考えの意味を確かめる――パースの探究 — Epoché
解説 意味の違いは、どこに現れるか パースは、ある考えが正しいなら、どんな状況で経験や行為に違いが出るかをたどり、意味を明確にする。硬いという語なら、他の物で傷つけられにくいという経験上の違いから考える。 目先の利益になるかだけで真偽を決めない。これは意味を明確にする道具で、彼の記号論の全てではない。 出典2 思いつくことと、確かめること 驚く事実を説明する仮説を考える。仮説は、確かめるための説明候補。その仮説が正しいなら予想される結果を導き、実験で確かめる。研究に必要な手間や費用も考える。 仮説を思いついただけで真とはならず、最初から唯一の最良説明だとも決めない。 出典1 誤りうるから、共同で直す 可謬主義は、今の判断や成果も誤りうると認める立場。公開して再現できる探究で確かめ、修正する。誤りの可能性は、調べることを放棄する理由ではない。 全意見が同じだけ正しいという相対主義や、多数派が最終真理という意味ではない。探究の収束は彼の理想で、現在の無誤り保証ではない。 出典1 問いと働きの見取り 役割 何をするか 仮説を考える 驚く事実の説明候補を立てる 結果を予想する 仮説が正しい場合の帰結を導く 確かめる 予想と経験を照らして修正する 一度の成功を最終証明にする表ではない。 参考文献 [1] Burch, Robert「Charles Sanders Peirce」。 出典 [2] Legg, Catherine; Hookway, Christopher「Pragmatism」。 出典