The Spirit of Bushido — Epoche C2
武士道の精神 Speakers: 論者A · 論者B 論者A 武士道って、現代から見ると、美化されすぎている気もする。 論者B たしかに。理想化された側面は、否めないね。 論者A 忠義や名誉のために、命を軽んじる、危うさもある。 論者B そう。滅びの美学が無謀に転じることも、あった。 論者A ただ、その核には、自己を律する、厳しさもある。 論者B 恥を知る、という感覚だね。内なる、基準を持つ。 論者A 他人の目より、自分の良心に恥じない生き方、か。 論者B 新渡戸稲造は、それを、西洋に紹介しようとした。 論者A 道徳の空白を武士道が埋めていた、という見方だね。 論者B ただ、それを、無批判に賛美するのは、危険だ。 論者A 光と影を見極めて、汲むべきものを汲む、と。 論者B まさに。伝統は、骨董品ではなく、吟味の対象なんだ。