5.7 カフェニオ — 甘さは先に決める — Epoché
この 課 か でできるようになること カフェでコーヒーを 注文 ちゅうもん し、 甘 あま さを 指定 してい できる。 ギリシアのカフェが 飲み物 のみもの の 店 みせ ではなく、 時間 じかん を 過ごす すごす 場所 ばしょ だと 分かる わかる 。 注文 ちゅうもん のときに 聞か きか れることを、あらかじめ 知っ しっ ておく。 前提 ぜんてい : 5.6( 好み このみ と 趣味 しゅみ ) カフェの 課 か です。 読 どく 編 へん 第 だい 1 期 き 5 課 か で「コーヒーは 食べ物 たべもの ではない、 時間 じかん だ」と 書き かき ました。この 課 か はその 実地 じっち です。 ギリシアでコーヒーを 頼む たのむ と、 必ず かならず 甘 あま さを 聞か きか れます 。 砂糖 さとう を 入れる いれる かどうかではなく、どのくらい 入れる いれる か。 三 さん 段階 だんかい が 決まっ きまっ ていて、 名前 なまえ が 付い つい ています。 知ら しら ないと 最初 さいしょ の 一 いち 杯 ばい で 立ち たち 往生 おうじょう します。 甘 あま さは 三 さん 段階 だんかい ギリシアのコーヒーには 甘 あま さの 段階 だんかい があり、それぞれに 名前 なまえ があります。 砂糖 さとう なし、 中 なか くらい、 甘い あまい 。 店 みせ の 人 ひと は 注文 ちゅうもん を 受け うけ たあと、 必ず かならず この 三 みっ つのどれかを 聞き きき ます。 これは 好み このみ の 問題 もんだい ではなく、 作り つくり 方 かた が 変わる かわる からです。ギリシアのコーヒーは 砂糖 さとう と 一緒 いっしょ に 煮る にる ので、あとから 足せ たせ ません。だから 先 さき に 決める きめる 必要 ひつよう がある。 日本 にっぽん の 喫茶 きっさ 店 てん で 砂糖 さとう が 別 べつ に 出 で てくるのとは、そこが 違い ちがい ます。 名前 なまえ はどれも 形容 けいよう 詞 し で、コーヒーが 男性名詞 だんせいめいし なので 男性 だんせい の 形 かたち になります( 形 かたち 編 へん 2 課 か )。 注文 ちゅうもん のときは、コーヒーの 語 ご のうしろに 形容 けいよう 詞 し を 置き おき ます。ギリシア 語 ご では 形容 けいよう 詞 し を 前 まえ に 置く おく のがふつうですが、この 場合 ばあい は 種類 しゅるい を 指す さす 言い いい 方 かた なので 後ろ うしろ に 来 き ます。 もう 一 ひと つ。 ギリシアのコーヒーとフラッペは 別 べつ の 飲み物 のみもの です。 夏 なつ はフラッペ、 冬 ふゆ は 熱い あつい コーヒー。フラッペにも 甘 あま さの 指定 してい があります。 カフェは 時間 じかん を 買う かう 場所 ばしょ ギリシアのカフェでは、 一 いち 杯 ばい で 何 なん 時間 じかん いても 構い かまい ません 。 追加 ついか の 注文 ちゅうもん をせかされることもない。だから 値段 ねだん は 日本 にっぽん の 喫茶 きっさ 店 てん より 高め たかめ ですが、それは 席 せき と 時間 じかん の 値段 ねだん だと 考え かんがえ てください。 水 みず も 一緒 いっしょ に 出 で てきます。 頼ま たのま なくても 出 で ます。これは 料金 りょうきん に 含ま ふくま れていて、 断る ことわる 必要 ひつよう はありません 。 飲ま のま なくても 構い かまい ません。 会計 かいけい は 席 せき で 頼み たのみ ます。 日本 にっぽん のように 帳場 ちょうば へ 行く いく のではなく、 店 みせ の 人 ひと を 呼ん よん で、 席 せき で 払い はらい ます 。 呼ぶ よぶ ときは 手 て を 上げる あげる か、 話 はなし 編 へん 第 だい 1 期 き 5 課 か で 覚え おぼえ た すみません の 語 ご を 使い つかい ます。 会計 かいけい の 言い いい 方 かた は 第 だい 2 期 き の 5.18 で 扱う あつかう ので、この 課 か では 注文 ちゅうもん までにします。 対話 たいわ その 一 いち — カフェで 注文 ちゅうもん する 話者 わしゃ : ユイと、カフェの 人 ひと 。 客 きゃく と 店 みせ なので 丁寧 ていねい な 形 かたち です。 台詞 せりふ 訳 わけ Καλησπέρα. Έναν καφέ, παρακαλώ. こんにちは。コーヒーを 一 ひと つお 願い ねがい します。 Γλυκό, μέτριο ή σκέτο; 甘め あまめ 、 中 なか くらい、 砂糖 さとう なし、どれになさいますか。 Μέτριο, παρακαλώ. 中 なか くらいでお 願い ねがい します。 Τίποτα άλλο; ほかに 何 なん かございますか。 Όχι, ευχαριστώ. いえ、けっこうです。 Ορίστε ο καφές σας. コーヒーをどうぞ。 Εντάξει, ευχαριστώ. [1] ありがとうございます。 Παρακαλώ. どういたしまして。 この 対話 たいわ は、 七 なな つ 目 め を 除い のぞい て 全部 ぜんぶ が 本 ほん 課程 かてい の 足し たし た 台詞 せりふ です。どれも 四 よん 語 ご 以下 いか で、 池 いけ にはカフェの 注文 ちゅうもん を 扱う あつかう 文 ぶん が 無かっ なかっ たためです。 二 ふた つ 目 め の 三 さん 語 ご は、 実際 じっさい に 必ず かならず 聞か きか れる 言葉 ことば なので、そのまま 覚え おぼえ てください。 対話 たいわ その 二 に — 友だち ともだち を 誘う さそう 話者 わしゃ : ユイと、 同じ おなじ 学校 がっこう の 学生 がくせい 。くだけた 形 かたち です。 台詞 せりふ 訳 わけ Πάμε για καφέ; コーヒーを 飲み のみ に 行か いか ない。 Έλα πάμε! [2] 行こう いこう 。 Έλα μαζί μας. [3] 一緒 いっしょ においでよ。 Τι ώρα; 何 なん 時 じ に。 Στις πέντε. 五 ご 時 じ に。 Εντάξει. Τα λέμε. 分かっ わかっ た。じゃあまた。 Πάμε σινεμά; [4] 映画 えいが に 行か いか ない。 Αύριο, ναι. 明日 あす ならね。 一 ひと つ 目 め 、 四 よん つ 目 め 、 五 いつ つ 目 め 、 六 むい つ 目 め 、 八 よう つ 目 め は 本 ほん 課程 かてい が 足し たし た 台詞 せりふ です。 六 むい つ 目 め の 後半 こうはん は「またね」にあたる 決まり きまり 文句 もんく で、 字義 じぎ は「それらを 言い合おう いいあおう 」です。 分解 ぶんかい せず、そのまま 覚え おぼえ てください。 この 課 か で 使う つかう 型 かた — 既習 きしゅう の 復習 ふくしゅう 表 ひょう は 五行 ごぎょう です。この 課 か の 台詞 せりふ に 出 で ている 型 かた を 並べ ならべ ました。 型 かた どこで 学ん まなん だか この 課 か での 出 で 方 かた 形容 けいよう 詞 し は 名詞 めいし に 合わせる あわせる 形 かたち 編 へん 3 課 か コーヒーが 男性名詞 だんせいめいし なので、 甘 あま さの 語 ご も 男性 だんせい の 形 かたち されるほうで 時 とき を 言う ゆう 型 かた 編 へん 5 課 か 五 ご 時 じ に。 前置 ぜんち 詞 し と 冠詞 かんし が 縮まっ ちぢまっ た 形 かたち 数詞 すうし は 冠詞 かんし を 取ら とら ない 形 かたち 編 へん 2 課 か コーヒーを 一 ひと つ。 一 ひと つの を 表す あらわす 語 ご だけを 置く おく 否定 ひてい は 動詞 どうし の 前 まえ に 一 いち 語 ご 型 かた 編 へん 4 課 か いえ、けっこうです、と 断る ことわる ときの 形 かたち 現在 げんざい で 予定 よてい を 言う ゆう 型 かた 編 へん 3 課 か 明日 あす 行く いく 。 動詞 どうし は 現在 げんざい のまま 語釈 ごしゃく この 課 か で 新しく あたらしく 出 で た 語 ご です。 左 ひだり が 語 ご 、 右 みぎ が 意味 いみ と 使い つかい どころです。 語 ご 意味 いみ 注 ちゅう σκέτος el 砂糖 さとう なしの。 混ぜ物 まぜもの のない、が 元 もと の 意味 いみ μέτριος el 中 なか くらいの。メートルと 同じ おなじ 語根 ごこん で、ほどよい 量 りょう のこと Μέτριο, παρακαλώ. 中 なか くらいでお 願い ねがい します。 γλυκός el 甘い あまい 。 語 ご 編 へん 4 課 か で 覚え おぼえ た 語 ご 。 菓子 かし の 意味 いみ の 名詞 めいし にもなる φραπές (ο) el フラッペ。 冷たい つめたい インスタントコーヒーを 泡立て あわだて たもの Τίποτα άλλο; el ほかに 何 なん か。 注文 ちゅうもん のあとで 必ず かならず 聞か きか れる Τα λέμε el またね。 字義 じぎ は それらを 言い合おう いいあおう 。 分解 ぶんかい しない Εντάξει. Τα λέμε. 分かっ わかっ た。じゃあまた。 σινεμά (το) el 映画 えいが 館 かん 。フランス 語 ご から 入っ はいっ た 語 ご で 形 かたち が 変わら かわら ない θέατρο (το) el 劇場 げきじょう 。2.3 の 中性 ちゅうせい の 型 かた 。シアターの 元 もと 使える つかえる 言い回し いいまわし この 課 か で 覚える おぼえる と、そのまま 口 くち から 出せる だせる 形 かたち が 四 よん つあります。 一 ひと つ、 コーヒーを 一 ひと つお 願い ねがい します 。 三 さん 語 ご です。コーヒーの 語 ご を 別 べつ のものに 替えれ かえれ ば、たいていの 注文 ちゅうもん になります。 二 ふた つ、 甘 あま さの 三 さん 語 ご 。 聞か きか れてから 考える かんがえる のでは 遅い おそい ので、 先 さき に 自分 じぶん の 好み このみ を 決め きめ ておいてください。 迷っ まよっ たら 中 ちゅう くらいが 無難 ぶなん です。 三 みっ つ、 いえ、けっこうです 。ほかに 何 なん かと 聞か きか れたときの 答え こたえ です。 断り ことわり の 言い いい 方 かた は、 頼む たのむ 言い いい 方 かた と 同じ おなじ くらい 要り いり ます。 四 よん つ、 またね 。 別れぎわ わかれぎわ の 決まり きまり 文句 もんく です。 話 はなし 編 へん 第 だい 1 期 き 1 課 か で 覚え おぼえ た さようなら より 軽く かるく 、また 会う あう 相手 あいて に 使い つかい ます。 日本 にっぽん 語 ご 話者 わしゃ がやりがちな 言い いい 方 かた やりがちな 言い いい 方 かた なぜ 通じ つうじ にくいか 正しい ただしい 形 かたち 甘 あま さを 聞か きか れてから 考える かんがえる 店 みせ が 混ん こん でいると 待た また せてしまう 注文 ちゅうもん の 前 まえ に 決め きめ ておく あとから 砂糖 さとう を 足そう たそう とする 一緒 いっしょ に 煮る にる ので、あとからでは 溶け とけ ない 先 さき に 甘 あま さを 指定 してい する 水 みず を 断る ことわる 料金 りょうきん に 含ま ふくま れていて、 断る ことわる 意味 いみ がない そのまま 置い おい ておけばよい 二 ふた つ 目 め は、ギリシアのコーヒーに 限っ かぎっ た 話 はなし です。フィルターで 淹れる いれる コーヒーや、 機械 きかい で 作る つくる ものは 日本 にっぽん と 同じ おなじ で、あとから 足せ たせ ます。 店 みせ の 人 ひと が 甘 あま さを 聞い きい てきたら、それはギリシアのコーヒーだ と 考え かんがえ てください。 三 みっ つ 目 め について。 水 みず が 出 で てくるのは、ギリシアではもてなしの 一部 いちぶ です。カフェだけでなく、 人 ひと の 家 いえ を 訪ね たずね たときにも 必ず かならず 出 で ます。 飲ま のま なくても 失礼 しつれい になりません が、 断る ことわる と 相手 あいて がとまどいます。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 注文 ちゅうもん する 次 つぎ のことをギリシア 語 ご で 言う ゆう と、どんな 形 かたち になりますか。 答え こたえ はこの 課 か の 最後 さいご にあります。 コーヒーを 一 ひと つお 願い ねがい します。 中 なか くらいでお 願い ねがい します。 いえ、けっこうです。 水 みず を 一 ひと つお 願い ねがい します。 練習 れんしゅう 2 — 誘う さそう 次 つぎ のことをギリシア 語 ご で 言う ゆう と、どんな 形 かたち になりますか。 コーヒーを 飲み のみ に 行か いか ない。 映画 えいが に 行か いか ない。 何 なん 時 じ に。 五 ご 時 じ に。 練習 れんしゅう 3 — 音読 おんどく 二 ふた つの 対話 たいわ を、 音声 おんせい のあとについて 声 こえ に 出し だし てください。 甘 あま さの 三 さん 語 ご を 続け つづけ て 読む よむ こと 。 実際 じっさい の 店 みせ では、この 三 さ