6.47 빼앗긴 들에도 봄은 오는가(奪われた野にも春は来るのか) — Epoché
前提 ぜんてい : 6.46 まで。 この 篇 へん でできるようになること 問い とい ・ 命令 めいれい ・ 頼み たのみ ・ 感嘆 かんたん を 分け わけ 、 丁寧 ていねい な 会話 かいわ の 形 かたち に 移せる うつせる 。 語 ご の 最後 さいご の 子音 しいん に 合わせ あわせ て、 呼びかけ よびかけ を 書ける かける 。 追加 ついか を 表す あらわす 助詞 じょし を 使い つかい 、 詩 し の 明る あかる さから 喪失 そうしつ への 変化 へんか を 説明 せつめい できる。 最初 さいしょ の 問い とい と 最後 さいご の 見通し みとおし を 結び むすび 、 声 こえ の 調子 ちょうし を 変え かえ て 読める よめる 。 この 文章 ぶんしょう について 李 り 相 しょう 和 わ の 詩 し です。 一行 いっこう の 問い とい 、 三 さん 行 ぎょう ずつの 九 きゅう 連 れん 、 最後 さいご の 連 むらじ の 終わり おわり に 置か おか れた 一 いち 行 ぎょう でできています。 野 の を 歩く あるく あいだに、 空 そら 、 風 かぜ 、 麦 むぎ 、 鳥 とり 、 花 はな 、 土 つち へと 感覚 かんかく が 広がり ひろがり 、 最後 さいご に 奪わ うばわ れることへ 戻り もどり ます。 呼びかける よびかける のは 空 そら や 野 の 、 麦畑 むぎばたけ 、 蝶 ちょう や 燕 えん 、 自分 じぶん の 魂 たましい です。 娘 むすめ や 乳飲み ちのみ 子 こ 、 子ども こども のたとえも 出 で ますが、それらは 呼びかけ よびかけ の 相手 あいて ではありません。 語釈 ごしゃく — 野 の を 歩く あるく 身体 しんたい 語 ご 場面 ばめん での 意味 いみ 가르마 ・ 논길 髪 かみ の 分け目 わけめ ・ 田 た の 道 みち 。 細く ほそく 続く つづく 道 みち を 髪 かみ にたとえます。 종다리 ・ 보리밭 ・ 도랑 ひばり・ 麦畑 むぎばたけ ・ 溝 みぞ 。ひばりの 笑い わらい 、「 私 わたくし 」が 呼びかける よびかける 麦畑 むぎばたけ 、 歌う うたう 溝 みぞ 。 春 はる の 景色 けしき です。 깝치다 ・ 호미 急かす せかす ・ 小さな ちいさな 鍬 くわ 。 歩み あゆみ と、 土 つち を 耕し たがやし たい 願い ねがい に 関わり かかわり ます。 풋내 ・ 설음 青草 あおくさ の 匂い におい ・ 悲しみ かなしみ 。 설음 は 底本 ていほん の 字 じ 。ふつうは 설움 。 풋내를 띄고 の 띄고 も 底本 ていほん の 字 じ 。ふつうは 띠고 。 가뿐하다 ・ 가쁘다 軽やか かろやか だ・ 息 いき が 苦しい くるしい 。よく 似 に た 音 おと ですが、 頭 あたま が 軽い かるい という 箇所 かしょ と、 歩く あるく 息 いき の 箇所 かしょ で 分け わけ ます。 文法 ぶんぽう メモ — 誰 だれ に 頼む たのむ のか 느냐 は 問い とい 、 더냐 は 見聞き みきき したことを 尋ねる たずねる 問い とい 、 구나 は 気づき きづき を 言い表す いいあらわす 感嘆 かんたん です。 지 마라 は「〜するな」、 다오 は「〜してくれ」、 려무나 は 相手 あいて へ 穏やか おだやか に 命じる めいじる 形 かたち です。 다오 でしてほしい 動作 どうさ をするのは 相手 あいて です。 話し手 はなして が 相手 あいて に 何 なん かをしてあげる 約束 やくそく と 分け わけ ます。 해요 体 からだ へ 移す うつす ときも、 頼む たのむ 向き むき を 保ち たもち ましょう。 呼びかけ よびかけ は 終声 しゅうせい があれば 아 、 母音 ぼいん で 終われ おわれ ば 야 です。 詩 し の 中 なか の 物 もの にも、 相手 あいて として 向かい合う むかいあう 呼びかけ よびかけ が 付い つい ています。 会話 かいわ でうれしい 追加 ついか を 述べる のべる ときは 까지 が 自然 しぜん です。 조차 は、 予想 よそう 外 がい のものや 最後 さいご に 残る のこる ものまで 含む ふくむ 感じ かんじ が 強く つよく 、 失う うしなう ことにもよく 使わ つかわ れます。この 詩 し では 軽い かるい 頭 あたま 、よい 汗 あせ にも 付き つき 、 最後 さいご の 春 はる では 喪失 そうしつ を 強め つよめ ます。 빼앗기다 は 奪わ うばわ れるという 受け身 うけみ です。 結び むすび の 겠네 は、それをこれからの 見通し みとおし として 捉える とらえる 声 こえ 。 実際 じっさい にすべてが 奪わ うばわ れ 終わっ おわっ たという 過去 かこ と 分け わけ て 読み よみ ます。 読み よみ どころ — 途中 とちゅう は 春 はる そのもの 初め はじめ と 終わり おわり のあいだには、 春 はる を 全身 ぜんしん で 感じる かんじる 描写 びょうしゃ が 広がり ひろがり ます。 雨 あめ を 浴び あび た 麦 むぎ を 見 み て 頭 あたま まで 軽く かるく なり、 土 つち を 踏み ふみ 、 汗 あせ を 流し ながし たいと 願う ねがう 。その 豊か ゆたか さがあるから、 最後 さいご の「 春 はる までも」が 重く おもく 響き ひびき ます。 最後 さいご の 連 むらじ では、 笑い わらい と 悲しみ かなしみ が 重なり かさなり 、 歩く あるく 足 あし は 滑らか なめらか ではありません。 問い とい への 答え こたえ も、 春 はる が 来る くる か 来 こ ないかだけでなく、 来 き ている 春 はる を 奪わ うばわ れるかもしれないという 見通し みとおし へ 変わり かわり ます。 対訳 たいやく いまは 他人 たにん の 土地 とち ―― 奪わ うばわ れた 野 の にも 春 はる は 来る くる のか。 私 わたくし は 全身 ぜんしん に 日ざし ひざし を 受け うけ て 青い あおい 空 そら と 青い あおい 野 の が 触れ合う ふれあう 所 ところ へ 髪 かみ の 分け目 わけめ のような 田 た の 道 みち に 沿っ そっ て、 夢 ゆめ の 中 なか を 行く いく ように 歩い あるい てばかりいる。 唇 くちびる を 閉じ とじ た 空 そら よ、 野 の よ 私 わたくし の 心 こころ には、 私 わたくし ひとりで 来 き たようには 思え おもえ ないな お前 おまえ が 引い ひい たのか、 誰 だれ が 呼ん よん だのか、もどかしい、 言っ いっ てくれ。 風 かぜ は 私 わたくし の 耳 みみ にささやきながら 一 いち 歩 ほ も 止まる とまる なと、 裾 すそ を 揺らし ゆらし ひばりは 垣根 かきね の 向こう むこう の 娘 むすめ のように、 雲 くも の 後ろ うしろ から、 会え あえ てうれしいと 笑う わらう 。 ありがたくもよく 育っ そだっ た 麦畑 むぎばたけ よ 昨夜 さくや 、 真 ま 夜中 よなか を 過ぎ すぎ て 降っ ふっ た 細かい こまかい 雨 あめ で お前 おまえ は 麻 あさ 束 たば のような 髪 かみ を 洗っ あらっ たのだな、 私 わたくし の 頭 あたま まで 軽い かるい 。 ひとりでも 息 いき を 切らし きらし て 行こう いこう 乾い かわい た 田 た を 抱い いだい てめぐる 優しい やさしい 溝 みぞ が 乳飲み ちのみ 子 こ をあやす 歌 うた をうたい、ひとりで 肩 かた の 踊り おどり だけ 踊っ おどっ て 行く いく 。 蝶 ちょう よ、 燕 つばめ よ、 急かす せかす な タンポポにもスミレにも 挨拶 あいさつ をしなければ ひまし油 ひましゆ を 塗っ ぬっ た 人 ひと が 草取り くさとり をするその 野 の だから、みんな 見 み たい。 私 わたくし の 手 て に 鍬 くわ を 握ら にぎら せてくれ 肥え こえ た 乳房 ちぶさ のような 柔らかい やわらかい この 土 つち を 足首 あしくび が 冷える ひえる ほど 踏ん ふん でみて、よい 汗 あせ まで 流し ながし たい。 川辺 かわべ に 出 で た 子ども こども のように 隙 すき も 知ら しら ず、 果て はて もなく 走る はしる 私 わたくし の 魂 たましい よ 何 なん を 探す さがす のか、どこへ 行っ いっ たのか、おかしい、 答え こたえ てくれ。 私 わたくし は 全身 ぜんしん に 青草 あおくさ の 匂い におい を 帯び おび て 青い あおい 笑い わらい と 青い あおい 悲しみ かなしみ が 入りまじっ いりまじっ た 間 あいだ を 足 あし を 引き ひき ながら 一 いち 日 にち を 歩く あるく 。おそらく 春 はる の 神 かみ が 憑い つい たようだ。 しかしいまは―― 野 の を 奪わ うばわ れ、 春 はる までも 奪わ うばわ れるだろう 練習 れんしゅう 끌었느냐 ・ 서지 마라 ・ 부르더냐 ・ 해다오 ・ 같지를 않구나 ・ 하려무나 を、 問い とい ・ 命令 めいれい ・ 頼み たのみ ・ 感嘆 かんたん に 分け わけ ましょう。 本文 ほんぶん の 前後 ぜんご も 読み よみ 、 誰 だれ が 誰 だれ へ 言っ いっ ているかを 一 ひと つ 説明 せつめい します。 아 か 야 を 入れ いれ 、 句 く 全体 ぜんたい を 書き かき ましょう。① 하늘 _ 들 _ ② 보리밭 _ ③ 제비 _ ④ 내 혼 _。 母音 ぼいん で 終わる おわる 相手 あいて には、どちらを 使い つかい ますか。⑤ 詩 し の 相手 あいて の 一 ひと つ( 바람 ・ 종다리 など)に 自分 じぶん で 呼びかけ よびかけ 、 何 なん かを 頼む たのむ 文 ぶん を 一 ひと つ 書き かき ましょう( 四 よん 語 ご まで)。 말을 해다오 ・ 서지 마라 ・ 깝치지 마라 ・ 답을 하려무나 を、 今 いま の 丁寧 ていねい な 해요 体 からだ へ 移し うつし ましょう。 急かす せかす 動詞 どうし は 재촉하다 、 答える こたえる 動詞 どうし は 대답하다 を 使い つかい ます。 雨 あめ のあとの 軽やか かろやか さとして「 頭 あたま まで 軽い かるい 」を、うれしい 追加 ついか の 助詞 じょし で 言い いい ましょう。 次 つぎ に「いまや 春 はる までも 奪わ うばわ れそうだ」を 조차 と 겠어요 で 言い いい ます。 一 いち 文 ぶん 四 よん 語 ご までにします。 戻り もどり 語 ご 。 本文 ほんぶん の 햇살 ・ 보리밭 ・ 풋내 から 二 ふた つを 選び えらび 、「 私 わたくし 」が 歩く あるく 野 の の 感覚 かんかく を 해요 体 からだ の 二 に 文 ぶん で 描き えがき ましょう。 一 いち 文 ぶん 四 よん 語 ご まで。 【 復習 ふくしゅう 5.47】この 詩 し が1926 年 ねん に 発表 はっぴょう されたと 聞き きき ました。 同じ おなじ 内容 ないよう を 確認 かくにん する 問い とい 、 友人 ゆうじん への 伝聞 でんぶん 、 目上 めうえ への 丁寧 ていねい な 伝聞 でんぶん で 言い分け いいわけ ます。 詩 し を 主語 しゅご として 続け つづけ ているので、 主語 しゅご は 省け はぶけ ます。 ▶で 聞い きい て 全部 ぜんぶ 書き かき 、 問い とい か、 見通し みとおし を 述べる のべる 言葉 ことば かを 答え こたえ ましょう。 今 いま を 示す しめす 語 ご の 平音 へいおん と、 最後 さいご の 鼻音 びおん の 連なり つらなり に 注意 ちゅうい します。そのうえで、この 一行 いっこう が 詩 し の 最初 さいしょ の 一行 いっこう の 問い とい にどう 答え こたえ ているかを 一言 ひとこと で 言い いい ましょう。 그러나 지금은― 들을 빼앗겨 봄조차 빼앗기겠네 本文 ほんぶん で 조차 が 付く つく 三 みっ つの 箇所 かしょ を 示し しめし 、 前 まえ の 二 ふた つと 最後 さいご の 一 ひと つで、 加わる くわわる ものの 向き むき がどう 変わる かわる かを 日本 にっぽん 語 ご で 説明 せつめい しましょう。 音読 おんどく : 各 かく 連 れん の 三 さん 行 ぎょう 目 め を 長め ながめ に 読み よみ ます。 冒頭 ぼうとう を▶で 聞き きき 、 詩 し を 最後 さいご まで 読み よみ ましょう。 지금은 남의 땅 ― 빼앗긴 들에도 봄은 오는가? 確かめる たしかめる 点 てん :① 最初 さいしょ の 問い とい と 最後 さいご の 叙述 じょじゅつ を 別 べつ の 調子 ちょうし で 読ん よん だ。② 呼びかけ よびかけ の 相手 あいて を 思い浮かべ おもいうかべ 、 命令 めいれい と 頼み たのみ を 区別 くべつ した。 この 篇 へん のまとめ 春 はる を 全身 ぜんしん で 感じる かんじる 言葉 ことば の 中 なか に、 問い とい と 呼びかけ よびかけ が 交じり まじり ます。 軽やか かろやか さを 加え くわえ た 助詞 じょし が、 最後 さいご には 失う うしなう ものを 加える くわえる 。 受け身 うけみ と 見通し みとおし の 文末 ぶんまつ まで 読む よむ と、 詩 し の 両端 りょうたん がつながります。 次 つぎ の 篇 へん へ 次 つぎ は6.48『 그날이 오면 ・ 가배절 』です。 古風 こふう で