでの 四 よん 篇 へん は 語り手 かたりて の 身 み のまわりの 話 はなし でした。この 篇 へん は 初めて はじめて 習わし ならわし を 説明 せつめい する 文章 ぶんしょう です。 個人 こじん の 話 はなし から 一般 いっぱん の 話 はなし へ 移る うつる と、 動詞 どうし の 主語 しゅご が「 私 わたくし 」から「 人々 ひとびと 」に 変わり かわり 、 三 さん 人称 にんしょう の 複数 ふくすう が 一気 いっき に 増え ふえ ます。 読み よみ ながら 語尾 ごび を 追っ おっ てください。 内容 ないよう は 4.4 の 総 そう 復習 ふくしゅう でもあります。パン、 肉 にく 、 魚 さかな 、チーズ、オリーブ、 油 あぶら 、トマト、たまねぎ、ワイン、 水 みず 、 果物 くだもの 、 皿 さら 、コップ、ナイフ、フォーク、スプーン。 四十 よんじゅう 語 ご のうち 二十 にじゅう 以上 いじょう がこの 一 いち 篇 へん に 出 で ます 。 そして、この 篇 へん は 日本 にっぽん 語 ご 話者 わしゃ にとって 知識 ちしき としても 役 やく に 立ち たち ます 。ギリシアの 食卓 しょくたく には「 一人 ひとり に 一 いち 皿 さら 」という 考え かんがえ 方 かた がありません。 大皿 おおざら を 真ん中 まんなか に 置い おい て、 全員 ぜんいん が 自分 じぶん の 皿 さら に 取っ とっ ていく。 日本 にっぽん の 食卓 しょくたく に 近く ちかく 、 西欧 せいおう の 食卓 しょくたく とは 違い ちがい ます。 文法 ぶんぽう メモ この 文章 ぶんしょう の 型 かた も 形 かたち 編 へん と 型 かた 編 へん 3.1〜3.8 の 範囲 はんい です。 三 さん 人称 にんしょう の 複数 ふくすう が 多く おおく 、 主語 しゅご を 置か おか ない 文 ぶん が 続き つづき ます。 主語 しゅご を 置か おか ずに 一般 いっぱん の 話 はなし をする ( 型 かた 編 へん 2 課 か )— 人々 ひとびと は、という 主語 しゅご をいちいち 置き おき ません。 動詞 どうし の 三 さん 人称 にんしょう 複数 ふくすう がそれを 言っ いっ ています。 本文 ほんぶん では Το βράδυ το φαγητό είναι μικρό がその 形 かたち です。 ある を 持つ もつ で 言う ゆう ( 語 ご 編 へん 3 課 か )— 机 つくえ の 上 うえ に 皿 さら がある、を「 机 つくえ が 皿 さら を 持っ もっ ている」の 形 かたち で 言い いい ます。 日本 にっぽん 語 ご とは 発想 はっそう が 違い ちがい ます。 本文 ほんぶん では Στο τραπέζι έχει πιάτα, ποτήρια, μαχαίρια, πιρούνια και κουτάλια がその 形 かたち です。 総称 そうしょう には 冠詞 かんし を 置く おく ( 型 かた 編 へん 1 課 か )— 油 あぶら は、コーヒーは、 食べ物 たべもの は。ものの 種類 しゅるい 全体 ぜんたい を 指す さす ときは 冠詞 かんし が 要り いり ます。 本文 ほんぶん では Το λάδι είναι σε όλα がその 形 かたち です。 否定 ひてい は 動詞 どうし の 前 まえ に 一 いち 語 ご ( 型 かた 編 へん 4 課 か )— 「 δεν τρώνε πολύ 」「 Δεν έχει ένα πιάτο 」。 語順 ごじゅん は 変わり かわり ません。 本文 ほんぶん では Το φαγητό δεν κλείνει γρήγορα がその 形 かたち です。 形容 けいよう 詞 し は 名詞 めいし に 合わせる あわせる ( 形 かたち 編 へん 3 課 か )— 小さい ちいさい ・ 苦い にがい ・ 大きい おおきい 。 名詞 めいし の 性 せい と 数 かず で 語尾 ごび が 動き うごき ます。 本文 ほんぶん では Ο καφές είναι μικρός και πικρός がその 形 かたち です。 数詞 すうし は 冠詞 かんし を 取ら とら ない ( 形 かたち 編 へん 2 課 か )— 二 に 時間 じかん 、 三 さん 時間 じかん 。 数 かず を 言う いう ときは 冠詞 かんし を 置き おき ません。 本文 ほんぶん では Ένα φαγητό με φίλους είναι δύο ή τρεις ώρες がその 形 かたち です。 対訳 たいやく ギリシアでは、 食事 しょくじ は 食事 しょくじ ではありません。 家族 かぞく が 食卓 しょくたく に 着く つく 時間 じかん のことです。 朝 あさ 、 人々 ひとびと はあまり 食べ たべ ません。コーヒーを 一杯 いっぱい 飲ん のん で、パンを 食べ たべ ます。コーヒーは 小さく ちいさく て 苦い にがい ものです。コーヒーは 食べ物 たべもの ではありません。 時間 じかん なのです。 男 おとこ たちは 腰 こし を 下ろし おろし て 話し はなし ます。 その 日 ひ の 大きな おおきな 食事 しょくじ には、パン、 油 あぶら 、オリーブ、チーズが 出 で ます。そのあと 肉 にく か 魚 さかな 、それにトマトとたまねぎと 油 あぶら のサラダが 出 で ます。 油 あぶら は 何に なんに でも 入っ はいっ ています。 食卓 しょくたく には 皿 さら 、コップ、ナイフ、フォーク、スプーンが 置い おい てあります。 全員 ぜんいん が 食卓 しょくたく の 皿 さら から 取り とり ます。 一人 ひとり に 一 いち 皿 さら ということはありません。これが 大きな おおきな 違い ちがい です。 ギリシアの 人 ひと はゆっくり 食べ たべ ます。 話し はなし 、 笑い わらい 、ワインか 水 みず を 飲み のみ ます。 食事 しょくじ は 早く はやく 終わり おわり ません。 友だち ともだち との 食事 しょくじ は 二 に 時間 じかん か 三 さん 時間 じかん です。 夜 よる の 食事 しょくじ は 軽い かるい ものです。パン、チーズ、 野菜 やさい 、 果物 くだもの が 一 ひと つ。そのあとみんな 水 みず を 飲ん のん で、 寝 ね に 行き いき ます。 ギリシアの 人 ひと はこう 言い いい ます。よい 一日 ついたち と、よい 食事 しょくじ を。 食べ物 たべもの のことを 言っ いっ ているのではありません。 腰 こし を 下ろし おろし て、ゆっくり 食べ たべ て、 私 わたくし たちと 話し はなし なさい、と 言っ いっ ているのです。 読み よみ どころ この 篇 へん の 読み よみ どころは、 語彙 ごい ではなく 習わし ならわし にある ところです。ここまでの 四 よん 篇 へん は、 語 ご を 覚え おぼえ ていれば 意味 いみ が 取れ とれ ました。この 篇 へん は 語 ご が 全部 ぜんぶ 分かっ わかっ ても、 書か かか れていることの 意味 いみ ——なぜ 食事 しょくじ が 三 さん 時間 じかん なのか、なぜコーヒーが「 時間 じかん 」なのか——は、 習わし ならわし を 知ら しら ないと 入っ はいっ てきません。 言語 げんご を 学ぶ まなぶ ことの 半分 はんぶん は、こういう 知識 ちしき です。 第 だい 二 に 段落 だんらく の「 Ο καφές δεν είναι φαγητό : είναι ώρα. 」を 見 み てください。 コーヒーは 食べ物 たべもの ではない、 時間 じかん だ 。これはギリシアの 生活 せいかつ を 一行 いっこう で 言い切っ いいきっ た 文 ぶん です。カフェで 一杯 いっぱい のコーヒーを 二 に 時間 じかん かけて 飲む のむ のは、けちだからではありません。コーヒーを 注文 ちゅうもん することは、 席 せき と 時間 じかん を 買う かう ことだからです。 第 だい 四 よん 段落 だんらく の「 一人 ひとり に 一 いち 皿 さら ということはありません」も、 日本 にっぽん 語 ご 話者 わしゃ には 意外 いがい に 響か ひびか ないはずです。 日本 にっぽん の 食卓 しょくたく も 大皿 おおざら から 取り分け とりわけ ます。 ギリシアの 食卓 しょくたく は、 西欧 せいおう の 食卓 しょくたく より 日本 にっぽん の 食卓 しょくたく に 近い ちかい 。 言語 げんご は 遠い とおい のに、 食卓 しょくたく の 作法 さほう は 近い ちかい ——こういうずれが、 外国 がいこく 語 ご を 学ぶ まなぶ 面白 おもしろ さです。 最後 さいご の 段落 だんらく は、 挨拶 あいさつ の 言葉 ことば が 字義 じぎ どおりではないという 話 はなし です。7.1 の Τι κάνετε; —— 字義 じぎ は 何 なん をしていますか、 意味 いみ は お 元気 げんき ですか——と 同じ おなじ 構造 こうぞう です。 決まり きまり 文句 もんく は 分解 ぶんかい しない ——これは 話 はなし 編 へん の 会話 かいわ 編 へん でずっと 言い いい 続ける つづける ことになります。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 読み取る よみとる 原文 げんぶん を 読ん よん で、 次 つぎ に 答え こたえ てください。 朝 あさ の 食事 しょくじ には 何 なん が 出 で ますか。 その 日 ひ の 大きな おおきな 食事 しょくじ には 何 なん が 出 で ますか。 四 よん つ 以上 いじょう 挙げ あげ てください。 ギリシアの 食卓 しょくたく と、 西欧 せいおう の 食卓 しょくたく の 大きな おおきな 違い ちがい は 何 なん ですか。 友だち ともだち との 食事 しょくじ はどのくらい 続き つづき ますか。 練習 れんしゅう 2 — 音読 おんどく 原文 げんぶん の 文書 ぶんしょ を、 第 だい 一 いち 段落 だんらく から 最後 さいご まで 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。 第 だい 四 よん 段落 だんらく の 五 いつ つの 道具 どうぐ の 名 な を、 切ら きら ずに 一息 ひといき で 読む よむ こと 。 皿 さら ・コップ・ナイフ・フォーク・スプーン——どれも 中性 ちゅうせい で 語尾 ごび がそろっているので、 続け つづけ て 読む よむ と 拍 はく がそろいます。 語尾 ごび のそろいを 耳 みみ で 確かめ たしかめ てください。 第 だい 二 に 段落 だんらく の「コーヒーは 食べ物 たべもの ではない、 時間 じかん だ」は、 間 ま を 置い おい て 読み よみ ます。 この 篇 へん のまとめ 語 ご が 全部 ぜんぶ 分かっ わかっ ても、 習わし ならわし を 知ら しら ないと 意味 いみ が 入ら はいら ない 文章 ぶんしょう がある。 言語 げんご を 学ぶ まなぶ ことの 半分 はんぶん は 知識 ちしき 。 コーヒーは 飲み物 のみもの ではなく 時間 じかん の 単位 たんい 。カフェで 一杯 いっぱい を 二 に 時間 じかん かけるのは、 席 せき と 時間 じかん を 買っ かっ ているから。 ギリシアの 食卓 しょくたく には「 一人 ひとり に 一 いち 皿 さら 」が 無い ない 。 西欧 せいおう の 食卓 しょくたく より 日本 にっぽん の 食卓 しょくたく に 近い ちかい 。 個人 こじん の 話 はなし から 一般 いっぱん の 話 はなし へ 移る うつる と、 三 さん 人称 にんしょう の 複数 ふくすう が 増える ふえる 。 挨拶 あいさつ の 決まり きまり 文句 もんく は 分解 ぶんかい しない。 字義 じぎ どおりの 意味 いみ ではない。 次 つぎ の 篇 へん へ 7.5 では 食卓 しょくたく を 読み よみ ました。 次 つぎ の 7.6 は「 Ο άρρωστος φίλος 」( 具合 ぐあい の 悪い わるい 友だち ともだち )です。4.1 の 体 からだ と 健康 けんこう の 語 ご で、 見舞い みまい の 場面 ばめん を 描き えがき ます。 会話 かいわ 文 ぶん が 初めて はじめて まとまって 出 で てくる 篇 へん です。 答え こたえ 練習 れんしゅう 1 の 答え こたえ 1. コーヒーとパンです(「 Πίνουν έναν καφέ και τρώνε ψωμί 」)。 2. パン、 油 あぶら 、オリーブ、チーズ。そのあと 肉 にく か 魚 さかな と、トマト・たまねぎ・ 油 あぶら のサラ