0.6 字 ④ — 残りの 9 字。これで 28 字が揃う — Epoché
この 課 か でできるようになること 残り のこり の 9 字 じ を 読み よみ 、 書ける かける 。28 字 じ が 揃う そろう 。 アインとハーゥの 語中形 ごちゅうけい を、 独立形 どくりつけい と 結びつけ むすびつけ て 読める よめる 。 ラームとアリフが 並ぶ ならぶ ときの 特別 とくべつ な 形 かたち を 知っ しっ ている。 前提 ぜんてい : 0.5( 三つ みっつ の 山 やま と、 舌 した の 奥 おく を 引く ひく 4 字 じ ) 残り のこり の 9 字 じ で 28 字 じ が 閉じる とじる この 課 か で 28 字 じ が 揃い そろい ます。9 字 じ ありますが、これまでと 同じく おなじく 骨 ほね を 共有 きょうゆう する 組 くみ が 二 ふた つ 入っ はいっ ているので、 実際 じっさい に 覚える おぼえる 形 かたち は 少なく すくなく なります。アインとガインは 耳 みみ のような 骨 ほね を 共有 きょうゆう し、 点 てん の 有無 うむ だけが 違い ちがい ます。ファーゥとカーフは 輪 わ に 尾 お を 付け つけ た 骨 ほね を 共有 きょうゆう し、 点 てん が 1 つか 2 つかで 分かれ わかれ ます。 残る のこる 5 字 じ 、カーフ・ラーム・ミーム・ハーゥ・ワーウは、それぞれ 独立 どくりつ した 形 かたち です。この 5 字 じ は 日常 にちじょう の 語 ご にいちばんよく 出る でる 字 じ でもあります。 定冠詞 ていかんし のアリフ+ラーム、 前置詞 ぜんちし 、 代 だい 名詞 めいし の 語尾 ごび —— 文法 ぶんぽう の 骨組み ほねぐみ を 作る つくる 要素 ようそ の 多く おおく がこの 5 字 じ でできています。 この 課 か でいちばん 時間 じかん をかけるのは、 アインとハーゥ です。 字 じ 編 へん 1 課 か で 触れ ふれ たとおり、この 2 字 じ は 語中形 ごちゅうけい が 独立形 どくりつけい と 別 べつ の 字 じ に 見える みえる ほど 変わり かわり ます。アインの 独立形 どくりつけい は 下 した へ 尾 お を 垂らし たらし た 耳 みみ の 形 かたち ですが、 語中形 ごちゅうけい は 上下 じょうげ を 小さな ちいさな 三角 さんかく で 挟ん はさん だような 形 かたち になります。ハーゥは 独立形 どくりつけい が 丸 まる 、 語中形 ごちゅうけい は 八 はち の 字 じ のような 二 ふた つの 輪 わ です。 変わり かわり かたが 大きい おおきい 理由 りゆう は、この 2 字 じ が どの 高 たか さから 線 せん を 受け うけ てどの 高 たか さへ 渡す わたす か で 形 かたち を 作り替える つくりかえる からです。 前後 ぜんご と 繋がる つながる ときは、 行 ぎょう の 下端 したば を 走る はしる 線 せん に 合わせ あわせ て 骨 ほね を 潰し つぶし ます。 慣れる なれる と、むしろ 語 ご の 中 なか で 見つけ みつけ やすい 字 じ になります。 この 課 か の 字 じ 名前 なまえ 形 かたち 日本語 にほんご で 近い ちかい 音 おと عَيْن ع عـ ـعـ ـع 喉 のど を 強く つよく 締め しめ たまま 出す だす 、 母音 ぼいん の 付け根 つけね の 音 おと ( 日本語 にほんご に 無い ない ) غَيْن غ غـ ـغـ ـغ うがいの 音 おと を 濁ら にごら せた、のどびこの 震える ふるえる 音 おと ( 日本語 にほんご に 無い ない ) فَاء ف فـ ـفـ ـف 下唇 したくちびる を 上 うえ の 歯 は にあてて 出す だす ファ 行 ぎょう の 音 おと قَاف ق قـ ـقـ ـق のどびこで 出す だす 、こもった k( 日本語 にほんご に 無い ない ) كَاف ك كـ ـكـ ـك カ行 かぎょう の 子音 しいん لَام ل لـ ـلـ ـل 舌先 したさき を 上 うえ の 歯ぐき はぐき につけて 出す だす ラ行 らぎょう の 音 おと مِيم م مـ ـمـ ـم マ行 まぎょう の 子音 しいん هَاء ه هـ ـهـ ـه ハ行 はぎょう の 子音 しいん وَاو و و ـو ـو ワ行 わぎょう の 子音 しいん 。 長い ながい 「ウー」の 字 じ も 兼ねる かねる 。 次 つぎ の 字 じ と 繋がら つながら ない 「 形 かたち 」の 欄 らん は 右 みぎ から 順 じゅん に、 独立形 どくりつけい ・ 語頭形 ごとうけい ・ 語中形 ごちゅうけい ・ 語末形 ごまつけい です。 カーフが 二 ふた つあるように 見え みえ ますが、 音 おと は 違い ちがい ます。 字 じ 編 へん 5 課 か で 対 たい にしたターゥ・ザーゥと 同じく おなじく 、こちらも 喉 のど の 奥 おく で 出す だす 音 おと とふつうの 音 おと の 対 たい です。カーフはのどびこで 出す だす こもった k、もうひとつのカーフは 日本語 にほんご の カ行 かぎょう と 同じ おなじ 位置 いち です。この 対 たい は 日本語話者 にほんごわしゃ にとって 聞き分け ききわけ の 難所 なんしょ で、 音 おん 編 へん の 1.4 課 か で 扱い あつかい ます。 ワーウも、ヤーゥと 同じ おなじ ように 二 ふた つの 役目 やくめ を 持ち もち ます。 子音 しいん の ワ行 わぎょう と、 長い ながい 「ウー」の 母音 ぼいん です。 加え くわえ て、ワーウ 1 字 じ だけで「そして」という 接続 せつぞく 詞 し にもなります。アラビア 語 ご の 文章 ぶんしょう はこの 1 字 じ で 次々 つぎつぎ に 文 ぶん をつないでいくので、 読み物 よみもの の 編 へん で 何 なん 度 ど も 出会う であう ことになります。 書き かき 方 かた アインとガインは、 上 うえ の 耳 みみ の 形 かたち を 書い かい てから 下 した の 尾 お へ 抜け ぬけ ます。 語頭形 ごとうけい では 耳 みみ だけ、 語中形 ごちゅうけい では 上下 じょうげ を 挟ん はさん だ 小さな ちいさな 形 かたち になり、 語末形 ごまつけい で 尾 お が 戻り もどり ます。 この 4 つの 形 かたち は、 書い かい て 覚える おぼえる ほうが 早い はやい 字 じ です。 ファーゥとカーフは、まず 輪 わ を 書き かき 、そこから 尾 お を 伸ばし のばし ます。ファーゥの 尾 お は 右 みぎ から 左 ひだり へ 浅く あさく 、カーフの 尾 お は行 はぎょう の 下 した へ 深く ふかく 落ち おち ます。 尾 お の 深 ふか さが 見分け みわけ の 手がかり てがかり で、 点の数 てんのかず だけに 頼ら たよら ずに 済み すみ ます。 ラームは 上 うえ から 下 した へ 長い ながい 縦棒 たてぼう を 下ろし おろし 、 左 ひだり へ 皿 さら を 返し かえし ます。ミームは 小さな ちいさな 丸 まる を 書い かい て 下 した へ 尾 お を 垂らし たらし ます。ハーゥは 語中形 ごちゅうけい が 八 はち の 字 じ で、ここだけ 2 画 が になります。ワーウは 小さな ちいさな 丸 まる から 左下 ひだりした へ 尾 お を 伸ばす のばす 1 画 が です。 名前 なまえ 骨 ほね の 形 かたち と 点 てん 書き順 かきじゅん عَيْن 耳 みみ 。 点 てん はなし 上 うえ の 耳 みみ の 形 かたち を 書き かき 、 下 した の 尾 お へ 抜ける ぬける غَيْن 耳 みみ 。 点 てん は 上 うえ に 1 つ アインと 同じ おなじ 骨 ほね 。 上 うえ に 点 てん を 1 つ فَاء 輪 わ に 尾 お 。 点 てん は 上 うえ に 1 つ 輪 わ を 書き かき 、 右 みぎ から 左 ひだり へ 尾 お を 伸ばし のばし 、 上 うえ に 点 てん を 1 つ قَاف 輪 わ に 尾 お 。 点 てん は 上 うえ に 2 つ ファーゥと 同じ おなじ 輪 わ 。 尾 お は 深く ふかく 、 上 うえ に 点 てん を 2 つ كَاف 折れ線 おれせん 。 点 てん はなし 縦棒 たてぼう から 右下 みぎした へ 折り おり 、 中 なか に 小さな ちいさな 印 しるし を 書く かく لَام 縦棒 たてぼう に 皿 さら 。 点 てん はなし 上 うえ から 下 した へ 縦 たて に 下ろし おろし 、 左 ひだり へ 皿 さら を 返す かえす مِيم 丸 まる に 尾 お 。 点 てん はなし 小さな ちいさな 丸 まる を 書き かき 、 下 した へ 尾 お を 垂らす たらす هَاء 輪 わ 。 点 てん はなし 語中形 ごちゅうけい は 八 はち の 字 じ 。 独立形 どくりつけい は 丸 まる وَاو 丸 まる に 尾 お 。 点 てん はなし 小さな ちいさな 丸 まる を 書き かき 、 左下 ひだりした へ 尾 お を 伸ばす のばす ラームのあとにアリフが 来る くる と、2 字 じ がひとつの 形 かたち に 合わさり あわさり ます。 لا という 形 かたち で、V 字 じ のように 見え みえ ます。これは 2 字 じ ぶん です。この 形 かたち は 否定 ひてい の 語 ご や 定冠詞 ていかんし のあとに 頻繁 ひんぱん に 現れる あらわれる ので、ひとつの 字 じ として 覚え おぼえ てしまう 学習 がくしゅう 者 しゃ が 多い おおい のですが、 読む よむ ときは 必ず かならず ラームとアリフに 分け わけ て 数え かぞえ てください。 語 ご で 読む よむ 28 字 じ が 揃っ そろっ たので、ここからはどんな 語 ご でも 書け かけ ます。 日常 にちじょう でいちばんよく 使う つかう 語 ご を 集め あつめ ました。 語 ご 意味 いみ 注 ちゅう كِتَاب ar キターブ 本 ほん هل من الممكن أن تنصحني بكتاب؟ [1] お 勧め すすめ の 本 ほん を 教え おしえ てくださいませんか? قَرَأُوا كِتَابَهَا. [2] 彼 かれ らは 彼女 かのじょ の 本 ほん を 読ん よん だ。 مَكْتَب ar マクタブ 机 つくえ 、 事務 じむ 所 しょ من قابلتَ في مكتبي بالأمس بلجيكي. [3] あなたが 昨日 きのう 私 わたくし の 事務 じむ 所 しょ で 会っ あっ た 人 ひと はベルギーの 人 ひと です。 وضعتُ المستندات التي طلبتها على مكتبك. [4] ご 依頼 いらい の 書類 しょるい は、 机 つくえ の 上 うえ に 置い おい ておきました。 قَلْب ar カルブ 心臓 しんぞう 、 心 こころ لقد حفظ القصيدة عن ظهر قلب. [5] 彼 かれ は 詩 し を 暗記 あんき した。 شعرت بأن قلبي يخفق بسرعة. [6] 心臓 しんぞう が 速く はやく 鼓動 こどう しているのを 感じ かんじ た。 عَيْن ar アイン 目 め 、 泉 いずみ عَمَل ar アマル 仕事 しごと 、 行い おこない إنتهت من عملها قبل الساعة الخامسة. [7] 彼女 かのじょ は5 時 じ 前 まえ に 自分 じぶん の 仕事 しごと を 終え おえ た。 هل يذهب إلى عمله بالحافلة؟ [8] 彼 かれ はバスで 通勤 つうきん していますか。 فُنْدُق ar フンドゥク ホテル في أي ساعة خرجت من الفندق؟ [9] 何 なん 時 じ に 彼女 かのじょ はホテルを 出 で ましたか。 بُني هذا الفندق العام الماضي. [10] このホテルは 去年 きょねん 建て たて られた。 هُنَاك ar フナーカ そこに كان هناك حديقة عند كل منزل. [11] どの 家 いえ にも 庭 にわ がありました。 كيف أصل إلى هناك من المطار؟ [12] そちらへは 空港 くうこう からどのように 行け いけ ば 良い よい のですか。 وَلَد ar ワラド 男の子 おとこのこ لا بد أن الولد كسر النافذة. [13] その 子 こ が 窓 まど を 割っ わっ たに 違い ちがい ない。 كل ولد عنده دراجة. [14] どの 少年 しょうねん も 自転 じてん 車 しゃ を 持っ もっ ている。 مِفْتَاح ar ミフターフ 鍵 かぎ أخرج مفتاحًا من جيب معطفه. [15] 彼 かれ は 上着 うわぎ のポケットからカギを 取り出し とりだし た。 هل هذا هو المفتاح الذي يبحث عنه عمك؟ [16] これはあなたのおじさんが 探し さがし ている 鍵 かぎ ですか。 مَغْرِب ar マグリブ 日没 にちぼつ 、 西方 せいほう キターブとマクタブは、 同じ おなじ 3 つの 子音 しいん でできています。カーフ・ターゥ・バーゥ。 意味 いみ は「 本 ほん 」と「 机 つくえ ・ 事務 じむ 所 しょ 」で、どちらも 書く かく ことに 関わり かかわり ます。これがアラビア 語 ご の 語根 ごこん で、 語根 ごこん 編 へん の 中心 ちゅうしん になる 仕組み しくみ です。ここでは「 同じ おなじ 3 字 じ が 別