他者に認められること――自己意識と承認 — Epoché
解説 自分を自覚することと、他者 自己意識は、自分を知る主体として自覚すること。ヘーゲルは、それを他者との相互承認に結びつける。承認は、ここでは相手を自分と同じく自覚し判断する主体として扱い、相手からもそう扱われる関係。 顔や名前を見分けることや、褒めてもらう気分だけとは違う。現代の承認論全てを本人の説として扱わない。 出典1 ・ 出典2 従わせれば、承認は完成するか 主従の関係で、主人は相手を自立した判断者として扱わない。すると、その相手から認められても十分な承認にならない。支配する側にも行き詰まりがある。 隷属や暴力を正当化する話ではない。議論の一局面を、全歴史を説明する一つの法則にしない。 出典2 内面だけでは終わらない 相互承認は、孤立した個人の気持ちだけでなく、人どうしの関わりや制度のあり方へつながる。自分を主体として生きる条件を社会の側からも考える。 制度があるだけで正しい承認や自由が保証されるわけではない。法や家族、国家の詳細は別の説明を要する。 出典1 ・ 出典2 問いと理由の見取り 関係 承認の問題 一方を従わせる 相手を自立した判断者として扱わない 主人が認められる その相手からでは十分な承認にならない 互いを主体として扱う 自分と相手の両方を承認する条件を問う 主人の勝利や、制度の自動的な正しさを示す表ではない。 参考文献 [1] Redding, Paul「Georg Wilhelm Friedrich Hegel」。 出典 [2] Iser, Mattias「Recognition」。 出典