6.6 Au marché(市場で) — Epoché
この 篇 へん でできるようになること 地 ち の 文 ぶん と 会話 かいわ の 行 ぎょう (ダッシュで 始まる はじまる )が 交互 こうご に 出る でる 文章 ぶんしょう を、 誰 だれ の 台詞 せりふ かを 追い おい ながら 読める よめる 。 Combien coûtent les tomates ? ・ Deux euros le kilo. ・ Je prends un kilo de tomates. の 買い物 かいもの の 型 かた を 使える つかえる 。 nous allons ・ nous achetons ・ nous mangeons ・ nous buvons の nous の 形 かたち を、 文章 ぶんしょう の 中 なか で 追える おえる 。 前提 ぜんてい : 6.5( Les quatre saisons à Paris ) この 文章 ぶんしょう について 六 ろく 篇 へん 目 め は 市場 しじょう です。この 篇 へん で 初めて はじめて 会話 かいわ の 行 こう が 出 で ます。フランス 語 ご の 物語 ものがたり では、 台詞 せりふ を 引用 いんよう 符 ふ で 括ら くくら ず、 行 ぎょう の 頭 あたま に 長い ながい ダッシュを 置い おい て 話者 わしゃ が 替わっ かわっ たことを 示し しめし ます。「 誰 だれ が 言っ いっ たか」は、 前後 ぜんご の 地 ち の 文 ぶん ( demande Paul ポールが 尋ねる たずねる )か、 場面 ばめん から 読み取り よみとり ます。 日本語 にほんご の「」とは 形 かたち が 違う ちがう ので、ここで 慣れ なれ てください。 内容 ないよう は、 土曜 どよう の 朝 あさ 、ユイとポールが 広場 ひろば の 市場 しじょう へ 行く いく 話 はなし 。 野菜 やさい 売り うり でトマトを 一 いち キロ 買い かい 、チーズ 売り うり で 山 やま のチーズを 試し ためし て 買い かい 、パンとクロワッサン、 母 はは への 花 はな 。 正午 しょうご に 疲れ つかれ てカフェで 昼食 ちゅうしょく 。「 市場 しじょう は 高い たかい ? いや、 高く たかく ない。そしてとてもおいしい」。 作品 さくひん 辞書 じしょ に 五 ご 語 ご を 入れ いれ ました。 marché ( 市場 しじょう )・ marchand ( 売り手 うりて )・ tomate (トマト)・ fromage (チーズ)・ kilo (キロ)。 市場 しじょう の 話 はなし にこの 五 いつ つは 避け さけ られません。それ 以外 いがい は 既習 きしゅう 語 ご です。 文法 ぶんぽう メモ この 文章 ぶんしょう の 型 かた は 活 かつ 編 へん と 型 かた 編 へん 4.1〜4.6 の 範囲 はんい です。 買い物 かいもの の 会話 かいわ の 型 かた が 集まっ あつまっ ています。 値段 ねだん を 尋ねる たずねる combien ( 型 かた 編 へん 6 課 か )— Combien coûtent les tomates ? —— 主語 しゅご が 複数 ふくすう なので coûtent 。 答え こたえ は Deux euros le kilo. ( 一 いち キロ 二 に ユーロ。 単位 たんい に 定冠詞 ていかんし )。 本文 ほんぶん では Combien coûtent les tomates ? がその 形 かたち です。 prendre 「 買う かう ・ 取る とる 」 ( 活 かつ 編 へん 4 課 か )— 店 みせ では「〜をください」を Je prends + 名詞 めいし で 言う ゆう 。 Je prends un kilo de tomates. ・ J'en prends un. (それを 一 ひと つもらう。 en は「それを」、4.18)。 本文 ほんぶん では Je prends un kilo de tomates がその 形 かたち です。 qu'est-ce que c'est ? ( 型 かた 編 へん 6 課 か )— 「これは 何 なん ?」。 que + est-ce que + c'est 。 答え こたえ は C'est un fromage de montagne. 。 本文 ほんぶん では Qu'est-ce que c'est ? がその 形 かたち です。 vouloir + 不定詞 ふていし の 問い とい ( 活 かつ 編 へん 4 課 か )— Vous voulez essayer ? ( 試し ためし てみますか)。 語尾 ごび を 上げる あげる だけの 疑問 ぎもん (4.6)。 店 みせ の 人 ひと は 客 きゃく に vous 。 本文 ほんぶん では Vous voulez essayer ? がその 形 かたち です。 nous の 形 かたち ( 活 かつ 編 へん 2 課 か )— allons ・ achetons ・ mangeons ( e を 残す のこす 、3.2)・ buvons ( boire 、3.4)。 二人 ふたり で 行動 こうどう する 文章 ぶんしょう なので nous が 多い おおい 。 本文 ほんぶん では Nous mangeons du pain et du fromage がその 形 かたち です。 chez + 人 ひと 「〜の 店 みせ で」 ( 型 かた 編 へん 5 課 か )— chez le marchand de légumes ( 野菜 やさい 売り うり のところで)。 chez は 人 ひと の 家 いえ ・ 店 みせ 。 本文 ほんぶん では Nous allons chez le marchand de légumes がその 形 かたち です。 対訳 たいやく 土曜 どよう の 朝 あさ 、 私 わたくし はポールと 市場 しじょう へ 行き いき ます。 市場 しじょう は 広場 ひろば に 出 で ます。 人 ひと もたくさん、ものもたくさんあります。 野菜 やさい 売り うり のところへ 行き いき ます。りんご、トマト、 緑 みどり の 野菜 やさい があります。トマトは 赤く あかく て、きれいです。 「おはようございます、マダム。トマトはいくらですか?」 「 一 いち キロ 二 に ユーロです、マドモワゼル。」 「トマトを 一 いち キロください、マダム。」 「はい。 二 に ユーロです。」 「ありがとう、マダム。よい 一日 ついたち を。」 その 後 ご 、チーズ 売り うり のところへ 行き いき ます。チーズがたくさんあります。ポールはチーズが 大好き だいすき です。 私 わたくし は、フランスのチーズを 知り しり ません。 「これは 何 なん ですか?」とポールが 尋ね たずね ます。 「 山 やま のチーズです、ムッシュー。とてもおいしいですよ。 試し ためし てみますか?」 「はい、ありがとう。 強い つよい けれど、おいしい。 一 ひと つもらいます。」 その 後 ご 、パンとクロワッサンを 買い かい ます。ポールは 母親 ははおや に 花 はな も 買い かい ます。 花 はな は 五 ご ユーロです。 正午 しょうご 、 私 わたくし たちは 疲れ つかれ ています。 お腹 おなか がすいています。カフェへ 行き いき ます。パンとチーズを 食べ たべ ます。コーヒーを 飲み のみ ます。 市場 しじょう は 高い たかい ? いいえ。 高く たかく ありません。そしてとてもおいしい。 私 わたくし は 市場 しじょう が 好き すき です。 色 いろ と 人 ひと が 好き すき です。 土曜 どよう 日 ひ 、 市場 しじょう は 広場 ひろば の 暮らし くらし そのものです。 読み よみ どころ この 文章 ぶんしょう の 読み よみ どころは 会話 かいわ の 行 こう です。 Bonjour, madame. Combien coûtent les tomates ? の 行 ぎょう の 頭 あたま にあるダッシュが「ここから 台詞 せりふ 」の 印 しるし で、 閉じる とじる 印 しるし はありません。 次 つぎ のダッシュで 話者 わしゃ が 替わり かわり ます。 誰 だれ が 言っ いっ たかは 書い かい てないことが 多く おおく 、ここでは madame ( 店 みせ の 女性 じょせい への 呼びかけ よびかけ )と mademoiselle ( 若い わかい 女性 じょせい の 客 きゃく への 呼びかけ よびかけ )で、 客 きゃく と 店 みせ の 人 ひと が 交互 こうご に 話し はなし ていると 分かり わかり ます。 読 よみ 編 へん の C 段 だん ・ D 段 だん ( 児童 じどう 文学 ぶんがく ・ 小説 しょうせつ )は 全部 ぜんぶ この 書き かき 方 かた なので、ここで 目 め を 慣らし ならし てください。 呼びかけ よびかけ の 語 ご も 見 み てください。 客 きゃく は 店 みせ の 人 ひと に madame ・ monsieur 、 店 みせ の 人 ひと は 若い わかい 女性 じょせい の 客 きゃく に mademoiselle 。フランスでは、 店 みせ に 入る はいる とき・ 買う かう とき・ 出る でる ときに 必ず かならず Bonjour, madame. ・ Merci, madame. と 呼びかけ よびかけ を 添え そえ ます。 呼びかけ よびかけ を 省く はぶく と 無礼 ぶれい に 聞こえ きこえ ます。 日本語 にほんご の「すみません」「ありがとうございます」に 当たる あたる 働き はたらき です(8.7 パン 屋 や とカフェ)。 値段 ねだん の 言い いい 方 かた Deux euros le kilo. ——「 一 いち キロあたり 二 に ユーロ」を、フランス 語 ご は 定冠詞 ていかんし le で 言い いい ます。 trois euros la pièce ( 一 いち 個 こ 三 さん ユーロ)、 dix euros la bouteille ( 一 いち 本 ぽん 十 じゅう ユーロ)と 同じ おなじ 型 かた 。 日本語 にほんご の「〜あたり」が 定冠詞 ていかんし になる、4.1 の「〜というもの 全体 ぜんたい 」の 用法 ようほう の 一 ひと つです。 最後 さいご の 一 いち 文 ぶん Le samedi, le marché, c'est la vie de la place. ( 土曜 どよう 日 ひ 、 市場 しじょう は 広場 ひろば の 暮らし くらし そのものだ)。 主語 しゅご を 二 ふた つ 並べ ならべ て 読点 とうてん で 切り きり 、 c'est で 受ける うける —— 話し言葉 はなしことば の 型 かた で、4.24 の 強調 きょうちょう 構文 こうぶん の 入口 いりぐち です。 既習 きしゅう 語 ご だけで、フランス 語 ご らしい 文 ぶん の 終わり おわり 方 かた ができています。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 読み取る よみとる 原文 げんぶん を 読ん よん で、 次 つぎ に 答え こたえ てください。 トマトは 一 いち キロいくらですか。 ポールが「これは 何 なん ?」と 尋ね たずね たのは 何 なん ですか。 店 みせ の 人 ひと は 何 なん と 答え こたえ ましたか。 ポールは 誰 だれ のために 花 はな を 買い かい ますか。 正午 しょうご 、 二人 ふたり はカフェで 何 なん を 食べ たべ 、 何 なん を 飲み のみ ますか。 練習 れんしゅう 2 — 音読 おんどく 原文 げんぶん の 文書 ぶんしょ を 声 こえ に 出し だし て 読ん よん でください。 会話 かいわ の 行 ぎょう は、 客 きゃく と 店 みせ の 人 ひと で 声 こえ の 高 たか さを 変え かえ て。 Combien coûtent les tomates ? は 語尾 ごび を 上げ あげ 、 Deux euros le kilo. は 下げる さげる 。 Qu'est-ce que c'est ? は「ケスクセ」と 一息 ひといき 。 読み よみ 終え おえ たら、 原文 げんぶん の 読み上げ よみあげ と 比べ くらべ てください。 この 篇 へん のまとめ 会話 かいわ の 行 ぎょう は 頭 あたま のダッシュ 一 ひと つ。 閉じる とじる 印 しるし はなく、 次 つぎ のダッシュで 話者 わしゃ が 替わる かわる 。 誰 だれ の 台詞 せりふ かは 呼びかけ よびかけ と 場面 ばめん で 読む よむ 。 買い物 かいもの の 型 かた : Combien coûtent + 名詞 めいし 、 数 すう + euros le kilo 、 Je prends + 名詞 めいし 、 Vous voulez essayer ? 。 店 みせ では 必ず かならず Bonjour, madame. ・ Merci, monsieur. と 呼びかけ よびかけ を 添える そえる 。 「〜あたり」は 定冠詞 ていかんし : deux euros le kilo 。 nous の -ons : allons ・ achetons ・ mangeons ・ buvons 。 次 つぎ の 篇 へん へ 6.7 は「 Le Lièvre et la Tortue 」(うさぎとかめ)。ラ・フォンテーヌの 寓話 ぐうわ を、 既習 きしゅう 語 ご だけで 書き直し かきなおし た 翻案 ほんあん です。 会話 かいわ の 行 ぎょう が 多く おおく 、 地 ち の 文 ぶん は 三 さん 人称 にんしょう 。 作品 さくひん 辞書 じ