見取り:ロマン主義/生の哲学とベルクソン/実存思想への継承と相違 — Epoché
解説 芸術を、生の全体へ関わらせる ロマン主義には、芸術や美を人生全体の理解に関わらせる志向がある。感情や想像力を重んじても、理性的で自律的な批判を全て捨てたわけではない。 地域や人物により多様であり、啓蒙の正反対という一つの像にしない。 出典3 持続は、区切った瞬間の足し算ではない ベルクソンの持続は、過去が現在へ続き、質の違う経験が浸透し合う時間。直観は、その流れを内から捉えようとする方法である。生の変化や創造も、あらかじめ全て決まった機械的展開や最終目的だけでは捉えられないと考えた。 直観は単なる思いつきではなく、時計による測定を無価値とする話でもない。生についての哲学的構想を現代生物学の確定理論とはせず、直観の知識への主張にも限界が論じられる。 出典1 継承しても、同じ結論にはならない キルケゴールの有限な人がどう存在するかという問いや、ベルクソンの持続は、後の実存・現象学の思想家にも読まれた。だが、一つの生の教義を共有したわけではない。 キルケゴールのキリスト教的背景を消さず、全てを無神論や自分らしさへ還元しない。影響と同一の結論は別であり、必然的な進歩の系図にしない。 出典1 ・ 出典2 生をめぐる問いの相違 見取り 中心の問い ロマン主義 芸術と美が生全体へどう関わるか ベルクソン 持続や生の創造をどう捉えるか 実存への継承 有限な人がどう生き存在するか 比較の整理。全人物の共通教義や、時間順の発展段階ではない。 参考文献 [1] Lawlor, Leonard; Moulard-Leonard, Valentine「Henri Bergson」。 出典 [2] Lippitt, John; Evans, C. Stephen「Søren Kierkegaard」。 出典 [3] Gorodeisky, Keren「19th Century Romantic Aesthetics」。 出典