4.10 副詞と機能語 ① — 場所と時 四十語 — Epoché
この 課 か でできるようになること 場所 ばしょ と 時 とき を 表す あらわす 副詞 ふくし を 四十 よんじゅう おぼえる。 時 とき の 語 ご を、 一 いち 本 ぽん の 線 せん の 上 うえ に 並べ ならべ て 覚え おぼえ られる。 もう と まだ の 四 よん 語 ご を、 日本 にっぽん 語 ご との 対応 たいおう で 整理 せいり できる。 前提 ぜんてい : 4.9( 基本 きほん 動詞 どうし — 体 たい と 手 て の 動詞 どうし )。 この 表 ひょう が 辞書 じしょ と 違う ちがう ところ 語 ご 編 へん 1 課 か で 書い かい たとおり、 語 ご 表 ひょう は 辞書 じしょ の 写し うつし ではありません。 意味 いみ ではなく「その 語 ご とどう 付き合う つきあう か」を 並べ ならべ たもの です。 この 課 か の 語 ご は、 辞書 じしょ がいちばん 役 やく に 立た たた ない 一群 いちぐん です。 副詞 ふくし は 分野 ぶんや に 属さ ぞくさ ないので、 辞書 じしょ では 散らばり ちらばり ます。 上 うえ に、いつか、たぶん、 少なく すくなく とも—— 五十 ごじゅう 音 おん 順 じゅん に 並べる ならべる と、 互い たがい の 関係 かんけい が 消え きえ てしまいます。 そして 本 ほん 課程 かてい の 実測 じっそく では、 この 一群 いちぐん こそが 第 だい 1 期 き のあとに 残っ のこっ ていました 。 会話 かいわ の 池 いけ と 新聞 しんぶん の 散文 さんぶん の 両方 りょうほう で 順位 じゅんい を 取る とる と、 上位 じょうい に 並ぶ ならぶ のは 分野 ぶんや の 名詞 めいし ではなく、 動詞 どうし とこの 副詞 ふくし でした。だから 語 ご 編 へん の 前半 ぜんはん に 置い おい ています。 この 表 ひょう がすることは 三 みっ つです。 対 たい を 隣 となり に 置く おく ( 上 うえ と 下 した 、 中 なか と 向こう むこう )。 時 とき の 語 ご を 線 せん の 上 うえ に 並べる ならべる (さっき、そのあと、あとで、いつか)。そして 日本 にっぽん 語 ご との 対応 たいおう がずれる 四 よん 語 ご を 独立 どくりつ させる (もう と まだ)。 見取り みとり 図 ず — 四十 よんじゅう 語 ご を、 覚え おぼえ 方 かた で 四 よん つに 分ける わける 表 ひょう は 四 よん 行 ぎょう です。 左 ひだり が 群 ぐん 、 真ん中 まんなか が 語 ご の 数 かず 、 右 みぎ がその 群 ぐん にどう 向き合う むきあう かです。 群 ぐん 語 ご の 数 かず どう 向き合う むきあう か 場所 ばしょ の 副詞 ふくし 四十 よんじゅう のうち 十 じゅう 語 ご 対 たい で 覚え おぼえ 、 前置 ぜんち 詞 し との 組み くみ 方 かた も 一緒 いっしょ に 押さえる おさえる 時 とき の 副詞 ふくし 四十 よんじゅう のうち 十 じゅう 語 ご 一 いち 本 ぽん の 線 せん の 上 うえ に 並べる ならべる 。 互い たがい の 位置 いち で 決まる きまる もう と まだ 四十 よんじゅう のうち 四 よん 語 ご 日本 にっぽん 語 ご と 一 いち 対 たい 一 いち に 対応 たいおう しない。 組み合わせ くみあわせ で 覚える おぼえる 話し手 はなして の 態度 たいど を 示す しめす 語 ご 四十 よんじゅう のうち 十 じゅう 六 ろく 語 ご ここだけが 本当 ほんとう の 暗記 あんき 。ただし 出 で やすい 順 じゅん に 並べ ならべ た 暗記 あんき の 量 りょう は 四十 よんじゅう から 十 じゅう 六 ろく に 減り へり ます。 十 じゅう 語 ご は 対 たい で、 十 じゅう 語 ご は 線 せん の 上 うえ で、 四 よん 語 ご は 表 ひょう で。 残る のこる 十 じゅう 六 ろく 語 ご だけが、ふつうの 意味 いみ での 暗記 あんき です。 ただし、この 課 か には 注意 ちゅうい が 一 ひと つあります。 四 よん つ 目 め の 群 ぐん は、 覚え おぼえ ても 使える つかえる ようになりにくい。 語義 ごぎ を 知っ しっ ていても、どの 場面 ばめん で 使う つかう かが 分から わから ないからです。 読み物 よみもの で 出会う であう たびに 前後 ぜんご を 見る みる ——それがこの 群 ぐん のいちばんの 練習 れんしゅう です。 語 ご 表 ひょう — 上 うえ と 下 した と、 中 なか と 外 そと — 場所 ばしょ の 副詞 ふくし 表 ひょう は 十 じゅう 行 ぎょう です。4.6 で 方向 ほうこう の 十 じゅう 語 ご を 覚え おぼえ ました。ここはその 続き つづき で、 上下 じょうげ と、 内 うち と 向こう むこう です。この 十 じゅう 語 ご には 性質 せいしつ が 一 ひと つあります。 単独 たんどく でも 使え つかえ 、 前置 ぜんち 詞 し と 組ん くん でも 使える つかえる 。 上 うえ に、と 言う いう だけでも、 机 つくえ の 上 うえ に、と 言う いう こともできます。 右 みぎ の 欄 らん に、その 組み くみ 方 かた を 書き かき ました。 語 ご ( 冠詞 かんし ) 意味 いみ 注 ちゅう πάνω el 上 うえ に、 上 うえ へ 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ あとに σε を 続ける つづける と「〜の 上 うえ に」。 単独 たんどく では 上 うえ へ Βάλτο πάνω στο τραπέζι. それを 机 つくえ の 上 うえ に 置い おい てください。 Σε έψαχνα παντού. どこもかしこも 探し さがし ました。 κάτω el 下 した に、 下 した へ 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 上 うえ に と 対 たい 。あとに από を 続ける つづける と「〜の 下 した に」 Κάθισε κάτω. 座っ すわっ てください。 Γιατί είσαι κάτω απ' το τραπέζι; [1] どうして 机 つくえ の 下 した にいるのですか。 μέσα el 中 なか に、 内側 うちがわ に 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ あとに σε を 続ける つづける 。 中 なか に 入っ はいっ て、という 動き うごき にも 使う つかう 。 外 そと は έξω で 0.5 に 出 で た Έλα μέσα! 中 なか へどうぞ。 Μπήκα μέσα. 中 なか に 入り はいり ました。 πέρα el 向こう むこう に、 越え こえ て 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ あとに από を 続ける つづける と「〜の 向こう むこう に」。 時 じ にも 使える つかえる Βλέπεις τον μαύρο καπνό εκεί πέρα; [2] あそこの 黒い くろい 煙 けむり が 見え みえ ますか。 Δεν υπάρχει κανείς πέρα από εσένα. [3] あなたのほかに 誰 だれ もいない。 ψηλά el 高い たかい ところに 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 上 うえ に と 違い ちがい 、 高 たか さそのものを 言う ゆう 。 山 やま や 建物 たてもの に 使う つかう Φοράει ψηλά τακούνια. [4] 彼女 かのじょ はかかとの 高い たかい 靴 くつ を 履い はい ている。 Ψηλά τα χέρια! [5] 手 て を 上げろ あげろ 。 χαμηλά el 低い ひくい ところに 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 高い たかい ところに と 対 たい 。 声 こえ の 高 たか さにも 使う つかう Το ελικόπτερο πετάει πολύ χαμηλά. [7] ヘリコプターがとても 低く ひくく 飛ん とん でいる。 Τα πουλιά πετάνε χαμηλά πάνω από τον κήπο μας! [74] 鳥 とり たちがうちの 庭 にわ の 上 うえ を 低く ひくく 飛ん とん でいます! παντού el どこにでも、いたるところ 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 3.21 の 全称 ぜんしょう の 語 ご と 同じ おなじ 発想 はっそう 。 否定 ひてい とは 組ま くま ない Αν ήμουν πλούσια, θα ταξίδευα παντού. [9] お 金持ち かねもち だったら、あちこち 旅行 りょこう するのに。 Ο σκύλος του τον ακολουθεί παντού. [75] 彼 かれ の 犬 いぬ は、どこへでも 彼 かれ について 行き いき ます。 πουθενά el どこにも(〜ない) 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 否定 ひてい の 語 ご と 一緒 いっしょ に 使う つかう 。3.21 の 否定 ひてい を 重ねる かさねる 型 がた Δεν πάω πουθενά. どこへも 行き いき ません。 Έφτιαξαν μπαρ στη μέση του πουθενά. [10] 彼 かれ らは 何 なん もないところの 真ん中 まんなか に 酒場 さかば を 作っ つくっ た。 κάπου el どこかに 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 3.19 の που と 同じ おなじ 語根 ごこん 。どこか 分から わから ない 場所 ばしょ Κάπου την έχω ξαναδεί μου φαίνεται. [12] どこかで 彼女 かのじょ に 会っ あっ たことがある 気 き がする。 Έχετε φύγει από κάπου χωρίς να πληρώσετε; [76] 支払わ しはらわ ずにどこかの 店 みせ を 出 で たことがありますか。 αλλού el ほかのところに 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 7.10 の άλλος と 同じ おなじ 語根 ごこん 。 別 べつ の 場所 ばしょ 、が 字義 じぎ Αλλού να τα πουλάς αυτά! [77] そんな 話 はなし はよそでしてください! 語 ご 表 ひょう — いつを 表す あらわす 語 ご — 一 いち 本 ぽん の 線 せん の 上 うえ に 並べる ならべる 表 ひょう は 十 じゅう 行 ぎょう です。この 十 じゅう 語 ご は 時 とき の 線 せん の 上 うえ に 並べ ならべ て 覚える おぼえる のがいちばん 早い はやい 。 以前 いぜん 、さっき、いま、あとで、いつか。ばらばらに 覚える おぼえる と 混ざり まざり ますが、 線 せん の 上 うえ に 置け おけ ば 互い たがい の 位置 いち で 決まり きまり ます 。 辞書 じしょ は 一 いち 語 ご ずつしか 見せ みせ ないので、この 線 せん が 見え みえ ません。 語 ご ( 冠詞 かんし ) 意味 いみ 注 ちゅう χθες el 昨日 きのう のこと 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 2.10 の χτες の 改まっ あらたまっ た 綴り つづり 。 書き言葉 かきことば ではこちら Μας έλειψες πολύ στο πάρτυ χθες. [13] 昨日 きのう のパーティーであなたがいなくて 寂しかっ さびしかっ た。 Μας έλειψες στο πάρτυ χθες βράδυ. [14] 昨夜 さくや のパーティーであなたがいなくて 寂しかっ さびしかっ た。 νωρίτερα el もっと 早く はやく 、さっき 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 2.10 の νωρίς の 比べる くらべる 形 かたち 。 時 じ の 線 せん を 前 まえ へ 動かす うごかす Έπρεπε να το είχες κάνει νωρίτερα. [15] もっと 早く はやく そうするべきだったのに。 Νωρίτερα όλοι χρησιμοποιούσαν την ίδια γλώσσα. [16] かつてはみんなが 同じ おなじ 言葉 ことば を 使っ つかっ ていた。 ύστερα el そのあとで 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご との 差 さ 5.10 の μετά と 近い ちかい が、こちらは 順序 じゅんじょ を 強く つよく 言う ゆう Ξαναβρεθήκαμε ύστερα από πολλά χρόνια. [17] 私 わたくし たちは 何 なん 年 ねん もたってから 再会 さいかい した。 Θα το κάνω ύστερα. [18] それは 後 あと でやります。 έπειτα el それから 品詞 ひんし ・ 曲用 きょくよう 類 るい 副詞 ふくし 日本 にっぽん 語 ご