8.2 短いメッセージを書く — Epoché
この 課 か で 書ける かける ようになること 携帯 けいたい で 送る おくる 数 すう 行 ぎょう のメッセージを 書ける かける 。 省略 しょうりゃく と 縮約 しゅくやく が、どこまで 許さ ゆるさ れるかを 知る しる 。 ラテン 文字 もじ でギリシア 語 ご を 書く かく 習慣 しゅうかん を 理解 りかい し、 必要 ひつよう なら 読める よめる 。 前提 ぜんてい : 8.1( 自己 じこ 紹介 しょうかい 文 ぶん を 書く かく )。 いちばん 短い みじかい 書き言葉 かきことば を 扱い あつかい ます。 携帯 けいたい で 送る おくる 数 すう 行 ぎょう の 文 ぶん です。 短い みじかい から 易しい やさしい 、とは 限り かぎり ません。 省略 しょうりゃく が 効く きく ぶん、 何 なん を 省い はぶい てよいかを 知っ しっ ている 必要 ひつよう があります。 省い はぶい てよいもの、いけないもの ギリシア 語 ご のメッセージでは、 次 つぎ のものが 省か はぶか れます。 主語 しゅご の 代 だい 名詞 めいし 。 これはもともと 省く はぶく のがふつうなので、メッセージだからではありません。 あいさつ。 親しい したしい 相手 あいて なら、いきなり 用件 ようけん から 始め はじめ てかまいません。 日本 にっぽん 語 ご の「お 疲れ つかれ さまです」にあたる 前置き まえおき は 要り いり ません。 動詞 どうし そのもの も 省か はぶか れることがあります。 何時 いつ に、どこで—— 用件 ようけん が 場所 ばしょ と 時刻 じこく だけなら、 動詞 どうし なしで 通じ つうじ ます。 逆 ぎゃく に 省い はぶい てはいけないもの が 一 ひと つあります。 冠詞 かんし です。ギリシア 語 ご の 冠詞 かんし は 名詞 めいし の 性 せい と 格 かく を 運ん はこん でいるので、 落とす おとす と 文 ぶん の 骨 ほね が 崩れ くずれ ます。 短く みじかく したいときは、 冠詞 かんし ではなくほかを 削っ けずっ てください。 手本 てほん — 三 みっ つのやりとり 表 ひょう は 六 ろく 行 ぎょう です。 左 ひだり がギリシア 語 ご 、 真ん中 まんなか が 訳 わけ 、 右 みぎ が 省き はぶき 方 かた の 説明 せつめい です。 メッセージ 訳 わけ 何 なん を 省い はぶい ているか Πού είσαι; いまどこ。 あいさつも 主語 しゅご も 無い ない 。 二 に 語 ご で 足りる たりる Στην πλατεία. Έλα. 広場 ひろば にいる。おいでよ。 動詞 どうし を 省き はぶき 、 場所 ばしょ だけ。 次 つぎ に 命令 めいれい を 足す たす Σε δέκα λεπτά. あと 十分 じゅうぶん で。 動詞 どうし も 主語 しゅご も 無い ない 。 時間 じかん だけで 通じる つうじる Θα αργήσω λίγο. Συγγνώμη! 少し すこし 遅れ おくれ ます。ごめん。 ここは 動詞 どうし が 要る いる 。 遅れる おくれる を 言う いう ため Εντάξει, σε περιμένω. 大丈夫 だいじょうぶ 、 待っ まっ てるよ。 返事 へんじ の 一 いち 語 ご に、 弱形 じゃっけい の 代 だい 名詞 めいし を 添える そえる Ήρθα. Είμαι έξω. 着い つい た。 外 そと にいる。 二 に 語 ご ずつの 二 に 文 ぶん 。 到着 とうちゃく と 居 い 場所 ばしょ を 分ける わける 六 むい つのうち 三 みっ つに 動詞 どうし がありません 。それでも 通じる つうじる のは、 場所 ばしょ と 時刻 じこく が 用件 ようけん そのものだからです。 短く みじかく する 第 だい 一 いち 手 しゅ は、 動詞 どうし を 削る けずる こと ——ただし 遅れる おくれる 、 行け いけ ない、といった 出来事 できごと そのものを 言う いう 文 ぶん では 削れ けずれ ません 。 ラテン 文字 もじ で 書く かく ギリシア 語 ご ギリシアの 人 ひと は、ときどきラテン 文字 もじ でギリシア 語 ご を 書き かき ます。 携帯 けいたい にギリシア 文字 もじ が 入っ はいっ ていなかった 時代 じだい の 名残 なごり で、いまも 年上 としうえ の 人 ひと や、 急い いそい でいるときに 見かけ みかけ ます。 綴り方 つづりかた は 決まっ きまっ ていません。 同じ おなじ 語 ご が 人 ひと によって 違う ちがう 綴り つづり になります。 音 おと の 似 に た 字 じ を 当てる あてる だけなので、 規則 きそく を 覚える おぼえる ものではありません。 本 ほん 課程 かてい は、 これを 書ける かける ようになる 必要 ひつよう は 無い ない と 考え かんがえ ます。ギリシア 文字 もじ で 書け かけ ば 必ず かならず 通じる つうじる からです。ただし 読め よめ たほうがよい 。 返事 へんじ がこの 形 かたち で 来る くる ことがあります。 読み よみ 方 かた のこつは 一 ひと つ。 声 こえ に 出し だし てみることです。 目 め で 読もう よもう とすると 分かり わかり ませんが、 音 おと にすると 急 きゅう に 分かり わかり ます。ラテン 文字 もじ の 綴り つづり は、 意味 いみ ではなく 音 おと を 写し うつし たものだからです。 AI への 頼み たのみ 方 かた メッセージの 文 ぶん は 短い みじかい ので、AI に 見 み てもらうときの 頼み たのみ 方 かた も 変わり かわり ます。 「これは 短 みじか すぎませんか、 失礼 しつれい になりませんか」 と 尋ね たずね てください。 文法 ぶんぽう の 間違い まちがい より、 短 みじか さの 加減 かげん のほうが 判断 はんだん の 難しい むずかしい ところだからです。 そして 「 相手 あいて が 年上 としうえ のとき、どこを 変え かえ ますか」 。 丁寧 ていねい さの 加減 かげん は、 相手 あいて によって 決まり きまり ます。 同じ おなじ 内容 ないよう を 二 に 通り とおり 書い かい て、 違い ちがい を 尋ねる たずねる と 学び まなび が 大きい おおきい 。 逆 ぎゃく に、 ラテン 文字 もじ の 綴り つづり を AI に 直さ なおさ せないでください。 正解 せいかい が 無い ない ものなので、 直し なおし ようがありません。 練習 れんしゅう 練習 れんしゅう 1 — 短く みじかく する 次 つぎ の 内容 ないよう を、それぞれ 三 さん 語 ご 以内 いない のメッセージにしてください。 答え こたえ はこの 課 か の 最後 さいご にあります。 いまどこにいるかを 尋ねる たずねる 広場 ひろば にいると 答える こたえる 十 じゅう 分 ふん で 着く つく と 伝える つたえる 着い つい たと 伝える つたえる 練習 れんしゅう 2 — 省ける はぶける かどうか 次 つぎ の 文 ぶん から、 動詞 どうし を 省け はぶけ ますか。 広場 ひろば にいます 少し すこし 遅れ おくれ ます 八 はち 時 じ に 今日 きょう は 行け いけ ません 練習 れんしゅう 3 — やりとりを 書く かく 友だち ともだち と 待ち合わせ まちあわせ をする 六 ろく 往復 おうふく のやりとり を 書い かい てください。 手本 てほん と 同じ おなじ 長 なが さで 構い かまい ません。 書い かい たら、 冠詞 かんし を 落とし おとし ていないか 確かめ たしかめ てください。 練習 れんしゅう 4 — 音読 おんどく 手本 てほん の 六 ろく 文 ぶん を、 音声 おんせい のあとについて 声 こえ に 出し だし てください。 短い みじかい 文 ぶん は ひと息 ひといき で、 勢い いきおい よく 読む よむ こと 。メッセージの 文 ぶん は、 話す はなす ときの 速 はや さで 鳴り なり ます。 この 課 か のまとめ メッセージでは あいさつも 動詞 どうし も 省ける はぶける 。 用件 ようけん が 場所 ばしょ と 時刻 じこく なら 動詞 どうし は 要ら いら ない。 冠詞 かんし だけは 省け はぶけ ない。 性 せい と 格 かく を 運ん はこん でいるので、 落とす おとす と 骨 ほね が 崩れる くずれる 。 出来事 できごと そのものを 言う いう 文 ぶん —— 遅れる おくれる 、 行け いけ ない——では 動詞 どうし を 削れ けずれ ない 。 ラテン 文字 もじ で 書く かく ギリシア 語 ご は 綴り つづり が 人 ひと によって 違う ちがう 。 規則 きそく は 無い ない 。 書ける かける ようになる 必要 ひつよう は 無い ない が、 読め よめ たほうがよい 。 声 こえ に 出す だす と 分かる わかる 。 AI には 短 みじか さの 加減 かげん と 相手 あいて が 年上 としうえ のときの 違い ちがい を 尋ねる たずねる 。 次 つぎ の 課 か へ 8.3 では 依頼 いらい のメールを 書き かき ます。メッセージとは 反対 はんたい に、 いちばん 改まっ あらたまっ た 書き かき 方 かた です。 相手 あいて の 形 かたち を 複数 ふくすう にし、 頭 あたま とおしりに 決まっ きまっ た 言い回し いいまわし を 置き おき ます。 答え こたえ 練習 れんしゅう 1 伝え つたえ たいこと 三 さん 語 ご 以内 いない の 形 かたち いまどこか 尋ねる たずねる Πού είσαι; の 二 に 語 ご で 足りる たりる 広場 ひろば にいると 答える こたえる Στην πλατεία. の 二 に 語 ご 。 動詞 どうし を 省く はぶく 十 じゅう 分 ふん で 着く つく と 伝える つたえる Σε δέκα λεπτά. の 三 さん 語 ご 着い つい たと 伝える つたえる Ήρθα. の 一 いち 語 ご で 足りる たりる 練習 れんしゅう 2 文 ぶん 動詞 どうし を 省ける はぶける かと、その 理由 りゆう 広場 ひろば にいます 省ける はぶける 。 場所 ばしょ そのものが 用件 ようけん だから 少し すこし 遅れ おくれ ます 省け はぶけ ない。 遅れる おくれる という 出来事 できごと を 言っ いっ ているから 八 はち 時 じ に もともと 動詞 どうし が 無い ない 。 時刻 じこく だけで 通じる つうじる 今日 きょう は 行け いけ ません 省け はぶけ ない。できない という 判断 はんだん を 言っ いっ ているから 参考 さんこう 文献 ぶんけん この 課 か に 引用 いんよう はありません。 例 れい はすべて 書き下ろし かきおろし です。