0.9 鼻音化・流音化 — 隣に合わせて変わる — Epoché
この 課 か でできるようになること 止める とめる 終声 しゅうせい が 鼻音 びおん に 変わる かわる 条件 じょうけん を 見つけ みつけ 、 読める よめる 。 後ろ うしろ の ㄹ が ㄴ に 変わる かわる 場合 ばあい を 説明 せつめい できる。 ㄴ と ㄹ が 続く つづく 語 ご を、 流音化 りゅうおんか して 読める よめる 。 変化 へんか した 音 おと を 聞き きき 、 意味 いみ に 合う あう 元 もと の 綴り つづり で 書ける かける 。 前提 ぜんてい : 0.8 まで。 移る うつる 変化 へんか と、 隣 となり に 合わせる あわせる 変化 へんか 前 まえ の 課 か の 連音 れんおん は、 終声 しゅうせい が 後ろ うしろ の 母音 ぼいん へつながる 変化 へんか でした。 今回 こんかい は、 後ろ うしろ に 子音 しいん がある 場合 ばあい です。 학년 ( 学年 がくねん )は[ 항년 ]と 聞こえ きこえ ます。 ㄱ が 別 べつ の 席 せき へ 移っ うつっ たのではなく、 同じ おなじ 場所 ばしょ で 出す だす 鼻音 びおん ㅇ に 変わっ かわっ ています。 音 おと の 変化 へんか は、 隣り合う となりあう 二 ふた つの 字母 じぼ に 注目 ちゅうもく すると 見つけ みつけ やすくなります。 前 まえ の 四角 しかく の 終声 しゅうせい と、 次 つぎ の 四角 しかく の 初声 しょせい を 組 くみ にして 見 み ましょう。 発音 はつおん を 示す しめす []の 形 かたち と、 普段 ふだん 書く かく 形 かたち は、この 課 か でも 分け わけ て 扱い あつかい ます。 鼻音化 びおんか — 閉じ とじ た 場所 ばしょ を 保っ たもっ て 鼻 はな へ 規則 きそく 1: 代表 だいひょう 音 おん ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ の 後ろ うしろ に ㄴ ・ ㅁ が 来 き たら、 前 まえ の 音 おと が ㅇ ・ ㄴ ・ ㅁ になる。 息 いき を 口 くち で 止め とめ きる 代わり かわり に、 鼻 はな へ 通す とおす 変化 へんか が 鼻音化 びおんか です。 前 まえ の 音 おと の 閉じる とじる 場所 ばしょ は 保ち たもち ます。 前 まえ の 代表 だいひょう 音 おん 変わる かわる 鼻音 びおん 閉じる とじる 場所 ばしょ 例 れい と 意味 いみ 聞こえる きこえる 形 かたち ㄱ ㅇ 舌 した の 奥 おく 학년 ( 学年 がくねん )・ 국물 ( 汁 しる ) [ 항년 ]・[ 궁물 ] ㄷ ㄴ 舌先 したさき と 歯茎 はぐき 옛날 ( 昔 むかし )・ 끝나다 ( 終わる おわる ) [ 옌날 ]・[ 끈나다 ] ㅂ ㅁ 唇 くちびる 십만 ( 十 じゅう 万 まん )・ 합니다 (します) [ 심만 ]・[ 함니다 ] 옛날 の 終声 しゅうせい は ㅅ ですが、 語末 ごまつ で 止める とめる 代表 だいひょう 音 おん は ㄷ でした。 後ろ うしろ に ㄴ が 続く つづく ので、その ㄷ が ㄴ になります。つまり「 ㅅ を 代表 だいひょう 音 おん ㄷ で 捉える とらえる 」「 ㄴ の 前 まえ で 鼻音 びおん ㄴ にする」という 順 じゅん で 考え かんがえ られます。 前 まえ に 学ん まなん だ 中和 ちゅうわ と、 今回 こんかい の 鼻音化 びおんか がつながる 例 れい です。 ㅂ と ㅁ はどちらも 唇 くちびる を 閉じ とじ ます。 日本 にっぽん 語 ご の「さんま」の「ん」で 唇 くちびる が 閉じる とじる 感覚 かんかく も、 ㅁ の 手がかり てがかり になります。ただし、 日本 にっぽん 語 ご の「ん」を 全部 ぜんぶ 同じ おなじ 音 おと と 考え かんがえ ず、 韓国 かんこく 語 ご では 舌 した の 奥 おく ・ 舌先 したさき ・ 唇 くちびる を 分け わけ てください。 입니다 (です)は[ 임니다 ]、 합니다 (します)は[ 함니다 ]です。 감사하다 ( 感謝 かんしゃ する)からできる、 改まっ あらたまっ たお 礼 れい の 감사합니다 (ありがとうございます)にも、この 합니다 が 現れ あらわれ ます。ここでは 言い いい 方 かた を 丸 まる ごと 覚え おぼえ 、 합 の ㅂ が、 唇 くちびる の 鼻音 びおん になるところを 聞き きき ましょう。 [ 함니다 ]と 聞こえ きこえ ても 합니다 、[ 항년 ]と 聞こえ きこえ ても 학년 と 書き かき ます。 聞こえ きこえ た 鼻音 びおん をそのまま 綴り つづり にしないこと。ただし、 鼻音 びおん なら 何 なん でも ㄱ ・ ㄷ ・ ㅂ に 戻す もどす わけではありません。 知っ しっ ている 語 ご の 意味 いみ と 元 もと の 字母 じぼ を 思い出し おもいだし て 確かめ たしかめ ます。 ㄹ のほうが 鼻音 びおん になる 場合 ばあい 規則 きそく 2: 終声 しゅうせい ㅁ ・ ㅇ の 後ろ うしろ にある ㄹ は、 ㄴ になる。 음료수 ( 飲み物 のみもの )は[ 음뇨수 ]です。 前 まえ の ㅁ はそのままで、 료 の 頭 あたま が ㄴ に 変わり かわり ます。 종로 ( 鍾路 しょうろ 。 地名 ちめい )も[ 종노 ]で、 後ろ うしろ だけが 変わる かわる 例 れい です。 ㄱ ・ ㅂ の 後ろ うしろ に ㄹ が 来る くる 場合 ばあい には、 両側 りょうがわ の 変化 へんか を 順 じゅん に 考え かんがえ ます。 국립 ( 国立 こくりつ )なら、まず 립 の ㄹ が ㄴ になり、 ㄱ と ㄴ が 並ぶ ならぶ 形 かたち になります。すると 規則 きそく 1 が 働い はたらい て、 前 まえ の ㄱ が ㅇ へ 変わり かわり ます。 結果 けっか は[ 궁닙 ]です。 「 後ろ うしろ の ㄹ が 鼻音 びおん になる」「その 鼻音 びおん に 合わせ あわせ て 前 まえ も 変わる かわる 」と 分けれ わけれ ば、いきなり 別 べつ の 語 ご に 変わっ かわっ たようには 見え みえ なくなります。 漢字語 かんじご にもよく 現れる あらわれる 組 くみ なので、 読み よみ と 綴り つづり を 対 たい にして 覚え おぼえ ましょう。 流音化 りゅうおんか — ㄹ を 続ける つづける 規則 きそく 3: ㄴ + ㄹ 、または ㄹ + ㄴ が 続く つづく と、 両方 りょうほう ㄹ になることが 多い おおい 。 ㄹ のように、 舌 した を 使い つかい ながら 口 くち から 声 こえ を 通す とおす 音 おと を 流音 りゅうおん と 呼び よび ます。 隣 となり の 音 おと も ㄹ になる 変化 へんか が 流音化 りゅうおんか です。 書く かく 形 かたち 意味 いみ 聞こえる きこえる 形 かたち 隣り合う となりあう 字母 じぼ 연락 連絡 れんらく [ 열락 ] ㄴ + ㄹ 신라 新羅 しらぎ [ 실라 ] ㄴ + ㄹ 한류 韓流 かんりゅう [ 할류 ] ㄴ + ㄹ 설날 正月 しょうがつ ・ 旧 きゅう 正月 しょうがつ [ 설랄 ] ㄹ + ㄴ 일 년 一 いち 年 ねん [ 일 련 ] ㄹ + ㄴ 연락 では、 舌先 したさき を 歯茎 はぐき に 付け つけ 、 鼻 はな ではなく 口 くち の 横 よこ から 声 こえ を 通し とおし て 次 つぎ の 音節 おんせつ へ 続け つづけ ます。「ヨン・ラク」のように 鼻音 びおん と ラ行 らぎょう を 切り離し きりはなし たり、 ラ行 らぎょう を 二 に 度 ど 強く つよく はじいたりしないようにしましょう。 代わり かわり に、 舌先 したさき を 歯茎 はぐき に 付け つけ たまま、 ㄹ の 時間 じかん を 二 ふた つ 分 ぶん 保っ たもっ て 次 つぎ の 母音 ぼいん へ 移り うつり ます。 例外 れいがい もあるため、ここにある 語 ご をまず 確実 かくじつ に 読める よめる ようにします。 日本 にっぽん 語 ご の「 連絡 れんらく 」の「ン」を 残す のこす 感覚 かんかく で 연락 を 読む よむ と、 流音化 りゅうおんか を 逃し のがし ます。 綴り つづり の ㄴ は 残し のこし て 書き かき ますが、 声 こえ では ㄹ に 合わせ あわせ てつなぎます。「 鼻音 びおん が 聞こえ きこえ なくなったら 流音化 りゅうおんか かもしれない」と 考える かんがえる と、 聞き取り ききとり の 手がかり てがかり になります。 語表 ごひょう 語 ご 意味 いみ 학년 学年 がくねん 국물 汁 しる ・スープ 옛날 昔 むかし 끝나다 終わる おわる 십만 十 じゅう 万 まん 음료수 飲み物 のみもの 국립 国立 こくりつ 연락 連絡 れんらく 신라 新羅 しらぎ ( 国 くに の 名 な ) 한류 韓流 かんりゅう 설날 正月 しょうがつ ・ 旧 きゅう 正月 しょうがつ 학교 学校 がっこう 작년 去年 きょねん 감사하다 感謝 かんしゃ する 한국말 韓国 かんこく 語 ご ・ 韓国 かんこく の 言葉 ことば 학교 の 後ろ うしろ の 子音 しいん は 鼻音 びおん ではありません。その 読み よみ 方 かた は 次 つぎ の 課 か で 確かめ たしかめ ます。 작년 と 한국말 では、 前 まえ の ㄱ の 後ろ うしろ にどの 子音 しいん があるかを 見 み てください。 練習 れんしゅう 表 ひょう に 無い ない 語 ご で 確かめ たしかめ ます。 정리 ( 整理 せいり )・ 거짓말 (うそ)・ 실내 ( 室内 しつない )・ 난로 (ストーブ)・ 앞니 ( 前歯 まえば )・ 심리 ( 心理 しんり )の 変化 へんか を、① 止める とめる 音 おと の 鼻音化 びおんか 、② ㄹ の 鼻音化 びおんか 、③ 流音化 りゅうおんか から 選ん えらん でください。 聞こえる きこえる 形 かたち と 意味 いみ を 手がかり てがかり に、 終声 しゅうせい の 字母 じぼ を 補っ おぎなっ て 語 ご 全体 ぜんたい を 書い かい てください。①[ 궁내 ]「 国内 こくない 」: 구 ( 終声 しゅうせい ) 내 ②[ 질리 ]「 真理 しんり 」: 지 ( 終声 しゅうせい ) 리 ③[ 꼰말 ]「 花言葉 はなことば 」( 꽃 + 말 ): 꼬 ( 終声 しゅうせい ) 말 。 입문 ( 入門 にゅうもん )・ 독립 ( 独立 どくりつ )・ 물난리 ( 水害 すいがい )・ 한국말 ・ 작년 を、 規則 きそく を 当て あて た 音 おと の 形 かたち [ ]に 書き換え かきかえ てください。 読書 どくしょ ページの「 聞き取り ききとり 」で 字 じ を 伏せ ふせ 、▶ を 聞い きい て 元 もと の 綴り つづり で 書い かい てください。 音 おと の 形 かたち ではなく、 意味 いみ のある 語 ご として 書き かき 戻し もどし ます。 신라 십만 학년 연락 국물 옛날 字 じ を 伏せ ふせ 、 改まっ あらたまっ たお 礼 れい を ▶ で 聞い きい て 書い かい てください。 唇 くちびる を 閉じる とじる 音 おと が 聞こえる きこえる ところの、 元 もと の 綴り つづり を 思い出し おもいだし ます。 감사합니다 【 復習 ふくしゅう 0.8】 집에 の 집 を 밥 に、 문을 の 문 を 손 に 替え かえ てください。 新しい あたらしい 綴り つづり と、 読ん よん だ 音 おと の 形 かたち [ ]を 書き かき ます。 【 復習 ふくしゅう 0.5】 ㅜ + ㅓ の 合成母音 ごうせいぼいん を 作り つくり 、 初声 しょせい に ㅇ 、 終声 しゅうせい に ㄴ を 置い おい て 一 いち 字 じ を 書い かい てください。 次 つぎ に、 母音 ぼいん だけを ㅗ + ㅣ の 合成母音 ごうせいぼいん へ 替え かえ て、もう 一 いち 字 じ を 書い かい てください。 국립 の ㄱ と ㄹ が、[ 궁닙 ]になるまでの 変化 へんか を 順 じゅん に 説明 せつめい してください。 ▶ の 手本 てほん を 聞き きき 、すぐ 同じ おなじ ようにつなげて 言っ いっ てください。 鼻音化 びおんか では 閉じる とじる 場所 ばしょ を 保ち たもち 、 流音化 りゅうおんか では 舌先 したさき を 付け つけ たまま 声 こえ を 続け つづけ ます。 確かめる たしかめる 点 てん :① 합니다 ・ 학년 で、 唇 くちびる や 舌 した の 奥 おく を 閉じ とじ たまま 鼻 はな へ 声 こえ が 抜け ぬけ ている([ 함니다 ]・[ 항년 ]) ② 연락 ・ 신라 で「ン」の 鼻音 びおん が 残ら のこら ず、 ㄹ が 二 ふた つ 分 ぶん の 長 なが さで 続い つづい ている。 합니다 학년 옛날 국물 음료수 국립 연락 신라 한류 この 課 か のまとめ 止める とめる 音 おと は、 ㄴ ・ ㅁ の 前 まえ で 同じ おなじ 場所 ばしょ の 鼻音 びおん になる。 ㅁ ・ ㅇ の 後ろ うしろ では ㄹ が ㄴ になる。 ㄱ ・ ㅂ の 後ろ うしろ では 前 まえ の 音 おと も 変わる かわる 。 ㄴ と ㄹ が 続く つづく 語 ご では 流音化 りゅうおんか を 確かめる たしかめる 。 音 おと の 変化 へんか を 見つけ みつけ ても、 元 もと の 綴り つづり は 保つ たもつ 。 次 つぎ の 課 か へ 次 つぎ の 0.10 では、 激音化 げきおんか ・ 濃音化 のうおんか と ㅎ の 弱化 じゃっか を 学び まなび ます。 三系列 さ