0.3 基本子音 ① 平音 — 濁るか濁らないかで聞かない — Epoché
この 課 か でできるようになること 平音 へいおん を、 句 く の 頭 あたま を 低く ひくく 始める はじめる 音 おと として 発音 はつおん できる。 母音 ぼいん の 間 あいだ で 濁っ にごっ て 聞こえ きこえ ても、 同じ おなじ 字母 じぼ で 書ける かける 。 ㅅ ・ ㄹ ・ ㅇ の 初声 しょせい の 音 おと を 区別 くべつ して 読める よめる 。 初声 しょせい だけが 違う ちがう 動詞 どうし を、 高 たか さも 手がかり てがかり に 聞き分け ききわけ られる。 前提 ぜんてい : 0.2 まで。 「カ」と「ガ」でも 字母 じぼ は 一 ひと つ 日本 にっぽん 語 ご では「か」と「が」を 別 べつ の 文字 もじ で 書き かき ます。そのため「コギ」と 聞こえる きこえる 語 ご を 見 み たとき、 初め はじめ と 後ろ うしろ の 子音 しいん は 別 べつ の 字母 じぼ だと 思う おもう かもしれません。けれども、 韓国 かんこく 語 ご の 고기 ( 肉 にく )は、どちらも ㄱ です。 読む よむ 場所 ばしょ によって 聞こえ きこえ 方 かた が 変わり かわり ます。 規則 きそく 1: ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ ・ ㅈ は、 濁っ にごっ て 聞こえ きこえ ても 字母 じぼ を 替え かえ ない。 語 ご を 単独 たんどく で 言う ゆう と、 頭 あたま の 子音 しいん は 濁ら にごら ず、 母音 ぼいん に 挟ま はさま れた 子音 しいん は 濁っ にごっ て 聞こえる きこえる のが 基本 きほん です。 日本 にっぽん 語 ご の 清音 せいおん ・ 濁音 だくおん の 組 くみ を、そのまま 韓国 かんこく 語 ご の 文字 もじ の 区別 くべつ にはできません。 ▶ を 聞い きい てください。 고기 は「コギ」、 바다 ( 海 うみ )は「パダ」、 부부 ( 夫婦 ふうふ )は「プブ」に 近く ちかく 聞こえ きこえ ます。カタカナは 違い ちがい に 気づく きづく 目安 めやす です。 綴り つづり はハングルで 覚え おぼえ ましょう。 고기 바다 부부 低い ひくい 始まり はじまり と 口 くち の 動き うごき 規則 きそく 2: 平音 へいおん の 手がかり てがかり は、まず 句 く の 頭 あたま の 高 たか さ。 ここで 句 く とは、 一 ひと つのまとまりとして 発音 はつおん する 部分 ぶぶん です。 今 いま のソウルの 発音 はつおん を 目安 めやす にすると、 ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ ・ ㅈ で 始まる はじまる 句 く は 低く ひくく 始まり はじまり やすく、 ㅅ ・ ㅎ で 始まる はじまる 句 く は 高く たかく 始まり はじまり ます。 鼻音 びおん の ㄴ ・ ㅁ と 流音 りゅうおん の ㄹ も 低い ひくい 側 がわ です。 「 低い ひくい 」は 誰 だれ よりも 低い ひくい 声 こえ という 意味 いみ ではありません。 同じ おなじ 話し手 はなして の 中 なか で、 高く たかく 始まる はじまる 音 おと と 比べ くらべ て 低い ひくい ということです。 声 こえ を 小さく ちいさく するだけでも、 高低 こうてい の 違い ちがい にはなりません。▶ の 出だし でだし を 聞き きき 、すぐ 同じ おなじ 高 たか さの 動き うごき をまねてください。 次 つぎ に 息 いき を 確かめ たしかめ ます。 手 て を 口 くち の 前 まえ に 置き おき 、 平音 へいおん を 大きく おおきく 吹き出さ ふきださ ずに 言っ いっ てみましょう。 頭 あたま を 日本 にっぽん 語 ご の「ガ」「ダ」のように 意識 いしき して 濁ら にごら せる 必要 ひつよう はありません。 息 いき の 強 つよ さには 話し手 はなして による 違い ちがい もあるので、 息 いき だけで 決め きめ ず、 高 たか さと 組み合わせ くみあわせ て 聞き きき ます。 字母 じぼ 語頭 ごとう / 母音 ぼいん の 間 あいだ 口 くち の 動かし うごかし 方 かた ㄱ カ行 かぎょう 寄り より / ガ行 がぎょう 寄り より 舌 した の 奥 おく で 上あご うわあご に 触れ ふれ 、 離す はなす 。 ㄷ タ 行 ぎょう 寄り より / ダ行 だぎょう 寄り より 舌先 したさき を 上 うえ の 歯茎 はぐき に 付け つけ 、 離す はなす 。 ㅂ パ 行 ぎょう 寄り より / バ行 ばぎょう 寄り より 唇 くちびる を 閉じ とじ てから 開く ひらく 。 ㅈ チャ 行 こう 寄り より /ジャ 行 ぎょう 寄り より 舌 した でいったん 塞ぎ ふさぎ 、 擦る する ように 離す はなす 。 ㅅ サ行 さぎょう / サ行 さぎょう 細い ほそい 隙間 すきま から 息 いき を 流す ながす 。 濁ら にごら ない。 ㄴ ナ行 なぎょう に 近い ちかい 舌先 したさき を 付け つけ 、 鼻 はな へ 息 いき を 通す とおす 。 ㅁ マ行 まぎょう に 近い ちかい 唇 くちびる を 閉じ とじ 、 鼻 はな へ 息 いき を 通す とおす 。 ㄹ ラ行 らぎょう に 近い ちかい 初声 しょせい では 舌先 したさき で 軽く かるく 一 いち 度 ど はじく。 ㅎ ハ行 はぎょう に 近い ちかい / 弱まる よわまる ことがある 息 いき を 通す とおす 。ここでは 語頭 ごとう を 練習 れんしゅう する。 ㅇ 初声 しょせい では 無音 むおん 置き字 おきじ なので 母音 ぼいん から 読む よむ 。 この 表 ひょう は 基本 きほん 子音 しいん のうち、 次 つぎ に 学ぶ まなぶ 激音 げきおん 以外 いがい をまとめたものです。 三系列 さんけいれつ で 対比 たいひ する 平音 へいおん と、 鼻音 びおん ・ 流音 りゅうおん は 別 べつ の 種類 しゅるい です。 表 ひょう の 字 じ すべてを「 低く ひくく 始まる はじまる 破裂音 はれつおん 」と 覚え おぼえ ないでください。 平音 へいおん を 勢い いきおい よく 高い たかい 声 こえ で 始める はじめる と、 次 つぎ に 学ぶ まなぶ 激音 げきおん に 近く ちかく 聞こえる きこえる ことがあります。まず 出だし でだし の 高 たか さをまね、 次 つぎ に 息 いき を 確かめ たしかめ ます。 低く ひくく するために 喉 のど を 無理 むり に 押し下げ おしさげ たり、 ささやき声 ささやきごえ だけで 練習 れんしゅう したりする 必要 ひつよう はありません。 濁ら にごら ない 音 おと もある ㅅ は 母音 ぼいん に 挟ま はさま れても、 日本 にっぽん 語 ご の「ざ」のようには 濁り にごり ません。 사자 (ライオン)の 後半 こうはん が「ジャ」に 近い ちかい のは、 字母 じぼ が ㅈ だからです。 ㅅ と ㅈ の 違い ちがい は、 舌 した で 一 いち 度 ど 塞い ふさい でから 離す はなす かどうかにあります。 ㅅ に ㅣ や ヤ行 やぎょう の 母音 ぼいん が 続く つづく と、「シ」「シャ」に 近く ちかく なります。 시 ・ 샤 は 音 おと を 練習 れんしゅう する 字 じ です。 日本 にっぽん 語 ご の「し」を 出発 しゅっぱつ 点 てん にして、 手本 てほん に 近づけ ちかづけ ましょう。 ㄹ は 初声 しょせい では 舌先 したさき を 軽く かるく はじきます。 나라 ( 国 くに )・ 머리 ( 頭 あたま 、 髪 かみ )で 試せ ためせ ます。 初声 しょせい ㅇ の 役 やく は 前 まえ と 同じ おなじ で、 音 おと を 足さ たさ ない 置き字 おきじ です。 語 ご の 頭 あたま かどうかを 見る みる ときは、 文字 もじ の 空白 くうはく だけでなく、 発音 はつおん のまとまりにも 注目 ちゅうもく します。 비 ( 雨 あめ )に 助詞 じょし が 付い つい た 비가 ( 雨 あめ が)では、 가 の ㄱ は 母音 ぼいん の 間 あいだ にあります。そのため「ガ」に 近く ちかく 聞こえ きこえ ます。ここでは 句 く 全体 ぜんたい の 音 おと を 聞い きい てみましょう。 비가 고기 の 後半 こうはん が「ギ」に 聞こえ きこえ ても、 新しい あたらしい 「 濁っ にごっ た ㄱ 」の 字 じ を 探す さがす 必要 ひつよう はありません。 韓国 かんこく 語 ご には 日本 にっぽん 語 ご の 濁点 だくてん のような 印 しるし はありません。 同じ おなじ ㄱ を、 母音 ぼいん の 間 あいだ で 読ん よん でいるだけです。 語表 ごひょう 語 ご を 区切ら くぎら ずに 聞く きく と、 母音 ぼいん の 間 あいだ の 子音 しいん が 分かり わかり やすくなります。 두부 と 부부 は、ともに 後半 こうはん の ㅂ が 濁っ にごっ て 聞こえ きこえ ます。 자주 の 後半 こうはん の ㅈ にも 注意 ちゅうい してください。 語 ご 意味 いみ 고기 肉 にく 바다 海 うみ 두부 豆腐 とうふ 부부 夫婦 ふうふ 자주 よく・しばしば 가구 家具 かぐ 사자 ライオン 나라 国 くに 머리 頭 あたま ・ 髪 かみ 하나 一 ひと つ 가다 行く いく 나다 出る でる ・ 生じる しょうじる 사다 買う かう 자다 寝る ねる 하다 する 비 雨 あめ 初声 しょせい だけを 替える かえる 最小対 さいしょうつい 가다 ・ 나다 ・ 사다 ・ 자다 ・ 하다 は、 最初 さいしょ の 初声 しょせい だけが 違い ちがい ます。 末尾 まつび の 다 と 母音 ぼいん は 同じ おなじ です。 動詞 どうし を 辞書 じしょ で 引く ひく ときの 形 かたち なので、 今 いま は 音 おと と 意味 いみ を 結び付け むすびつけ て 覚え おぼえ ます。とくに「 買う かう 」と「 寝る ねる 」は、 子音 しいん を 替える かえる と 別 べつ の 行動 こうどう になります。 ▶ を 聞き きき 、 가다 ・ 나다 ・ 자다 は 低く ひくく 、 사다 ・ 하다 は 高く たかく 始まる はじまる 違い ちがい をまねてください。 ㄴ は 舌先 したさき を 付け つけ て 鼻 はな へ、 ㅅ は 隙間 すきま から 息 いき を、 ㅈ は 一 いち 度 ど 塞い ふさい でから 息 いき を 流し ながし ます。 가다 나다 사다 자다 하다 가구 ( 家具 かぐ )の 二 ふた つの ㄱ は 同じ おなじ 字母 じぼ で、 後半 こうはん は 母音 ぼいん の 間 あいだ にあります。 하나 ( 一 ひと つ)は ㅎ で 始まる はじまる ので、 高い たかい 始まり はじまり を 聞い きい てください。 練習 れんしゅう 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 順 じゅん に 聞い きい てください。 句 く の 頭 あたま が「 低い ひくい 側 がわ 」「 高い たかい 側 がわ 」のどちらかを 選び えらび ます。 하다 나다 가다 사다 자다 구두 ( 靴 くつ )・ 바지 (ズボン)・ 도시 ( 都市 とし )の 中 なか で、 母音 ぼいん に 挟ま はさま れて 濁っ にごっ て 聞こえる きこえる 字母 じぼ を 選ん えらん でください。 濁る にごる 字母 じぼ がなければ「なし」とし、 位置 いち を 理由 りゆう に 添え そえ ます。 空欄 くうらん に 字 じ を 入れ いれ 、 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。① 기 ( ): 器具 きぐ 。 空欄 くうらん の 子音 しいん は 前半 ぜんはん と 同じ おなじ 字母 じぼ 、 母音 ぼいん は 唇 くちびる を 前 まえ にすぼめる「う」。② 부 ( ):お 金持ち かねもち 。 空欄 くうらん の 子音 しいん は 語頭 ごとう なら「チャ」 寄り より に 聞こえる きこえる 平音 へいおん 、 母音 ぼいん は 口 くち を 開ける あける 「あ」。 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。 부부 나라 고기 사자 바다 두부 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 動詞 どうし を 書い かい てください。 頭 あたま の 高 たか さと 子音 しいん の 出し だし 方 かた を 組み合わせ くみあわせ て 聞き きき ます。 자다 하다 사다 가다 나다 「 寝る ねる 」は 자다 です。 最初 さいしょ の 初声 しょせい だけを 替え かえ て、①する ② 行く いく ③ 買う かう ④ 出る でる を 韓国 かんこく 語 ご で 書い かい てください。どの 字母 じぼ に 替える かえる かは 書か かか れていません。それぞれ、 単独 たんどく で 言う いう ときの 低い ひくい / 高い たかい 始まり はじまり も 添え そえ ます。 【 復習 ふくしゅう 0.2】 字 じ を 伏せ ふせ て ▶ を 聞き きき 、 語 ご を 書い かい てください。 靴 くつ ・ 都市 とし の 語 ご も、 今回 こんかい の 子音 しいん と 前 まえ の 課 か の 母音 ぼいん で 読め よめ ます。 구두 고기 도시 두부 ▶ の 手本 てほん を 聞き きき 、すぐ 同じ おなじ 高 たか さで 言っ いっ てください。 前 まえ の 動詞 どうし の 読み よみ と 比べ くらべ 、 母音 ぼいん の 間 あいだ の 子音 しいん が 自然 しぜん につながる 感じ かんじ をつかみます。 確かめる たしかめる 点 てん :①